役に立つ勉強法って?12 ~人々は「勉強収束」「社会収束」しているのか? |
メイン
2009年07月17日
役に立つ勉強法って?13 今後の予定
これまで役に立つ勉強法について検討してきて、先回中間まとめを行ないましたが、今回は今後の予定について簡単にご紹介しておきます。
⇒徐々に社会収束しつつある中・・・能力を高める⇒脳を最大限活性化させるにはどうする?
ということで・・・
注目の書籍などの分析/「目的意識」との関連も扱って行きたいと思います。その際仮設として以下を提起します。
【仮説】;なんであれ、「目的意識」の有無が吸収力・追求力→理解力に決定的な差を生み出す
池谷裕二(いけがやゆうじ)氏
⇒やる気関連 ◎池谷氏が語る「脳」①②→1つのことに根を詰めては成果が下がる
例えば・・・
やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二)1~内発的に生まれる意欲などない~
やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二)2~ポジティブな刺激を無意識が捉える~
やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二)3~褒めるべきか?褒めざるべきか?~
やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二)4~好き・嫌いに周辺体験が与える影響~サイト名
やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二)5~復習ではアウトプットが重要~
苫米地英人(とまべちひでと)氏 : 『実現脳』論シリーズ
⇒脳を全開にするには高い目的意識が必要。しかし、現在はマスコミが流す下らない幻想に支配されている。⇒ならば本来の目的意識とは何か?⇒【イメージ】×【臨場感】=【現実】
例えば・・・
「実現脳」論1~人は1%も脳を使っていない
「実現脳」論2~人はゴール=目的意識なしには生きていけない
「実現脳」論3~人は仮想現実を受信するだけでは思考停止に陥る
「実現脳」論4~日本人はメディアによって訓練され続けている
「実現脳」論5~収束不全故の仮想現実=妄想収束の時代
「実現脳」論6~苫米地メソッドを超えて:目的意識の再生はみんな期待に応えることから
茂木健一郎(もぎけんいちろう)氏
⇒『脳を活かす仕事術 「わかる」を「できる」に変える』
⇒『脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」』
⇒『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』 など
⇒脳に快感 『アハ体験』
例えば・・・
仕事のスピードを上げるコツ
本は体系的な理解を促進し、ネットは情報を俯瞰し閃きを喚起する
右脳左脳関連では・・・
『奇跡の脳』③~右脳マインドの働きとは?~
『奇跡の脳』④~左脳マインドの働きとは?~
自然音を左脳で聞く日本語の凄さ
細谷巧(ほそやいさお)氏
⇒『地頭力を鍛える』 ・・・仮説思考関連(「学校ってどうなってるの?」で紹介)
例えば・・・
仮説思考力について~本質は「自分」発でなく「相手」発
仮説思考~「はじめ」からではなく「終わり」から考える
その他
・「仕事が“圧倒的に速い人”の思考法とは?」
・久恒啓一(ひさつねけいいち)氏・・・図解による思考法
・松田公太(まつだこうた)氏 タリーズコーヒーインターナショナル会長
→「スピード決断術」・・・目的を明確にして「やるべきこと」
・荘司雅彦(しょうじまさひこ)氏 「最短で結果がでる超勉強法」
→優秀生のノートの取り方(まず聞いて、その後思い出しながら再現する)
→偏差値の高いのは「パターン型」
→数学には「見える力」(図形センス、空間把握・・・)と「詰める力」(論理、要約、精読、意思)がある
・陰山英男(かげやまひでお)氏 “モジュール授業”「学力は一年で伸びる!」
→「読み」「書き」「そろばん」の徹底反復で知能指数、偏差値△
→スピード、体を使う、伸びを実感させる
→論理的思考力を向上させる
・「ユダヤ人の勉強法」
→1.読み書きの教育を徹底して行なう
→2.安息日を週一回持ち、読書・議論・学習を習慣化する
→3.身体全体を使った音読を繰り返して暗記する
→4.身体を前後に揺らしながら脳を活性化して考える
・「一分間勉強法」
・「東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法」
・和田秀樹(わだひでき)氏 ~「数学は暗記だ!」「中学生の正しい勉強法」
注目の(学校や塾などでの)試み
○SAPIX・・・・・・・・・・・・・・・急成長、高い実績 ~クラス内外での競争の奨励、復習主義
○類塾・・・・・・・・・・・・・・・・生活パターン表、徹底反復、音読、本格コース、自然体験教室
○花まる学習会・・・・・・・・・算数脳を育てる野外体験
○サイエンス倶楽部・・・・・理科実験を通じ「なぜ?」「なんで?」→なんで思考?
○リバネス・・・・・・・・・・・・・現役大学院生が学校へ出張実験
○言葉の森・・・・・・・・・・・・ほめて書かせる作文教室/良質な日本語のインプット
○ブサン教育協会・・・・・・・マインドマップ
○デルタスタジオ・・・・・・・・「世界一やさしい問題解決の授業」
乞う!!ご期待です。
投稿者 saito : 2009年07月17日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2009/07/869.html/trackback
コメント
投稿者 35♂
近年、勉強法や脳トレがブームですが、それを通じて、著者ら(塾も)は『どのような人材を育成したいのか?』その目的意識が見えてこないように思います。つまり、“テクニカルな主張”に終始しているように思うのです。だから、どれも似たり寄ったりで、あまり面白くないと思うときも・・・^^; もし、そのあたりの言及があれば、教えてくださいね!
>【仮説】;なんであれ、「目的意識」の有無が吸収力・追求力→理解力に決定的な差を生み出す
なお、誰しも“勉強意欲が続かない”という経験は持っていると思います。極端に言えば、目先の目的意識→三日坊主ではなく、本物の目的意識⇒生涯追究となれる『本物の目的意識』をどのように形成していったらいいかを知りたいと思っているように思います。“なんであれ”よりも、そのあたりの構造にまで踏み込んでもらえると嬉しい(^○^)/