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2007年08月15日

増殖するモンスターペアレント

モンスターペアレントというのをご存知でしょうか?モンスターペアレントとは教育現場に対して無理難題を要求してくる親たちのことをいいます。
 彼らの要求は常軌を逸脱しています。下に上げるのはすべてモンスターペアレントたちから出された要求です。 👿

・自分の子供はテニスが得意だが、学校にはテニス部がないので作ってほしい
・下校途中に友達とけんかしてけがをしたので、学校は慰謝料を払ってほしい
・模擬試験と運動会の日付が重なってしまったので運動会の日付を変えてほしい
・子供はピーマンが嫌いなので、給食からピーマンを抜いてほしい
・宿題を忘れたぐらいで子供を怒るとは一体どういうことか?
(日経ネットより)

 どうする?!モンスターペアレント
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 このようなモンスターペアレントは現在増殖中だといわれています。担任教師たちもこのような要求で精神的に追い込まれることもあるといいます。
 
 モンスターペアレントは要求の持ち込み方も尋常ではありません。教師を捕まえて長々と、苦情をあげつらうのはまだ序の口、ときには恫喝し教師に土下座を求めることもしばしば。また慰謝料などを要求することも珍しくなく、なかには弁護士を同伴させ学校に乗り込んでくるケースもあるようです。

■なぜモンスターペアレントは増殖するのか
 なぜそのような自己中なモンスターペアレントが増殖するのでしょう。専門家の分析では、少子化の影響で少ない子供を大切に育てる風潮や、個性教育の行き過ぎた結果、また学校と地域のコミュニケーション不足などと言われていますが、実際はどうなんでしょうか?

 ひとつの大きな理由として家庭の聖域化が上げられると思います。聖域化、無圧力化した家庭で、親たちは人それぞれ家庭もそれぞれと互いに干渉することを嫌い、その結果ひどく自己中な親たちが量産されているように思います。

■どうするモンスターペアレント
 ではこの自己中親モンスターペアレントをどうすればいいのでしょうか?ここで大きな方針は2つ。
 1つはそして地域共同体や子育てネットワークといった、親同士の共認形成の場を作ること。
 もう1つはるいネットでも盛んに叫ばれている「自己中は人類の敵」という共認。

 親同士の共認形成の場において「自己中は人類の敵」ということさえ共認出来れば、自己中な親に対して、白い目圧力がかけられモンスター化することを未然に防げるのではないでしょか。

投稿者 daichi : 2007年08月15日 List   

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コメント

ほっとメール@ひたち:学校に出没するモンスターペアレント」より引用。
>文科省の委託で昨年(2006年)7~12月に行われた教員勤務実態調査によれば、全国の公立小学校教員の75%と中学校教員の71%が「保護者や地域住民への対応が増えた」と回答しています。「授業の準備時間が足りない」と嘆く教員も、小学校78%、中学校72%に上ります。重圧から心を病み、教職を辞する教師も後を絶ちません。
>一方、教師の自衛手段も進んでいます。東京都の公立校の場合、個人で訴訟費用保険(教職員賠償責任保険)に加入する教職員は、2000年の1300人から07年には2万1800人に増加し、3人に1人が加入しています。

話し合い(示談)では解決できない“理不尽な要求”が増えた結果ですね。
訴訟でしか解決できなくなっている(共認が成立しなくなっている)社会から、子どもたちは何を学ぶのでしょうか(どのように育つのでしょうか)。

投稿者 ニュース! : 2007年8月16日 11:45

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