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2014年07月30日

新たな保育の可能性1~プロローグ

当ブログは、「介護」というテーマを始めましたが、もう一つ、「新たな保育の可能性」というテーマも初めていきます。

介護に限らず保育も、お上に頼らず自分たちで実践できることがあるはずです。それが、これからの家庭のあり方や、子育てを本来どうすべきかを考える切り口になるのではないかと考えています。
ただ、「保育」という言葉は子育てとしては特殊な状況を指します。自身のこどもを育てる言葉「育児」に対し、「保育」は他人が子供を育てる意味の言葉です。誰が育てるかにかかわらず、子育てとしての可能性を追求したいと考えます。保育と育児を分けて考えること自体に問題があるようにも思えます。

目標は、新しい保育・育児事業の提案です。

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介護と保育・育児は、元々村落共同体と家庭の中で行われてきたものですが、明治以降、市場社会が発達する中で、家庭と村落共同体は切り離され、共同体では機能しなくなりました。
それを補完するために国家が制度を作ったのが保育や介護でした。
特に介護については、核家族化が進む中で、全国的に家庭では対応できなくなり、昭和年代から施設が作られていきます。
保育については、都市部においても、ほぼ家庭にその役目=育児を依存しており、昭和年代は、お母さんが家に居るのが一般的でした。少数の働くお母さんのために保育の制度があっただけなのです。

ところが近年、お母さんが働く方が当たり前になってきました。
その状況で、「待機児童」という言葉が生まれてきた訳です。
東京都知事が「4年後待機児童0」を公約に上げるほど、日本中で保育施設の不足が問題になっています。
これからの日本は当分の間、労働人口が減っていきます。だからこそ、お母さんに働いてもらう必要性もありますし、なにより安心して育児の出来る環境がなければ若者の人口は増えていきません。

しかし、そこでの議論・政策は、あくまで「どうやって施設を増やすか、保育の担い手を確保するか」にとどまっています。
家庭のあり方、家庭と地域の関係、育児が本来どうあるべきか?などの議論はありません。お母さんを助けることも重要ですし、何より、元気で賢く感情豊かな子供たちが育って欲しい。そんな気持ちをカタチに出来ないか、追求していこうと考えます。

お母さん&赤ちゃんたちmini

以下、現在想定していますシリーズ構成を示します。

■■1保育の現状
まず、保育の現状を俯瞰するために、その歴史と制度を調べていきます
●歴史
●法制度
●現状

■■2新しい保育・育児の形態、事例
国の制度に囚われない新しい動きがいくつも出てきています
それらを調べる中で、それぞれが持つ強みと課題を浮き上がらせます
●お母さん参加型
●高齢者活用型
●地域共同体型
●企業内設置型
●新保育事業
●その他、学童保育など

■■3新しい保育・育児事業を考える
その上で、保育・育児事業の可能性を提案していきます。

かなり、長いシリーズになると思われますが、お付き合いをよろしくお願いします。

 

投稿者 hoiku : 2014年07月30日 List   

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