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2015年03月17日
「あやとり」って奥が深い①
最近になって、積み木やけん玉、折り紙など、昔からあった遊びがとっても気になり、長女(8歳)が小さい頃から大好きな「あやとり」に注目してみました。
長女は保育所の頃からよく無心に一人あやとりをしていましたが、学校で友達と速さや形を競い合ったり、妹にはとりやすい形を作ってあげたり、私と新しい形ができないかと試行錯誤し合ったり・・・
たった1本の毛糸で、対象に応じて遊び方のバリエーションを広げられるすごい遊びだと改めて感じましたが、調べてみるとさらにさまざまな効用がありそうです。
★あやとり 数学の難問解いた感覚http://www.asahi.com/edu/student/atama/TKY200807080191.html
よりご紹介します。
中高年であれば幼いころ、祖父母や父母から教えてもらい、夢中になったことがあるだろう。富士山、東京タワー、ほうき、ハシゴなどが典型的な伝承作品。相手の手からじょうずに外し、自分の手の中で張ってみせるという対戦形式の「2人あやとり」もある。
「一カ所でも手を抜くと、思い通りの形にならない。一つ一つ手順を考え、記憶しなければならないので、数学の基本に似ている」。幾何学者で国際あやとり協会(ISFA)顧問の野口広さん(82)は言う。
子どもは手品を見る時のように驚き、「自分もやりたい」と言い出して、目と指とに神経を集中させる。「できた!」という喜びは、数学の難問を解いた時の達成感と同じ、だそうだ。
また、脳科学者の多くは「手指の筋肉と脳とが、互いに情報のやりとりをするので、脳の働きを促す効果が期待できる」という。
ISFAによると、世界で見つかったあやとりは3千種以上。太平洋諸島、アフリカ、北南米などで、いろんな民族が太古から、動植物や生活習慣を伝える手段として考えたらしい。文字のない所で主に発達したとあって、昔の記録は少ないが、日本では木版刷りの絵などから江戸時代にはやったことが確認されている。
*****************引用終わり****************
うちのおふろには毛糸がぶら下がっており、浴槽に浸かる間に子どもたちと「○○できた!」「これ△△みたい~」と遊んでいます。
小さな達成感を日々積み重ねて、難問にも粘り強く立ち向かえる大人になってほしいです。
投稿者 hoiku : 2015年03月17日 TweetList
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