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2008年11月02日
学校ってどうなってるの?84~「図解」・・・「なんで思考」・「仮説思考」・「実現思考」
上記図解は、るいネットの「【図解】次代を読む」(岩井さん)の投稿を掲載しました。
小さくて見難いので、上記のリンクをクリックしてるいネットの本文から【リンク】をクリックして詳細を見てくださいね。
これまで仮説思考となんで思考を考察してきました。何か考え答えを出そうとするとき、目先思考に陥りがちです。よって、目先に囚われないように、いろんな現象を図解でまとめるととても分かりやすく、上記のような構造を読取ることができます。上記の「次代を読む」は、下記の思考でかかれたものです。同化能力はもっとも重要ですがその先の、私たちが忘れてきた思考方法を見て行きたいと思います。
1】因果思考(なんで思考)
2】仮説思考(どうなる思考)
3】実現思考(どうする思考)
です。続きをどうぞ・・・・
クリックしてね。
■なんで思考(因果思考)
・これは、普通一般に私たちが発想する思考法です。なにかあった場合、それは、なんでだろう?と過去を遡ったり、その構造を遡ったりして考えてみる思考方法です。物事の因果関係を明確にすると、すっきりするという思考方法です。ある程度、課題の因果関係【原因→結果】が明確になると、その先の収束先どうしたらいいのか?がおぼろげながら見えてきますが、それだけでは、その先の可能性が明確になるわけではありません。物事の構造を把握するためには、必須な思考方法ですが、因果関係だけでは、単なる構造論にしかならないのです。
■どうなる思考(仮説思考)
・因果関係が明確になると、ある程度、原因が特定できます。また、周辺の状況把握が進み、環境や圧力状況、意識状況などが把握できます。その先、私たちが、現在の課題を突破するときに、このおぼろげながらに理解している状況を元に、近未来を予測してみる思考方法が必要です。それが、仮説思考です。
現実には未だ存在しない実現の姿を想定して見ます。それは、架空のものであっては、意味がありませんので、なんで思考で得た状況を元に、論理整合しそうな大胆な仮説を何度も提起して見ます。そうすることによって、なんで思考で得た情報と照らし合わせ、論理整合を検証して、現実の突破口を見つけていきます。
■どうする思考(実現思考)
・因果思考(なんで思考)と仮説思考で捉えた、因果関係と突破口=答えを、実現するために不全⇒収束の関係で考えて見ます。生物は、必ず、不全が生起すると、それを解決しようとして突破口を求めて検証しながら進化していきます。現実を肯定して、現実の中から仮説をたて、突破口をみ出だす。それが実現思考です。実現思考は、因果思考(なんで思考)と仮説思考(どうなる)思考の全体を示すものと考えられます。
上記の思考方法は、私権時代は、全て封印されてきました。なぜなら、もともとの私権時代のパラダイムは、現実否定の倒錯・欺瞞思考だからです。貧困の圧力は絶対で、貧困を克服するためには、まずもって、現実を否定して、自らの醜い争いごとを捨象せざるを得ないからです。また、お金や地位(=私権)を獲得しないと生きてゆけないから、だから、なんでと考えても、せいぜい、お金が儲からないのはなんで?という発想にしかならないのです。私権時代の答えは、「いかに私権を得るか?」の適応方向がきめられてしまっています。だから、結局、なんで思考が働かず、仮説を必要とせず、現実は私権。私権を獲得するためのみの実現思考にしかならず、それ以上の突破口は見出せないのです。
いまや、1970年以降の貧困の消滅(みんな豊かになった)ことから、その私権原理が崩壊しています。お金や地位、肩書きで人は動きません。まとまりません。私権獲得という原理以外に、人々が活力をもって生きる方法を失った時代だからです。これを収束先が見つからない時代=収束不全の時代と呼んでいます。だから、見えない可能性収束先を見つめるために、現在はもっともこのなんで思考、実現思考、仮説思考が大切だということです。
実現思考、仮説思考、なんで思考は、なんのためにするのか?
それは、生存圧力を克服して、豊かになった時代の、新たな圧力不在と統合不在の収束不全の時代に、対象と同化することで、新しい同類圧力を生み出し、不全を解消するために必要な思考方法です。
学校でも企業でも家庭でも社会でも全ての場でこの思考方法を必要としており、今までの価値感を全て見直し新しい可能性を生み出すための思考方法です。
その関係を整理し、突破口(可能性)を見出すためには、有用な図解をここに御紹介します。
図解中に下記の矢印があります。下記の意味で捉えてみてください。
【→(一重矢印)】は、(→は、なんでだろう?)これは、なんで思考でA→Bは、Aという原因で、Bという結果になったという因果関係を示します。
【⇒(二重矢印)】は、(⇒は、じゃぁどうする?)これは、実現(仮説)思考でA⇒Bの意味は、A不全(課題)がB突破口(答え=可能性)に収束するという収束関係を示します。
とりわけ重要なのは、収束関係を示す二重矢印です。人類の可能性を示唆しうるものです。その収束先を発見するためには、事実に基づく大胆な仮説思考が必要なのだと思います。下記の図解を上記視点で見てみて下さい。
図解をクリックすると拡大します。ダウンロードしてみてみてね。
上記図解はるいネットの「【図解】次代を読む」(岩井さん)の投稿です。
投稿者 2310 : 2008年11月02日 TweetList
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