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2010年08月04日
つなぐ社会∞紡ぎ合う次代7~新しい社会統合機構を自分たちの手でゼロから構築してゆく活動~
こんにちは、暑い日が続きますね。
さてつなぐ社会∞紡ぎ合う次代シリーズもいよいよ佳境に入ってまいりました。
前回までに若者が既存集団を飛び出し、集団の外に可能性を求めるのは社会の当事者になろうとする動きです。
自らの手で社会のことを考え始め、新たな社会を作り出そうと、言わば「原初の社会」というべき取り組みが少しずつではありますが、広がってきています。
今回は「次代を読む」に合わせて原初の社会と呼ぶべき取り組み、そしてそれらがどのようにして統合されていくのかを見て行きたいと思います。
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それでは「次代を読む」から引用です。
なんでや露店⇒なんでや劇場⇒るいネット そこで、’03年、るいネットの支援者を中心にして、路上の共認形成の場が生み出された。それが、路上に「みんなのなんで?に答えます」という看板を掲げた『なんでや露店』である。既に100数店が活動中で、街のあちこちに、みんなの反応を活力源にし、みんなの共認を羅針盤にしながら、みんなで共認を形成していく場が、生まれている。
路上は既存集団に属さない、いわゆる「第3の空間」そこでは一切のしがらみを捨てて、社会をどうするという課題をみんなで考えることができます。その場が「なんで屋」なのです。
なんで屋
むろん、原初の社会は、見知らぬ人々との間に形成される、非定型で不確かな関係である。従って、そこで共認充足を体感した人たちは、定常的に集える場=『認識サロン』を求め始める。また、もっと多くの人と交信したいし、もっと役に立つ答えが欲しいという圧力も働き始めるだろう。そのような上昇期待に応えて、『みんな共認』を形成してゆく場が、万人に開かれたインターネット上での『認識形成サイト』である。
そしてなんで屋で共認充足を体感した人は、定期的に集える場を求めます。それが「ネットサロン・なんでや劇場」であり、またそこで追求した中身をさらに多くの人に「発信し」みんなの「評価」や「期待」を共認する場が「認識形成サイト」いわゆる「るいネット」なのです。
ネットサロン
その認識交流の面白さ=引力の秘密は、『みんな期待』に応えて集団外に発信(応合)し、その反応(充足)を得ることへの期待にある。そうして、最初、街のあちこちで形成された『なんでや露店』でのつながりが、『認識サロン=なんでや劇場』を媒介に『認識形成サイト』に収束してゆけば、それは巨大な超集団ネットワークに成長してゆく。
そうやって「るいネット」で形成される繋がりが超集団ネットワークとなっていくのです。そこでの繋がり方は、集団のような序列統合とはまったく異なった繋がり方をします。
従来の社会における超集団ネットワークは、下図のような感じです。超集団とは言えども社会全体が序列原理で統合されている以上、超集団ネットワークも序列で統合されます。
従来型ネットワーク
それに対して、認識サイトを通じて形成される超集団ネットワークは、下図のような感じです。その統合は既存のそれよりもフラットです。みんなの「期待」と「評価」そしてそれによって形成される、「共認」によって統合される共認統合ネットワークといえます。
共認統合ネットワーク
新しい社会統合機構を自分たちの手でゼロから構築してゆく活動 それだけではない。『認識形成の場』に参加するということは、これまで一握りの専門家が独占してきた認識の形成を、普通の人々が担うということであり、彼ら学識者(=傍観者)に代わって社会の生命部である共認形成を自分たちで担ってゆくということに他ならない。
従って、社会の心臓部となる『認識形成サイト』への参加は、そのまま旧体制に代わる全く新しい社会統合機構(の中核部)を、自分たちでゼロから構築してゆく活動となる。それは、まぎれもなく「この時代を作ってゆく当事者になる」ということであり、だからこそ「一番面白い」活動になる。
現在、認識形成サイト=るいネットを軸として、少しずつではありますが、集団を超えたネットワークと社会統合機構が、普通の人々の手で創られつつあります。
この文章を読んで、少しでも可能性を感じられた人は、いますぐ「るいネット」に参加してください。
少しでも多くの人に参加していただくことで、この社会統合機構は実現に向かって動き出すのです。
ぜひ皆さんの参加をお待ちしております。
ということで今回で、「次代を読む」は一旦終了です。次回はまとめ編です。ご期待ください!
投稿者 daichi : 2010年08月04日 TweetList
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