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2008年12月23日

初めての体験~三者懇談会

IMG_1806.jpg
(この写真は、「南中ブログ」http://takanan3.blog68.fc2.com/blog-category-2.htmlから、お借りしました。)

こんにちは。hajimeです。久々の投稿です。

数日前、いろいろわけがあって、中学校の3者懇談に行ってきました。うちは、中一生と中三生がいるので、一粒で2度おいしい状態ですね…。しかし、なかなかおもしろい体験でした(^_^)v。

中一と中三ということで、この時期自ずと懇談テーマは変わってきますが、それを差し引いても、先生によりクラス運営・保護者対応がまったく違うのは、ある意味想像の通りでもあり、また、学校組織の大きな限界を実感した日にもなりました。

じゃあ、何が違うの?

先生は二人とも、50歳前後の女性で、共に国語の先生。ここは、同じですね。

○A先生(中一)
このクラスの学級通信には、「班ノート」のコピーが添付され、生徒の生の言葉や様子が、ダイレクトに各家庭に届くような構成になっていたり、生徒達をうまくプラス意識に向かわせる工夫が、随所に見られる。その延長での三者懇談。

○B先生(中三)
学校共通の進路資料は配られているものの、その他共有情報は、今までのテスト結果と仮内申点、一ヶ月ほど前に出した志望校調査書。そんな状況での三者懇談。この懇談は、私学入試出願校を決定する場であった。

さあ、懇談の結果はどうだったのでしょう???

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だいたい予測はつきますよね。

A先生との懇談は、終始会話がかみ合い、子供に期待すること、親・学校両者でこれから気をつけていくこと等、お互い納得のいく懇談となった!(^^)!。

B先生との懇談は、終始会話がかみ合わない。私自身、その場で志望校を決定する気はない。いろいろ学校の都合はあるのだろうけど、出願は1月末。今決める必要などさらさら無い、というのが保護者の気持ち。今や、塾やその他模試等から、学校の評価よりきめ細かな評価が入手でき、より直前の評価も得られる。学校での、1回や2回の実力テストによる評価だけで、進路を決められてたまるか…。そんな保護者は多いのではないでしょうか。なので、お互い確認しあえたのは、本命は公立、私立は滑り止めなので、無理はしない、だけ。ほとんど無駄に近い懇談(-_-)。

改めて、何が違うのでしょう?

そうですネ。懇談が始まる前に、結果は見えていたのです。

A先生は、日頃から先生と保護者の距離を縮める学級運営をされている。なので、懇談が始まる以前に、ほとんど懇談内容は共認されているようもの。それを対面で確認しあった。

B先生は、志望校調査書と、現時点での内申点+2週間ほど前の実力テストの結果の比較から、「ここの方が、実力相応じゃないですか?学校間調整もあるので、決めてほしい」。いきなり言われても、「ハイ、そうですね」とは言えんでしょう。

最大の違いは、共認意識と序列意識。クラス運営・懇談運営のベースが、どちらになっているかの違い。

学校の先生も早く気付くべきです。もはや、序列規範では誰もついてきません。生徒も保護者も、意識は転換しているのです。きっと、転換できた先生だけが、これからも先生として活躍していけるのだと、改めて感じた三者懇談でしたm(_ _)m。

投稿者 hajime : 2008年12月23日 List   

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コメント

すごく分かりやすい事例でした!
共認原理か序列原理かという風に言ってもらってすっきりしました。

誰もがもう潜在思念では察知して、「この先生はイイ」と評価していっているのが現実です。そこに認識が加わると、評価がますます明確になりますね☆

投稿者 みつこ : 2008年12月23日 17:32

学校って、共認充足の宝庫だと思うんです。子ども達は、それを欲しているし、現に子ども達どうしは、それが一番になっている。

親だってそう。別に、先生と敵対したいわけじゃない。もっと、一緒に子育てしていきたい。そのためにも、学校・先生との間で、共通の課題を共有・共認したい。

大多数の先生は、その流れに乗り遅れている。学校の先生にこそ、この投稿を見ての欲しいなって、思ってます。

投稿者 hajime : 2008年12月25日 22:36

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