役に立つ勉強法って?23 苫米地英人 ~ 「創造的無意識」を作動させるには? |
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2009年09月11日
役に立つ勉強法って?24 苫米地英人 ~ 「抽象度」を上げる⇒構造認識の必要
役に立つ勉強法って?23 苫米地英人 ~ 「創造的無意識」を作動させるには?の続きです。
「努力はいらない!「夢」実現脳の作り方」 を元に、引き続きどうしたら「コンフォートゾーン」を高めていけるか?について、「るいネット」での認識と照らしながら、重要と思われるポイントを抽出してみました。
●「抽象度」を上げる。(抽象:物事や存在の本質を、より少ない情報で表わす)
・情報量を少なくし、限定する条件を取り外していくことで、しがらみから自由になっていき、より大きな視点に立って物事を見られるようになる。(抽象度の低い思考で生きる人は、自分のことしか考えられない。自分の思想や感性、価値観だけが正しいと思い込み、それと相容れない相手がいると、対立する。)
・経験したことのない未知の問題に対し、これまでに経験したことや知識と、抽象度の高い思考とを結びつけることで、「答え」・・・具体的な解決策を見つけ出せる。
これは、まさに目先的で色付きの「感応観念」(価値観念)ではなく、物事の成り立ちを表わす「構造認識」の必要ということ。
●「パラレル思考」によって思考スピードを上げ、抽象度の高い思考ができるようになる。
・人間の脳のは、膨大な数の細胞があり、それぞれが同時に様々な処理をしている。人間の脳は、もともと、いろいろな情報を並列処理できるようになっている。ところが、「意識」という小さな窓を通して、世界を見てしまうと、どうしてもその意識のスクリーンに映ったものしか見えなくなってしまう。他のものはスコトーマに隠れてしまう。
・抽象度が低い=コンフォートゾーンが狭い。
・子供に抽象度の高い思考をさせる・・・丸暗記、詰め込みはダメ。抽象思考するくせをつけさせる。そのためには、 「どうして、こうなってるんだろうね?」と問いかけて、子供なりの解釈を説明させる。「なぜ、そうなの?」と、どんどん抽象度を上げて、そのカラクリについて考えてみる。
「構造認識」を身につける入口は、なんで?なんで?と、とことん原因構造を追求する「なんで思考」。
※参考:「るいネット」より
「「何でだろう?」から始まる実現思考」
「価値観念と事実観念」
●「イメージトレーニング」で「場違い」感をなくす。
・心身ともにリラックスし、その場にある情報をどんどん受け入れることができ、創造的無意識も働く。
“不安発”では意識が“自分”の内面に向かい、外圧(みんなの期待)を掴むことはできない。心身のリラックスによって心も体も開き、周りへの肯定視があってこそ、潜在思念の実践思考回路(創造的無意識)が作動する。
※参考:「るいネット」より
「現実を直視できるのも、みんながいてくれるから!」
「期トレ」
●視点を上にもっていく
・「今さえよければそれでいい」と、まったく先のことに目が向かなくなると、目先の利益しか見えなくなってしまう。
例えば、偽装問題などの企業スキャンダル。長い目で企業の先を見ていたならば、ミスを冒して問題が起きたとき、ただちにそれを公表し、謝罪して、善後策に走るべき。なのに、問題を隠蔽しようとして、結果、かえって企業生命を危うくしてしまう・・・まさに、目先の利益しか見えず、抽象度の低い思考しかできなくなったがための愚行。・現在の人類は、飢餓という問題をほぼ克服しているが、富の配分が公平に行われていないため、飢餓や貧困で命を落とす人がいる。一部の人間が自らの利益のために戦争をしたり、環境破壊したりして、土地を荒らして作物を生産できない国にした、あるいは民を窮乏に陥れた。今地球上にある飢餓の問題とは、そういう抽象度の低い政治が引き起こした、政治的飢餓といえる。
・お金が欲しいとか、裕福な暮らしをしたいという欲求は、根元的に突き詰めていくと、食欲、すなわち「餓死することを恐れる」という脳幹的欲求から来ている。異性にモテたいのも、「子孫が残せずに種が滅びることを恐れる」ために生じる性欲から来ている。
・人類は既に飢えを恐れなくてもいいのだから、「よりよく生きる」について、もう一段、高いレベルの欲求をもつべき。
・「奴隷の幸せ」・・・お金が欲しい、裕福になりたい、・・・と、他人や社会の思惑によって、そうした欲求をもつように仕向けられている可能性高い。・・・経済的な支配者によって巧妙に植え付けられた。・・・経済的洗脳。
・「勝ち組」「ヒルズ族」「セレブ」も、所詮、支配者たちの用意した「競争社会」という土俵上の勝負に勝ったというだけ。
・・・真の「勝ち組」である支配者たちは、そんな土俵の上にはいない。彼らは、自分たちは決して負けることも傷つくこともない安全な場所にいて、みんさんの競争を煽っている。(『洗脳支配』参照)
貧困が消滅し、飢えの恐怖から自由になったにも関わらず、政治家、学者、マスコミら統合階級による染脳によって、人々は相変わらず本能次元の私権欠乏に囚われてしまっている。今必要なことは、 「既に時代は私権原理から共認原理へと転換した」という認識。
※参考:「るいネット」より
「先端回路への収束」
「序列原理から共認原理へ、今為すべき事」
※次回以降も引き続き、彼の専門である「洗脳」の観点から、更に追求してみたいと思います。
投稿者 kota : 2009年09月11日 TweetList
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