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2014年06月16日

【コラム☆感謝の杜】~程々の不衛生が病気を遠ざける~

 最近、家では合成洗剤や洗浄剤をなるべく減らして、石けんと重曹に切り替えています。木の台所道具にはカビっぽいのが生えたりしますが、ばい菌が居るのと、殺菌性の化学物質が残留するのでは、前者を選んだほうが良いように思えるからです。
 お医者さんのコラムで、体内に寄生虫が居るほうが健康体で居れる、というのがありました。
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  不衛生なものを徹底排除し、潔癖社会を突き進む日本はアレルギー患者が急増中。一方、決して衛生的と言えない発展途上国の人々は、逞しく、生き生きと生活している。

~中略~

  異物排除、規制強化の方にばかり行く。少々の雑菌では死なないようにしようという発想のない日本は、社会全体の免疫力も落ちている。規制や情報に過剰反応する日本人はノビノビしていない、規制に無縁な途上国の人達はノビノビ元気で、自殺する人も食中毒で死ぬ人もいない。汚さも、太るのも程々に心がけていれば、病気にならない。

  除菌、抗菌グッズが日本中に蔓延しだしたのが90年代、だがそんな潔癖社会を哄笑こうしょうするするかのように、90年代は病原性大腸菌O157やサルモネラ菌による食中毒が多発し、そのた度に死者が出ている。O157は弱い菌で、雑菌だらけの汚い台所では生きられない。だから台所は適度に汚い方がいいのです。腸内に別の大腸菌が棲んでいれば、O157は定着できず排除される。これまた適度に不潔な生活をして腸に大腸菌を育てておいた方が、食中毒には効果的という。バイ菌や寄生虫が体内に宿っていた頃の日本人は、心身共に強かった。汚物や異物を排除しない、ウンコの流れる川で遊ぶのびやかな途上国の子供達は、ことごとく回虫に感染しているが、

  アレルギーや喘息がない。腸管感染症もほとんどない。日本人も回虫をお腹に持ってる頃はアレルギーなんて無かった。寄生虫のフンの中にはアレルギーを抑える物質があることを発見し、海外では高い評価を受けたが日本では評価は0だった。アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性鼻炎が日本に登場したのは70年前後。

  まさに日本から寄生虫がいなくなった時期と同じ(下図)。

アレルギーと寄生虫

  日本人が清潔な暮らしにこだわり始めた時期と重なる。つまり、アレルギーはバイ菌を殺し過ぎたことと関係する。

  人の体内には、寄生虫や雑菌が入った時に活躍する免疫担当細胞が存在するが、身辺の細菌や寄生虫をことごとく排除するうち、これら免疫細胞は役割を失い、新たな目標物を探し始める。それが花粉であり、ダニの死骸だ。
  本来は目標物でない筈のこうした物質に対し、免疫細胞はせっせと抗体、つまり、異物を攻撃する“武器”を作る。
  この抗体が結果的にアレルギーを引き起こす。しかし、寄生虫がいるとアレルギーにならずに済む。その仕組みは?

  例えば、サナダ虫がお腹に入ってくると、免疫細胞は異物を排除しようと抗体を作る。しかし、サナダ虫は腸に棲み続けようとして、排泄物の中に大量の糖たんぱくを放出する。この物質が放出されると、攻撃力のない特殊な抗体が大量に生み出される。この不思議な抗体はサナダ虫を排除しようとする抗体を無力化するとともに、その他のアレルギー反応も抑える力を持っているのである。この糖たんぱくが増えると癌細胞を殺す免疫細胞の働きを鈍らし、癌が増殖する。ところが寄生虫はうまい具合に、癌細胞を殺す免疫系のバランスをとる物質もまた、放出している。

  生命の進化の過程で人は寄生虫をお腹の中に宿し、寄生虫は人のアレルギーを抑えるという見事な共生関係を築いてきた。
  細菌も寄生虫も悪者ばかりじゃなく、宿主である人間を守ってくれるものもあるのです。こうした共生関係を壊し、文明の名のもとに潔癖社会を求め続ければ、

  人間はやがてしっぺ返しをくらう。我々の体を構成する細胞は1万年前と変わってない。どこか1万年前と同じ部分を残しておかないといけない。潔癖すぎる生活は人間の細胞にとって異常な環境。バイ菌とも程々仲良くすれば、現代人は元気になる。

さすがに、サナダムシを体内で飼いたくありませんが、雑菌を全て殺すような環境は体に良くないのはイメージできます。ずっと雑菌と共生してきた体を潔癖にしても、バランスが取れないでしょう。そもそも、腸内細菌を始め、人は体内には有用な細菌を何億何兆と生かしているのですから。

投稿者 hoiku : 2014年06月16日 List   

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