| メイン |

2015年10月06日

ごっこ遊びの効用♪

家のすぐ近くに、赤ちゃん用のブランコと小さな滑り台と砂場があるくらいの、こぢんまりとした公園があります。野球やサッカーだけでなく、ボール遊び全般が禁止なので、大人からすると窮屈でつまらないだろうと感じてしまいますが、小3の長女は、毎日毎日暗くなるまでその公園で遊んでいます。

かくれんぼ、縄とび、鬼ごっこ、ままごと、地面にお絵かき、缶蹴り、草木を使った実験などなど、公園にあるものを使って、また友達の好みに応じて、工夫して遊んでいるようですが、特に幼児の頃からずっと大好きで、妹にも受け継がれている遊びが『ごっこ遊び』です。

ごっこ遊びによって育まれる力について書かれた記事をみつけたので紹介します。

 にほんブログ村 子育てブログへ

ごっこ遊びのすすめより引用します。

子供の成長にとって重要な遊びというと、公園で走ったり、すべり台やブランコを使って遊ぶことを連想しがちですが、体を動かすのと同様に子供にとって大切なのが「ごっこ遊び」です。人形遊びのステージを越えた子供は、一人遊びからステップアップして友達と一緒にごっこ遊びをするようになります。

子供は誰かになりきることで想像力が豊かになったり、他人の気持ちを理解するようになります。また、ごっこ遊びは集団で遊ぶことも多く、子供の社会性を育むことにもつながります。しかし最近ではスマホなどの普及により、ごっこ遊びをしない子供が増えているようです。

★ロールプレイを通じて他人の気持ちを理解

子供がごっこ遊びをし始めるのは一般的に2歳半頃と言われています。この頃の子供は他人とモノを共有することを頭では理解できているものの、縄張り意識が強く、自己中心的なのでまだ実践することは難しい段階です。

ここでいう自己中心的というのは「わがまま」という意味ではなく、「目を閉じる⇒自分から他人が見えない⇒他人からも自分が見えていない」と思ってしまうような、自分から見た世界が全てという物の見方のことを意味します。幼児にとっては、他人とモノを分け合ったり、他人には自分と異なる感情やニーズがあることを理解することはとても困難なことなのです。

しかし、ままごとのようなごっこ遊びをすると、子供はお母さんやお父さんなどの役割を演じ、他人を疑似体験することによって自分とは別の物の見方を理解し、他人を思いやることができるようになります。

また、友人や家族と一緒にごっこ遊びをすると、リアルな人間関係を通じて他人と玩具を分け合ったり、自分の要望を相手に伝えたり、逆に他人の要望を理解して優先させてあげたりするといった高度な社会性を育むことができ、コミュニケーション能力や問題解決能力の向上にもつながると考えられています。

★将来に渡って創造力を豊かにするごっこ遊び

さらに、幼少期にごっこ遊びを行うことで、将来に渡ってクリエイティブな能力を発揮できるようになることがこれまでの研究によって示されています。アメリカの研究者がノーベル賞受賞者や、マッカーサー財団が毎年独創的な研究者に授与している通称「天才賞(Genius Award)」の受賞者を調査したところ、幼児期にごっこ遊びを多くしていたことがわかったそうです。

★ごっこ遊びを促す生活環境とは?

専門家によると、親が子供とよく会話をしたり、本を読み聞かせている環境で育った子供は、ごっこ遊びを早い段階から始め、頻繁に行う傾向が見られるということです。

ごっこ遊びとは誰かを真似ることであり、モデルとなる親などとのコミュニケーションが豊富なほど、多くの情報が子供にインプットされてごっこ遊びにつながります。実際、ままごとをしている子供の「セリフ」には、親や保育園の先生が普段口にしている言葉が多く含まれています。

最近では子供のコミュニケーション能力が低下していると言われますが、スマホなどの普及により親子のコミュニケーションが不足し、ごっこ遊びのような心を豊かにする遊びをする子供が減ってきていることが原因の一つに挙げられるかもしれません。

子供のごっこ遊びが不足していると感じた場合には、子供の想像力を掻き立てるような玩具や小道具を与えてあげると効果的です。空箱でお家を作ったり、プラスチックの食器具でおままごとをしたり、着古した洋服や帽子などでコスチュームを作るなど、身近なものを使っても十分ごっこ遊びを楽しめます。親が環境を整え、興味を持つきっかけを作ってあげれば、子供たちは自然とファンタジーの世界に引き込まれていくでしょう。

ごっこ遊びと言語の発達にも、3つの力が紹介されています。

~中略~

ごっこ遊びと言語は相互に関係しつつ発達していくことがわかります。では、ごっこ遊びができるようになるのにはどのような力が必要なのでしょうか。

1.言語力

「私はママね。◯◯ちゃんは赤ちゃんね。赤ちゃんがお腹がすいて、泣いちゃってるの。ママはミルクをもってくるから、まっててね。」 女の子のごっこ遊びでは定番のおかあさんごっこですが、こうしたごっこ遊びの中で、遊びに登場する人物や場面、場面の流れを理解し言葉で表現する力は、その後の物語を読んで理解する力につながっていきます。また、ごっこ遊びの中で使う語彙を通して、語彙力の広がりにもつながります。

2.社会的コミュニケーション力

「おかあさんごっこ」「お医者さんごっこ」など他者になりきって遊ぶごっこ遊びでは、他者の考え方や気持ちを理解する力が必要になります。また、お友達と一緒にするごっこ遊びをとおして、お友達と一緒に協力する力、順番を守ること、自分とは異なる視点を持つお友達と話し合う力などが培われています。

3.認知力

ごっこ遊びでは、さまざまな認知力を育てることにもつながります。例えば、子どもたちは想像力を働かせて、棒を体温計に見立てたり、怪獣になりきったりします。また、1つのテーマにそってお友達とごっこ遊びする中では、ルールや指示に従う力、遊びに登場する様々な情報を記憶する力、注意集中する力などが必要になります。

子どもたちは、毎日の生活の中での経験や絵本、テレビ、映画などの題材をもとに、ごっこ遊びを展開していきます。前述のように、子どもたちは最初からごっこ遊びが上手なわけではありません。

子どもたちがごっこ遊びを上手に展開していけるよう、まずは、大人が一緒に遊びながら、テーマの決定や役割分担、遊びの展開などを手助けしてあげるとよいでしょう。『ノンタンはっくしょん!』 などのごっこ遊びを題材にした絵本や動画を使うことで、ごっこ遊びのモデルを示してあげるのも良いでしょう。

引用終わり。

長女も最初は友達に「え~ごっこ遊び~?ゲームの方がいい」などと振られていたらしいのですが、やってみるとみんな面白がってどんどんバリエーションが増えて楽しんでいるようです。

ごっこ遊びをしている子どもたちを見ていると、その想像力や、親や先生などまわりの大人の言葉やしぐさを良く観察して真似をしている同化能力に驚かされますが、状況に合わせた多様な表現を使いこなせるようになったり、自分と友達の感覚・常識・育ち方の違いを知って認め合ったりと、いろんな効用を実感します。

潜在思念や同化能力のさびついた大人にもおすすめです♪

投稿者 hoiku : 2015年10月06日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2015/10/4614.html/trackback

コメントしてください

*