| メイン |

2010年01月03日

「いい女って、何?いい男って、何?」~番外編~男と女の違いって?

あけましておめでとうございます。

今日は、恒例の「いい女って、何?いい男って、何?」シリーズをお送りする予定でしたが、新年1発目ということもあり、特別番外編をお送りしたいと思います。
これまで、「いい女」、「いい男」について追求してきましたが、世の中の人の、「男」と「女」に対する意識はどうなのか、気になりませんか?

ということで、Googleのサジェスト機能(検索キーワードを入力すると、関連する他の検索キーワードをリストアップしてくれる機能)を使って「男 女」に関連する検索数をリサーチしてみました。

1位 男 女 心理    34,100,000件

2位 男 女 友情    32,500,000件

3位 男 女 脳 違い  19,300,000件

4位 男 女 違い    18,900,000件

5位 男 女 マーク    9,670,000件

6位 男 女 脳      8,070,000件

ここで注目したいのが、3,4,6位で、男女の違いがランクインしている点です。一昔前までは、男女平等や、男女同権という観念がはびこり、男女の性差は半ばタブー的に扱われている時期もありましたが、今では「男女の違いは当たり前」「男女の違いが知りたい」という意識の人がかなり増えてきているということではないでしょうか?

では、今回は上記の検索結果の中で、第3位にランクインした、男女の脳の違いについてお送りしたいと思います。

 にほんブログ村 子育てブログへ

男と女の脳の違い【脳のお勉強会】http://www.brain-studymeeting.com/dif/man_women/より

■■男と女の脳の物理的な違い

まず、見た目である程度それとわかる男の女の脳の物理的・機能的な違いから見ていきましょう。

■大きさ・重さの違い
基本的に、男の脳の方が大きく、重いです。

生まれたばかりの赤ん坊の時は男女差はほとんど見られませんが、成長するにつれて徐々に差が生まれ、大人になると男は1400~1500グラム程度、女は1200~1250グラム程度になります。

ただし、あくまでも重さと大きさが違うだけなので、これをもって「男の方が女より賢い」というのは間違いです。脳の大きさ・重さと知能の高さの間に因果関係は全くありません。

■周期性の違い
大人の女の人には、生理というものがあります。これに代表されるように、女の脳には周期性があり、さらに精神的にも周期性があるといわれています。これは、女の脳から発生するホルモンの分泌に周期性があるからです。

ちなみに、男性には女性のような周期性は存在していません。

■構造の違い
人間の男女間の脳の構造の違いはいくつかありますが、代表的なのは右脳と左脳をつなぐ脳梁の形と大きさが違うところです。

女性の方が丸みがかっていて、比率が大きいです。明確な違いがあるため、男と女の意識を決定付けているのはこれだと指摘する専門家も少なくありませんが、実際のところは不明です。

■■男と女の脳の思考に関わる違い

物理的な違いは今見てきましたが、では、内部の仕組みから見ると男と女の脳はどう違うのでしょうか。

■空間認識の違い
ある調査によると、男と女にある建物の設計図を見せたところ、男性の場合はある決まった場所が集中的に働いているのに対し、女性の脳が働いている場所はこれといって決まっていなかったそうです。このことから、男性は空間把握がうまくできるが女性は余りうまくできないといわれています。

女の人は理論的に物事を考えることが余り得意ではないのでしょうか。もしかしたら、理系方面に女性が少ないのもそれが理由なのかもしれません。

ただ、女性でも理系が得意な人はいますから、ここは個人差が出る部分でもありますね。

■言語力の違い

よく、「口げんかじゃ女性には勝てない」とか「女性はよくしゃべる」とか「女性は感情的になりやすい」とか言われていますが、こういう現象を脳の働きという観点から見ると、非常に面白いことがわかります。

先ほど、女は右脳と左脳をつなぐ脳梁が男のものよりも大きいという話をしましたが、これにより、会話をする時に女性は脳全体を使って話をしていることがわかっています。逆に、男性はほとんど言語中枢がある左脳だけを使って会話をしています。男性は理論立てて必要事項を話そうとするのに対し、女性は無駄な話も会話の中に入ってきます。ですから、余計な会話が多くなりがちな女性はよくしゃべるといわれるわけですね。

また、女性が感情的になりやすいのは、会話しているときに言語中枢以外のところも使っているので全ての情報が混在し、理論立ててまとまった話ができなくなる傾向があるからだと言われています。

男性の場合は、会話するときに使う部分、理論を組み立てるときに使う部分、感情的になる部分というのが脳の中で区分けされているので会話中などは感情的になりにくいとのこと。従って、異性と口げんかしたときに大体女性に男性が言い負かされてしまうのは、男が必要事項をまとめようとし、感情的になりにくいからだというわけです。

ただし、女性でも常に冷静な方もいますし、男性でも感情丸出しな人もいるわけですから、あくまでも傾向であって万人に通用することではありません。

以上、引用終わり。

実におもしろいですね。でも、男と女が「違う」ということが分かっただけでは十分とはいえません。男と女が違うのにはそもそも意味があります。生物として、外圧への適応度を高めるためにオスとメスに分かれているのです。いい男、いい女について考えるためにも、そもそも男・女って何?というところを追求する必要があります。

生物史的なオスとメスの役割の違いについては、こちらで詳しく紹介されています。是非一度読んでみて下さい。

・「変異」と「安定」を実現する相同染色体 http://www.biological-j.net/blog/2007/09/000288.html
・11月23日なんでや劇場レポート①「多細胞の役割分担が始まった!!」http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/a07b76990febc76664d3ace187c68d0d
・11月23日なんでや劇場レポート②「精子と卵子に分化したのはなんで??」http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/7d40793b12b5b3f5fa068f3500071b96
・11月23日なんでや劇場レポート③「精子・卵子の違いの本質はこれだ!!」
http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/71d3fdccdf55676bfb92131dffb9430f
・11月23日なんでや劇場レポート④ 「オス・メスに躯体分化したのはなんで?」http://blog.goo.ne.jp/nande_ya/e/7a4db9204ce83d3843b9728c2b07aec0

投稿者 mkkzms : 2010年01月03日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2010/01/992.html/trackback

コメント

 『生物として、外圧への適応度を高めるためにオスとメスに分かれている。』というのは、読んで見ると当たり前なのかもしれませんが、そう思えないのは、個人が原点とか、平等主義という(近代思想の)視点で物事を考えるからなんですね・・・。その視点はちょっとした気づきです。

投稿者 吉贈 : 2010年1月5日 22:41

コメントしてください