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2008年01月17日
普通の家庭の不安
普通の家族が既に崩壊過程に入っています。一見普通の家庭こそが恐ろしいという現実。あるいは、家庭にまつわる悲惨な事件などなど、それらの限界から見えてくる家庭の問題と、そこからの脱出先を探索していきましょう。
という切り口で、現代の家庭像を探索していく事も必要だと考えています。
・・・・・マスコミの報道するサプライズ家庭像ばかりを意識していると勘違いしてしまいそうなので・・・
「普通の家庭」とはそもそもどんなことを悩んでいるのか?
「躾」「育児」のキーワードで検索してみました。
蛇足ですが、「躾」というキーワードで検索エンジンにかけるとなんと、ペット関連が8割以上ヒットしてしまいます。
「いったい、この国はどうなってるんだろう?」
と萎えてしまったのは私だけでしょうか?
続きの前に応援お願いします
叱って、というか子供に対して切れてしまったあとで
なんて自分はひどい親だろうとひどく自信を失ってしまいます。
子供をやる気にさせるには?さんからです
⇒母子マンツーマンではこのシチュエーション多いでしょうね。
あまりにも 手の付けようがない 暴れ者だった息子を 先生たちは ADHDではないか?・・・と言い出した
今でさえよく聞く病名ですが 当時は まだ あまり知られていず 聞きなれない病名でした
注意力の障害と 多動・衝動性を特徴とする行動の障害で 原因はまだ解明せれていないが 脳の機能に障害がある病気らしい
「親のしつけが悪いわけでも 息子さんの性格の問題でもないのよ・・・
これは 病気なのよ」
・・・と 息子のADHDを発見してくれた先生に励まされ
<中略>
学1年生の小さい頭に 毎週毎週 ヘッドギアみたいなものを着け検査し
育ち盛りの息子に 食欲が落ちるという 精神安定剤を飲ませ
<中略>
数ヵ月後にでた検査結果は ADHDではない という診断だった。
悪童極道奮闘日記さんから
⇒注意が必要ですね。無責任な教育現場、医療現場の対応による弊害でしょうか?
問題は、私が躾けるバランスを掴んでいない事、これに尽きる(ループだが)。どう躾けてやれば良いか、どこまで怒って良いか。まだ2歳と見るか、もう2歳と見るか……他所の子とうちの子を比べても仕方が無いとは思いつつ、他所の子が何かをきちんとやれると知ると、うちの子も……と思ってしまうし。。
⇒この不安を抱いている方多いでしょうね。これはお父さんですが、社会で揉まれているお父さんでも不安になってしまうんですから。
玩具の片付けはもちろん、生活の姿勢、食べ方、箸の持ち方(置き方まで!)はてはTVの嗜好までもガッチリ植え付けられ現在でも活きています(笑)。その影響か息子の仕草がやたらと気になり”そーでない””あーでない”など言ってしまい嫌われがちです(仕方ナイ)
言っていいのか、悪いのか?悩む所なんですが、気になり出したらますます気になって妻からも煙たがられる始末。本音としてはあんまり言いたくないのです。(判ってください)
当時私も嫌で嫌でしょーがなかったんですが、今となっては有難い事でとても感謝しています。もう話す事も出来ませんが稀に逢ってみたくなります。聞こえるわけないですね!墓の中までは・・・(聞こえていたらそれも怖い)。
裕遊(ゆうゆう)ブログ(明治生まれの祖母に育てられた)さんから
⇒これも多い悩みでしょう。幾多の育児書や個性教育等との観念に導かれて「自由に」「好きなように」と育ててきた結果、大変なことになった実例は、とても多い。しかも、大変な事件になる可能性もしかり・・・・・・これが現実であることも直視するひつようがありますね。
最期に子育て相談サイト「子育てなんでもQ&A」からの紹介です。
年配の方にしたら、「そんなことで悩むの?」といった感覚でしょうが、「それだけ真剣に子育てに向き合っている母親達である」こと、かつ、「答えがなかなかない」ことも、現実です。
2歳の子供にマグロの刺身を食べさせても平気ですか?本人は「おいしい」と言って食べていますが・・。
食器も、ベビー用から子供用に変えたほうがよいですか?(2才)
自分の身のまわりのことが一人でできません(4才2ヵ月)
親に教わることを嫌がって、物事が上達しません(4才8ヶ月)
異常なわがままぶりに、つい手が出てしまいます(5才)。
この様な悩みを抱えているのが「普通の家庭」なのだと思います。
最期のQ&Aの様に、年配の方がすぐ傍にいて、相談できたらなんでもない事に悩み始め、ストレスが溜まり、不安のスパイラルに陥っていると言うのが、現代の普通の家庭像なのではないでしょうか?
Q&Aの様にインターネットは、その補完ツールでは有りますが、そもそも核家族という社会的な構造に原因が有りそうです。
今後この「普通の家庭」の意識潮流も探っていきます。
皆様からのコメントもドシドシお願いします。
投稿者 gokuu : 2008年01月17日 TweetList
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コメント
投稿者 seiginome
もう15年くらい前のことですが、私の子供たちは保育園育ちで、最初の子供の時は、それぞれの父親・母親たちでそれぞれの家に順繰りに集まっていました。話すことは子育てのこと仕事との両立のことなどでした。なぜ集まっていたかというと、そのころは保育園に両親や職場の上司から白い目で見られました。近くに親はいないし。他に相談できる人がいなかったからです。
また育児用品も日本のものではいいものがなく、北欧製のいいものはありましたがあまりの高く安くて使えるものを探す必要がありました。
育児書に載っているものは専業主婦向けのものばかりで使えませんし、少しの期間しか使えないわりには高額なものばかりでした。
当時区の保育園は時間が9;00~17:00が標準時間でとても預けられるものではなく、2重保育が必要になりました。それで時間の長い無認可保育園がたくさんありました。保育料も高くなるので、やむなく自分たちでバザーを開催して資金集めをし、保育園の活動資金にしました。
いろいろ書きましたが、今思うと毎日が待ったなしで時間もお金の余裕もなく、たいへんでしたが、それはそれで楽しかったように思います。子供たちと接する時間は短かったかもしれませんが、子供たちはその分友達を作ってくれたように思います。
今は探せばいろんな便利なものがあるし、行政の対応もましです。それでどうして育児に悩むのでしょうか。不思議に思います。