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2007年10月27日

子供に「どうして勉強しなきゃいけないの?」と聞かれたらなんと答える?

「勉強しなさい!!」

と子供に口酸っぱく言ってるお父さん、お母さん。子供からこう聞かれてちゃんと答えられますか?

自分が子供の時には、そんなことを考えたこともなく当たり前のように勉強していたという人も多いのではないかと思いますが、最近の子供達は勉強の意味を見失って、このような疑問を抱くようになってきたような気がします。子供に聞かれて、答えに困っているお父さん、お母さんもいるようで、ネット上で意見を求めたりしているようです。

みんなどう答えているのか?気になる人はクリックの後に続きをどうぞ!

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「Hatena::Question」で出されたこの疑問に対する様々な回答について、ブログ「keep on your easy pace」さんの記事で分析されていましたので紹介します。

まず、120もあった答えを整理してみると下記のようになるようです。

楽しい人生になる、幸せになる、豊かになる 14

実生活で使えるから、役に立つ、選択肢が広がる 13

考え方を身に着ける、考え方を知るため、知識を増やすため、能力向上 10

好きだから、好きになればいい、勉強は楽しいことを教える 9

コミュニケーション、助け合いのため、たくさんの出会いのため 9

将来の夢の実現、自己実現 8

あとで困る、苦労・損をしないため、馬鹿になるから 7

本能、生きるということだから 6

使命だから、義務だから、必要だから 6

理由が分かるまで勉強しなさい、理由を知るために勉強する 5

人に騙されないため 5

たとえ話(お花に水をあげるようなもの、栄養があるから) 4

勉強の仕方を覚えるため、後で勉強が楽しくなる 3

勉強とは苦行である、勉強のために勉強する、教育は大事だと諭す 3

平和のため、自由のため、国のため 3

先人の知識を無駄にしたいため、知の伝承、子供に教えるため 3

小学生はたくさん物を覚えられるから、若いうちにやっておくとよいから 3

しなくてよい。したいときにすればよい 3

理由を聞く 2

ママを喜ばすため、両親のため 2

自分のため、成長のため 2

答えはない、保留 2

もてるから 1

みんながするから 1

結婚するため、資格を取るため 1

(網掛けはブログ管理者様によるお薦め回答)

どうでしょうか?共感できる回答はありましたか?

こんなに答えがバラバラになるのは、親も勉強する意味をちゃんとわかっていないということ、だから答えるのに困っている様子が見てとれます。「答えはない」なんてヒドイ :cry: のもありますね。
親がこのような状態で、子供に「勉強しなさい」と言うにはちょっと無責任じゃないですか? :x

管理者さんが比較的よい回答とされているものは、確かに他と比べれば真っ当な答えのように思えるのですが、何となく抽象的だと感じます。
・勉強すると「楽しい人生になる、幸せになる、豊かになる」のはなんで?
・勉強すると「実生活で使えるから、役に立つ、選択肢が広がる」のはどんな課題に対して?
・勉強すると「考え方を身に着ける、考え方を知るため、知識を増やすため、能力向上」はなんで必要なの?
などなど・・・というように、次の疑問が出てきて子供はスッキリしないのでは?と感じます。

そして、いろいろある答えを総合して一言でまとめるなら、どれも

“自分のため”

になっていることがわかります。「そんなの当たり前だよ!」って怒られそうですが、ちょっと考えてみましょう。確かに親の意識としては「子供が幸せになるために勉強させる」という想いがありますよね。それは間違っていないと思います。重要なのは、今の子供にとって幸せの中身とは何なのか?を考えているかという点です。いい学校に入っていい会社に就職して豊かに生活することですか?仕事をバリバリこなす動機になるものは何ですか?

生活の豊かさは実現し、“自分が”豊かになるために一生懸命勉強に向かえた時代は終わったと言っていいでしょう。今やそれではエネルギーが出ないのです。それはお父さん、お母さん達も薄々感じているはず。だけどそれに代る新たな目標が思い浮かばないために、子供に対してこのようにバラバラな回答になり、相変わらず「自分のため」という言葉にしかならないのではないでしょうか?
それでは子供達は可哀想ですよね。

本当に子供のことを考えてあげるなら、その答えを親自身が真剣に考えることが必要なのだと思います。しかもその答えは親自身の活力にも必要だからです。

その答えとは? :roll:

最近、「人の役に立ちたい」「社会の役に立ちたい」と言う若者が増えています。そこに“自分のため”という意識はほとんどなく、人(社会)の役に立つことに充実感を見出していることが伺えます。この若者の意識はとても重要で、かつ今後の大きな意識潮流となると予測できます。何故なら、集団(社会)に生きる人間の意識として至極真っ当な意識だからです。それに対して“自分のため”という意識は、突き詰めていけば集団(社会)を破壊するものでしかありません。

当たり前ですが、仕事とは社会の役に立つために必要なものです。社会の役に立っているからこそその評価としてお金が貰えます。会社はどうすれば社会の役に立てるかを常に考えてなければ仕事にならないし、社員もそれを考えていなければ良い仕事はできません。そこで必要な能力とは、社会の人々が何を期待しているかを掴む力、そしてその期待にどうやって応えるかを考え実践する能力です。その能力をつけるために勉強することが必要なのです。

勉強は“社会の役に立つため”に必要!

子供に胸を張ってこう答えられるよう、親も日々勉強が必要ですね。

投稿者 hiroaki : 2007年10月27日 List   

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