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2008年05月08日

スパルタから看る新しい可能性

こんにちは~

今、学業の成績のいい高校が、運動系の大会でもかなり優秀な成績をおさめているところが多くなってきています。

ある高校では、学業だけでなく、体育の授業の一環で水泳のメドレーリレーであるタイムを超えないと、そのタイムをクリアするまで、同じ授業を繰り返すという教育方法があるそうです。

また、学業だけでなく新入生歓迎マラソン、50kmの強歩大会、遠泳を行う臨海学校などさまざまな運動の行事を取り入れている学校もあるみたいです。

ちなみに、この両高校は、運動系の部活でも優秀な成績をおさめています 😀
例に挙げた高校の生徒たちは、しっかり両立し、ちゃんと成果を出しています。

これらの高校には、なにかしらの圧力(=みんな期待)が存在するから、学業と運動の両立がうまくいるのだと思います。

でも、課題だけみると、結構スパルタ教育だな~って思ってしまった僕ですが、僕自身スパルタ教育と聞くとちょっと抵抗を感じちゃいます。

でも、実際にはこのような状況でも、高校の生徒さんたちはしっかり課題をクリアしています!!

てなわけで今回は、スパルタ教育について注目してみたいと思います!

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スパルタ教育とは、古代ギリシアのポリス・スパルタで行われた教育方法で、そこから派生した現在の厳しい教育方法を指すそうです。

スパルタ教育『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

古代ギリシアのポリス・スパルタでは、子どもは国の財産として珍重されていた。同国の子どもは12歳になると厳しい軍事訓練を課せられ、その過程で体に障害を生じた子ども等を殺害していき、残ったものだけを市民として育てた。

そこではまず、親は自分の子どもを自由に育てる権利を持っていなかった。「子どもは都市国家スパルタのもの」とされ、生まれた子どもはすぐに長老の元に連れて行かれた。そこで「健康でしっかりした子」と判定されれば、育てる事が許される。病身でひ弱な子どもは「生きていても国の為にならない」として、ターユゲトンのもとにあるアポテタイの淵に投げ捨てられた。

また、7歳になった子どもたちは軍隊の駐屯地に集められ、いくつかの組に分けられ、同じ規律の下、生活と学習も一緒に行われた。そこでの規律は「命令服従すること」「試験に耐え、闘ったら必ず勝つこと」などで、頭は丸刈りにされ、下着姿に裸足で訓練を行った。12歳になると、下着はなくなり全裸となり、沐浴も禁止された。また、上官の私的制裁も全裸で行われた。

また、意図的に十分な食事を与えず、大人の食事や畑の作物を盗ませるようにした。これは、盗みによって兵士の能力としての大胆さや狡猾さを身に付けさせるためであったとされる。しかし、盗みに失敗すると全裸のまま鞭打ちにされた。また、祭りではみな裸で踊らされた。

教育は成人するまで続き、町でも駐屯地にいるのと同じ生活を求められ、公人として国に仕えているという自覚を常に求められた。20歳になると部下を持ち、戦争の時は指揮し、家では彼らを召使いにした。
(引用終了)

この時代では、国は子供を財産として考え、将来の軍事力として期待し、圧力が働いており、自分の役割を放棄することは、死を意味することになりますね。子供時代は、放棄どころではなく、体が不自由と判断されると殺されてしまう。(キビシィー 😯 )

着目点を変えてみるとこの時代の集団からは、自分がこの役割につきたいと希望する人は、まずあらわれないですよね。(→こんなこといったら、殺されちゃう!!) 😥

でも、国の期待(=みんな期待)によって自分の役割が何なのかを認識し、その役割に特化し、国(みんな)のために役立っている人たちは存在していますね
:tikara:

こう考えてみると、スパルタ教育にはみんな期待の圧力があることがわかります。

最初に例に挙げた高校における教育法での圧力にも、このような圧力が働いているのではないかとかんがえられます。

たとえば、僕の地元でも、県でトップの成績をおさめている高校が、高校野球の県大会でベスト4に入るなど運動系の成績もよく、また文化祭になると他のクラスよりも、よりよいものをつくろうと学校全体で、生徒たちがめちゃ張り切ってがんばっているくらいです。

この高校でも、生徒それぞれに役割が与えられ、その役割にみんなが期待しているから、ひとりひとりががんばれるし、みんなでいい成果をあげたい・みんなでいいものをつくりたいという思考になっているのだと思います。そしてそのみんな期待が学業のほうにもさらによい影響を与えているのだと思います。

さっき例に挙げたような高校のスパルタに近いような教育方法と昔のスパルタ教育の共通点には、圧力の中身は違えど、みんな期待という点では同じです。

また、この視点からみるとスパルタ教育からも、子育てをみんなの課題にするヒントやきっかけが生まれるのではないかなと思いました。

以上カネキチでした。ではでは

投稿者 kaneking : 2008年05月08日 List   

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コメント

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投稿者 サトシ : 2008年5月9日 17:30

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