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2009年08月26日

世界経済危機を乗り越える日本人の可能性-4@日本人の実現基盤

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こちらより拝借しました。

これまで、『世界経済危機を乗り越える日本人の可能性』シリーズを計3回お送りしてきました
世界経済危機を乗り越える日本人の可能性-1@世界経済危機とアメリカの今後
世界経済危機を乗り越える日本人の可能性-2 @その時各国はどうなる?
世界経済危機を乗り越える日本人の可能性―3 @そのとき日本人は大丈夫か?

家庭や教育問題などを扱う当ブログが経済問題を扱うことを奇異に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、家庭を含めたあらゆる集団が存続する前提として、国家の存続という基盤があってのことです。
今回のなんでや劇場での議論は、その基盤が失われるという危機的な問題です。故に、当然このブログでもその状況を押さえておかねばなりません。

ドル、米国債暴落を引金とする世界経済危機を受け、『秩序維持』ができるかどうかが、各国の存亡を占う鍵になるとのことです。そして、その実現基盤が「(脱)覇権国家度」「(脱)貧困度(貧富の格差度)」「本源度」とのこと。

この3つを兼ね備え最も可能性が高いのが日本人ではないか?とのことです。「(脱)覇権国家度」「(脱)貧困度(貧富の格差度)」については自明ゆえ、日本人の「本源度(本源性)」について扱ってみたいと思います。

まず、『本源性』とはなんなのか?を押えます。

その前に、応援よろしくお願いいたします

   

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■本源性とは

全ての生き物は、闘争も生殖も全てを包摂した集団(=本書ではそれを本源集団と呼ぶ)の中で育まれ、進化してきた。人類も同じであって、人類五〇〇万年の歴史の99.9%は本源集団のもとにあり、過酷な闘争=生産の営為も、心を開き合う仲間との親和も、あるいは喜びを与え合う男女の和合も、それら全てが包摂された集団の中で人類に進化してきた。そこでは互いの性充足や親和充足を母胎として、皆で課題を共認し、規範を共認して(正確には、これらの共認に収束することによって)集団を統合し、他方、人類の命綱とも言うべきこれらの共認充足を破壊する性闘争や自我(エゴ)は、固く封印されてきた。

『実現論:第一部序文ニ.起点は、私婚⇒私権の共認と私権闘争』より

■日本人が何故本源度(本源性)が高いのか?
以下の投稿が参考になりますので、ご覧下さい。
全文は長いので、可能性に触れている部分のみ引用します。興味ある方はじっくり読んでみてください。

本源集団を破壊した私権文明が滅亡の危機を迎えた今日、東洋人の心の底に残る本源集団性・本源共認性は、人類再生の基盤を成すものとして極めて重要になる。中でも、島国ゆえに一七〇〇年前まで掠奪闘争に巻き込まれることなく原始文明を発展させてきた日本人の心の底に残る本源的な共認体質は、極めて貴重である。もし、人類に絶滅を免れ得る資質が残されているとしたら、それは東洋人、とりわけ日本人の心の底に残された、類い稀なる縄文人的精神基盤なのではないだろうか。

『実現論:第二部私権時代ロ.私権文明を問い直す(東洋と西洋)』より

逆境の中で500万年に亘って形成されてきた共認機能⇒観念機能と本源性を土台に、自分たちでどれだけ同類圧力を作り出せるかに人類の進化はかかっている。

豊かな国の日本人の可能性は?より

■本源性が失われつつある!?
これで日本人は磐石と思うかもしれません が、実は、日本人の本源性も戦後から大きく崩れかかっているのです :shock:
それは、以前このブログでも紹介したように(リンク)、日本人特有の本源性が実は、アメリカ=GHQが最も恐れた意識で、戦後GHQは徹底した個人主義教育相反する集団を擁立することで対立構造を作り出し、個々人にバラバラに解体してきたという歴史があります。

また、試験制度が生み出す新たな格差社会=身分社会を作り上げることで、自分の利益しか考えないような官僚型人間を輩出してきました。

これらの施策はいずれも成功し、現在『本源性の再生』の大きな足枷 になっていることは紛れもない事実です :cry:

このような状況ではたして『本源性の再生』が実現できるのでしょうか?

■本源性の再生へ
ご安心ください まだ可能性はあるのです。それが、普通の人々の多くが抱くようになった「充足⇒安定、保守」という意識潮流です。この生活密着の意識潮流が実は今後の日本を占う大きな可能性なのです。

この「充足⇒安定、保守」という意識潮流を示す事例をいくつか紹介します。

①充足志向

最深部の充足志向は上昇し続け、それに伴って充足発の実現志向も上昇してゆく。そして、それは子供や若者の仲間収束として顕現する。(例えば、私権より何より「仲間第一or仲間絶対」だからこそ、昔からあった「いじめ」が逃げ場のない深刻な問題として浮上したのである。)

潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向より

②「もったいない」という現存する価値を重視する意識△⇒「必要か否か」意識△

「もったいない」は、物的欠乏から類的欠乏に転換しつつある庶民の言葉だと思います。政策としては、財政破綻・環境破壊・教育崩壊などの課題に分解されていますが、根底には本源的な価値を再生していく意思が伺えます。もはやプロ発の幻想的な言葉は輝きを失い、庶民発の実質的な言葉に魅力を感じます。

「もったいない」は本源的な価値を再生させていく言葉より

③江戸回帰←世界稀に見る長期安定期の良さを見直す意識△

人々の意識は江戸時代へと回帰しているらしい。その感覚は自身を振り返っても理解できる。むしろ、ミスター円や、この記者に会った日本人の多くがその感覚であることに驚く。
みんなそうなのか?

市場主義の行き詰まりに日本人は江戸を想うより 

④農業志向~年末の経済危機を受けて生産基盤としての農業を守る意識の高まり

・あらゆる産業が「儲かるか否か」というモノサシではなく、「必要か否か」という土俵の元で評価されてゆく。

・それは、一面では厳しい生き残り競争となる。

・だが、社会のみんなに本当に必要とされる=期待される仕事が評価されるという意味で、やりがいのある評価競争社会(創造競争社会)、新たな活力源の創出に繋がる可能性が見いだせる。

・なかでも、農業の必要性は大きく注目されつつある。

→農業は医療や教育と同じく人類(集団)にとって不可欠の事業であり、脱市場原理の最先端可能性といえるのでは?リンク
→【メルマガるい318】リンク

2008年、世界金融危機は何を意味するのか?より

⑤民族収束~自分達の国、民族を守るという意識の高まり

「食」の問題は、本能を直撃する危機である為に、本能的な「集団収束」意識を強く生気させ、「民族収束」の意識潮流を生み出す。

「食料主権」を軸とした「民族収束」、世界的共認運動の広がりより

余談ですが、今回の選挙でもこの意識を反映してか、多くの政党が国や生活を「守る」と打ち出している。

このように、大きな意識潮流としても、「充足⇒安定、保守」という流れが出来つつあります。つまり、可能性は確実に高まっているということです。

次回以降は、この意識を受けての具体的な動きや実現可能性等を紹介していきたいと思います :tikara:

投稿者 sashow : 2009年08月26日 List   

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コメント

>本源性が失われつつある!?・・・
これは、非常に危機感を持つものです。確かに、本源性を悉く衰退させる観念教育、市場主義、私権(お金など)獲得競争、試験制度(受験勉強)、恋愛競争などなどがよの中にあふれています。人類の歴史のほんの数%の期間でありおますが、その崩壊のスピードは結構、速い気がして、気になっています。
そんなに簡単に壊れるものか?

みんなが不安で疑心暗鬼になってしまえば、それは、一気に崩壊してしまうものでもあるように思います。

規範の崩壊が叫ばれる中、規範の崩壊とともに、本源性が失われてゆく気がします。

まずは、
【充足⇒安定、保守という意識潮流】
※保守とは、安定という意味で一般の使い方と違いますね。

これを見出していけば、日本人は、可能性はもっとも高い人種であると思います。

充足、安定、保守意識のない秩序意識はかなり危険なように思います。おれが秩序だといわんばかりになりそう。いまや、この秩序意識が触れている時代だと思います。充足安定保守意識下の秩序形成は今一番必要だと思っています。どうでしょうか?

投稿者 2310 : 2009年8月28日 03:57

2310さん、丁寧なご意見、ご感想ありがとうございます。

もう既にアップされているシリーズ5、6で展開されていますが、本源性再生の鍵は、実は女達が握っているのだと思います。

充足⇒安定、保守は女原理そのものということでもお解かりのように、その可能性実現への期待が男達に向けられています。

この意識が高まっていった背景には、紛れもなく社会の問題があります。
つまり、充足⇒安定、保守を実現していくには社会の様々な問題に対して、みんなが充足できる“答え”を出していかなければなりません。男達にはそれが求められているのです。

秩序維持は、“答え”がみんなが可能性を感じて収束できるか否かに掛っていると思います。

投稿者 sashow : 2009年8月29日 00:03

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