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2008年04月10日

【問題提起】子育て不安の原因、実は『暇だから?!』

最近、面白い記事を見つけたので紹介します。

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悩みや不安がつきないのは、エネルギーがあり余っているから!

以下、引用(一部省略)

いつも悩みや不安が頭を離れずにぐるぐる~。
そしていつしかダウン・・・。

こういう人って、活力が衰弱しているんだって思っていたんですが、実は違うんです!

実は「エネルギーがあり余っているんです!

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つまり、余剰エネルギーを消費する為に、不安や悩みや恐怖を次々と自ら作りだしているんです

では、なぜ余剰エネルギーが生まれるのでしょう?

一つは、現代は便利な生活になった為、エネルギーの消費が少ないことがあげられます。
そして、もう一つは、

自己保存の本能から種族保存の本能に上手く移行できていない

ということ。

生殖器が成長して性エネルギーが増大しているのに、自分のためだけでではエネルギーを消費しきれるわけがない
いつまでも自分のことばっかり考えていたらエネルギーは外に向っていかず、
自分の中で渦巻いて、不安や悩みがいつも頭を離れずずぐるぐる~
ってなるわけ!!

なるほどですね~。そして、この余剰エネルギーが使いこなせないが故の不安って、密室家庭にも付き物ではないか?と思ったのです。読者のみなさんは、如何でしょう?

もちろん、核家族という密室空間での子育ては、母親一人という孤独感や、頑張っても評価を得られない、という共認不全が付き纏います。構造的限界を、最初から孕んでしまっている。

しかし一方で、家庭の中での仕事って、そんなに忙しいものでもないですよね?

炊事・洗濯・部屋掃除、毎日のルーティンワークとして、せめてそれくらいの課題が無いと、一日をどうやって過ごそうか?とむしろ不安になる可能性だって有り得ます。日々、活きるための活動として必要な仕事は、やって当り前。で、これに子育てが加わると、途端に容量オーバー。これホント?

日本で「専業主婦」という身分は、1970年頃に始めて登場したのですが、その専業主婦について面白いデーターがあります。

専業主婦の4人に1人がブログを開設
同サイトによると、

9割以上が「チャンスがあれば働きたい」

働くスタイル「週3日・1日5時間」が理想

4人に1人がブログページを開設

『結婚』についての思いを漢字一字で表すと「忍」、『専業主婦業』は「

確かに、生後間もない乳幼児期は、目覚めのペースも短く、目の離せない時間が多いのは事実。なかなかまとまった睡眠も取れない等、大変な時期はあります。でもね、それって一時期的な事に過ぎないんです。どんな仕事にもピークというものはあって、忙しい時は忙しいもんなんです。しかし、忙しくて大変な仕事ほど、その背後には大きな期待もあり、課題を達成した時の喜び・充足感も大きくなる。目先だけを見ていてはすぐに参ってしまうけど、長い目で見れば子育てという課題は、大きな大きな期待に応えている、とても充足に満ち溢れた 課題の一つなんです。

さて、改めて今日の本題に戻ります。

現代の家庭、あるいは女性達の中で、子育てに不安を感じる層は、ある調査(子育てに関する自信と不安)によれば、8割を超える結果となっています。

もちろん、この不安を感じたことのある8割の女性達が、みな暇であるとは限りません。むしろ、先行き不透明 🙄 な現代において、真剣に子育てに向かい合い、考えているからこそ、不安 🙁 が生じるのだと思われます。

しかし一方で、家庭内には全自動家電が行き渡り、サービス隆盛の御時世に家庭内だけが重労働の環境に取り残されている訳でもありません。むしろ、子育てだけで一日が終わってしまう、というのはなんだか課題の無い日々を送る引きこもり :blush: とあまり変わらないのではないか、とも考えられます。先に引用したキーワードにも、『楽』という言葉が出てきたくらいですから。

むしろ、毎日が「自分の子ども」だけに注がれる日々となってしまえば、その閉塞した世界には必ず限界が訪れます。だって、子どもは社会(家庭の外)に出る為に育つのですから。

それよりも、課題の沢山ある家庭の外に出て、仲間の期待に応えて日々充足している姿を見ている方が、きっと子どもだって安心できますよね。実際、パートや仕事に精を出す母親も年々増加傾向にあり、女性の社会進出もだいぶ進んでいます。

そこで、改めて「家庭の外での子育て」に注目しつつ、現代の子育て不安に対する対策、根本原因、そしてどーする?を考えて行きたいと思います。

第一弾「企業内保育ってどうなの?」

第二弾「共同保育は上手く行ってる?」

第三弾「全寮制学校ってどうなの?」

第四弾「子育ての目的が見失われた?」

第五弾「子育て収束不全?!」

さらに、根本原因から答え(可能性)の仮説立案に向けて、取り組んでいきます!

みなさんも、ドシドシコメントお願いします!!

かわいでした。

投稿者 kawait : 2008年04月10日 List   

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コメント

なるほど。
・エネルギーがあり余っているから。
・それを周りの人のために(外に向けて)使っていないから。
確かに、密室家庭にも当てはまる(@0@

でもかえって、それなら突破口も見えてきそう☆って思えますね。
シリーズ楽しみにしています♪

投稿者 しずか : 2008年4月11日 01:21

子育てって、一人じゃできない。
だから、委ねられる場があるかどうか、委ねる気があるかどうか、なのかな。

そういう意味で、個性とか個人とか人権とかって、そういう場や関係の形成を阻害しているなぁって、最近つくづく思います。

>第一弾「企業内保育ってどうなの?」
>第二弾「共同保育は上手く行ってる?」
>第三弾「全寮制学校ってどうなの?」
>第四弾「子育ての目的が見失われた?」
>第五弾「子育て収束不全?!」

根本追求、楽しみにしています♪

投稿者 しのぶ : 2008年4月12日 01:09

引用ありがとうございます!

確かに、家庭の中だけじゃ本来のエネルギーは消費しきれないですよね。

>課題の沢山ある家庭の外に出て、仲間の期待に応えて日々充足している姿を見ている方が、きっと子どもだって安心できますよね。

そういった充足した姿をみて子供は社会に対して可能性を感じてもいくだろうし。

>根本原因から答え(可能性)の仮説立案に向けて、取り組んでいきます!

楽しみにしています♪

投稿者 さんぽ☆ : 2008年4月12日 01:44

しずかさん、しのぶさん、さんぽ☆さん、コメント+期待ありがとうございます!

現在の家庭は『密室』なだけに、その中身が実際にどーなっているか?が実は一番掴み難い状況になっているんです。

でも、その掴み難さ=外圧が働き難い、という論理の元、家庭の外に可能性を見出していくしかないだろう、と想っています。

今後も、女性ならではの視点でビシビシと意見をお願いしますね!

投稿者 かわい : 2008年4月14日 16:30

    失礼します。      
    
  「心・身を強くするメッセージ」
  
ご笑覧ください。        

     http://www4.ocn.ne.jp/~kokoro/
      
 (営利活動ではありません) 

投稿者 あだち : 2009年9月11日 20:41

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