| メイン |

2014年08月13日

新たな介護の可能性 5.社会に役立ちたい日本のシニア

~高齢者に可能性が開かれた時代~

私の仕事関係の先輩(64歳)が、定年後の会社が面白くないと相談があった。

それは、  

現在の会社は前の会社からの天下りで、居るだけで給料がもらえる。ありがたい話なのだが、一方で全く面白くない。またこれまで、若い頃は将来の自分の為、結婚して妻の為、妻が出産すえれば子供の為、最近は孫の為だったが、今やすべて卒業だ。

まだまだ元気で、技術ノウハウがある自分を活用して、社会に役立ちたい。自分の周りにはそんな人が一杯いる。NPOで給料は半分でも良いので会社を立ち上げたいので助言してくれないか? 

という相談でした。

 すごい時代になった!! 

だって、この人は桂銀淑(韓国の演歌歌手)のカラオケを歌うのが大好きな、いたって普通の「おじさん」なのです。

「社会に役立ちたい」と言い出すと思っても見なかった!!

 にほんブログ村 子育てブログへ

これまで凡人は生きるための個人課題で一杯だった。そして個人課題が終わるころ寿命が来た。

育児が終わると死んでしまう動物に近い。

社会を考えるのは、個人課題から解放されている支配者か偉人だった。

仏教でも厳しい鍛錬によって自我を滅却でき者のみが、社会課題に取り組めた。

 

「社会は、変わろうとしている」と感じました。

つまり現代社会では、定年の年齢になると恋愛、子育てなど個人課題は卒業し、退職後は自由の身に解き放たれます。

                       定年 120  

                               <65歳で定年を迎える> 

  元気老人 趣味

        < まだまだ元気で、趣味だけでは充足できない>

 

そして彼らは元気で、10年以上の残った人生があるので、自然と「社会に役立ちたい」と思い始めるのです。

普通の人が、元気な定年後は「社会に役立ちたい」と思える時代になったのです。

世界一の長寿国の日本は、個人課題から解放されて「社会に役立ちたい」世代が多量に発現してくる。

この人類史上初めて、この現象をむかえる日本は、世界一可能性に恵まれた国に思えてきます。

実際にその萌芽は、いたるところに見られます。

 

■高齢社  (リンク)
※東京ガス退職者が高齢者雇用のために設立した会社。男性を雇用して人材派遣。
・定年を過ぎてもなお気力・体力・知力を有する高齢者の方々に「働く場」と「生きがい」を提供することを事業理念とし、企業や社会に貢献することを使命としている。

■Personal Biz  (リンク)
・Personal Biz事業とは、仕事を求めるシニア世代の求職者の皆様に、今までの経験・スキル・人脈をフルに活用していただき、安心・安全&環境にまつわる商材の紹介・販売活動をする『場・機会』をご提供いたします。

・アイトス株式会社R&D推進室室長松重奉昇69歳

・非常用発電機/一般予備電源【ガス電くん】業務用空気清浄機【Bio Micron】災害対策用・浄水システム、免震装置などの商材販売。

■銀座セカンドライフ (リンク)
事業:レンタルオフィス、企業化交流会、セカンドライフ企業支援
起業事例
①JP企画販売サービス(東京都中央区)は、市場になかなか出回らない、良質な食品を販売する「まいど屋」を運営している。
②社会に役立ち、将来性のある農業ビジネスを探すため、海を渡った企業がバイオ・アグリ(東京都新宿区)だ。同社は現在、カンボジアでバイオ燃料になるキャッサバ芋を委託栽培する
・社長 片桐実央:1980年生、千葉県生まれ。花王株式会社法務・コンプライアンス部門法務部に入社し、その後、大和証券SMBC株式会社引受審査部に入社し、その後、銀座セカンドライフ株式会社を設立。

■シニア起業家の公的融資  (リンク)
公的な融資制度もある。日本政策金融公庫の「シニア起業家資金リンク」は、55歳以上を対象に最高7200万円を融資。
シニア起業に特徴的なのは、「ローン返済や教育費の支出もほぼ終えているので、利益拡大にこだわらず、社会貢献を重視する傾向がある」(公庫)という点だ。

【まとめ】

◆個人課題=私権(お金)獲得は卒業して定年をむかえる

◆70歳程度まで元気で働ける長寿時代

◆社会に役立つと言う生きがい(≒充足)が欲しい

と言う条件がそろい、 

個人課題から解放され「社会に役立ちたい」世代が多量に発現

私権獲得の個人課題から解放され、長寿高齢化の日本は、人類史上初めての現象と言えるでしょう。

 

■現在の社会システムは、定年を65歳に引き伸ばした。が、その先が全くも無策。

⇒定年後に、「社会に役立つ仕事に就けるシステム」が、求められている。

このような観点で、新たな高齢者事業の可能性?保育と高齢者の接点?などのテーマを追求していきます。次もお楽しみに!

 

投稿者 猪飼野 : 2014年08月13日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2014/08/3571.html/trackback

コメントしてください

*