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2012年07月19日
『生きる力を育てる教育』~日本語の力(総集編)日本語ってやっぱり素晴らしい!~
みなさんこんにちは 😀
関西でも梅雨も明けて、いよいよ夏本番ですね
これまで「日本語の力」シリーズを計8回に渡って掲載してきました。何れも日本語の素晴らしさを再認識する内容で、子供達に是非伝えていきたい内容だったと、自画自賛です
今回は、そんなシリーズの「まとめ」として、各記事の短文紹介をお届けします。タイトルにリンクを張ってますので、気になる内容を是非読み直して下さいね。
いつも応援ありがとうございます!
日本人は、通りがかりの婦人を「おばさん」、お客さんを「お兄さん」と呼ぶように、見ず知らずの人でもあたかも身内であるかのように呼びかけます。私達にとってはごくごく普通なことですが、世界的に見るとこのような表現は日本人特有のもので、「日本語は特殊な言語」とまで言われているようです。
「本当に日本語は特殊な言語のか?」
人類史的視点からその謎を探り、改めて日本語の素晴らしさを再認識できる記事です。
食事の前の挨拶といえば「いただきます」。日本では当たり前ですが、
世界では、食事の前にお祈りする国はあっても、「いただきます」を言う国はないそうです。普段何気なく使っている「いただきます」というたった一言にも、他の言語にはない様々な想いが込められています。
その想いとは…?
日本人の想いをあらためて認識すると、心を込めた挨拶がしたくなります♪
日本語の力(3)「行ってきます」と「お帰りなさい」に日本語の特徴を見る
日本人は本当に相手思い。相手と一緒に居る、今のこの「時」、今のこの「場」を非常に大切にします。そんな日本人独特の心から生まれた「行ってきます」や「お帰りなさい」という言葉は英語に上手く直訳できません。
・行ってきます → I’m going now and I’ll be back soon. (and以下は蛇足です…)
・お帰りなさい → Please come back. (帰ってきた人に対して、「帰ってきてー」って…)
言葉に込められた日本人としての潜在思念を、改めて子供たちにも伝えたいと思う記事です。
日本語の力(4)「さようなら」から、事実を肯定視し受け入れる日本人の意識構造が見える
世界の別れの言葉は、大きく3つに大別できます。しかし、日本の「さようなら」は、この3つの区分では分類不能な別れの言葉だと言われています。
「さようなら」の語源は、古くは平安時代の「さらば」にたどり着きます。
本来「さらば」というのは、「先行する事柄を受けて、後続の事柄が起こることを示す」言葉、「然らば」で、「それならば。それでは。しからば。」の意味だとされる接続詞です。
【左様ならば(さようなら)⇒どうする?】
つまり「さようなら」という別れの言葉には、自然界に起こる現象・事実を全て【左様ならば】と、肯定視して受け入れ、そこから【どうする?】と可能性探索の思考に向かう日本人の意識構造が表れた別れの言葉なのだということが、「さようなら」の語源を探っていく中で見えてきます。
子どもの頃に暗誦した言葉で意味の分からなかった所も、人生の経験を積み重ねていくうちに、ふと分かる瞬間が訪れます。嬉しい事や悲しいことがあった時に、子どもの頃に暗誦した言葉がふと思い浮かんで、その言葉の持つ深い意味に気づくのです。
国語の名文は、世代を経て引き継がれることにより、世代を貫いた【民族の心の地下水脈】を形成していくのです。日本のすばらしき暗誦文化に触れてみてください。
日本語の力(5)大和言葉を壊さずに漢字の便利さを取り込んだ漢字かな混じり文
皆さんがよくご存知の万葉集「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干したり天の香具山」
日本人が文字を持ち始めた頃は「春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香来山」と書き現していました。大和言葉の意味をそのままに「漢字」を取り入れ、独自に「カタカナ」「ひらがな」へと発展させた日本語は、1300年前の日本人のこころに同化することが可能なのです。
日本語の力(6)高度な思考を母国語で出来るのも日本語だからこそ
日本では、大学などの高等教育は日本語(母国語)で行われていますが、実は、これは世界的にも珍しいことです。例えばお隣の韓国では、高等教育は英語で行われています。また、漢字発祥の地 中国では、「本質」「理念」「倫理」などの高度な概念を表す言葉の一部に、日本から逆輸入した漢字を使っているようです。なんと、驚くことに、「中華人民共和国」も、「中華」以外は日本語だそうです。
なぜ、日本語は高度な概念を表現できる言語なのか? その謎に迫りました。
「漢字は難しいので幼い子供に教えるものではない」そう思っている方も多いのではないでしょうか。しかし実はそうではないんです。
「漢字」は複雑でも幼児にとって覚えやすい文字で、「漢字」には幼児の能力や知能を大きく伸ばす力があるのです。
幼少期の漢字教育について具体的な教育方法からその効果までを紹介し、漢字が持つ力を改めて見つめなすことが出来る記事です。
日本語は「母音言語」と言われ、母音を中心に認識する世界でも稀な言語です。
母音とは人類が発声する最も自然な音で、伸びをするときは「あー」と言い、痛みに耐えるときは「うー」と言い、感動したら「おー」というのは世界でも共通です。
そんな発音体系を言語として残し、虫の音や鳥のさえずりなど自然界の音も言語として聞きとろうとする日本人の音声認識の特徴に迫ります。
子供達も夏休みに入り、いつも以上に親子で話をする機会が増えますよね。僕も日本語の素晴らしさを、じっくり子供達に話してみようと思います 😀
投稿者 noz303 : 2012年07月19日 TweetList
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