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2007年08月02日
子供は眠て育つ…自覚の無い親たち急増中!
最近、夜中に親と外出している乳幼児を見かけることがよくあります。
昔の生活習慣から見れば眉をひそめるようなことですが、いまどきの親たちはそんなことにはほとんど無関心。
しかし、子供の成長にとって大きな障害を及ぼす恐れがあるらしい。
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小児保健医協会の調べでも、夜10時以降に寝る三歳児の割合は、1980年に22%であったのが、1990年は36%、2000年には52%と年々遅くなる傾向にあるそうです。
そして、子供のときの睡眠不足は以下のような悪影響があるらしい。
睡眠不足は以下の悪影響を及ぼします。
①免疫力を低下させる。
②生命維持や成長に必要なホルモンが正常に分泌されなくなる。
③生活習慣病や老化の危険が高まる(メラトニン不足)
④「性の早熟化」につながる(メラトニン不足)
⑤学力低下につながる。
⑥キレやすい子供になる(セロトニン不足)。
などなどです。
世の親たちは、このことをきちんと自覚する必要がある。
そもそも、人類の新生児は平均して1日18時間ぐらい眠るようです。
当然、昼夜の別なく眠る時間帯は決まっていない。
この期間に、脳回路が一気に成長していくようです。
そして、1年たったぐらいからようやく夜は連続して1回で眠れるようになるので、眠る時間は夜であることを教え込んでいくことが必要。
3~5才の頃もまだ睡眠時間の問題は重要で、夜は眠る時間であることをきちんと習慣付けていくことが必要。
以上のように、乳幼児期における睡眠不足は心の生育以前に、生理的・肉体的な機能の生育に悪影響を及ぼす恐れがある。このような、ごくあたりまえのことについて、あまりにも無頓着な親たちが急増中のもよう。
夜間に外出するのは、まさに親たち自身の楽しみのためだろう。
「一人で置いておくのはかわいそう!心配!」などというのが彼らの言い訳だろうが、そのことが子供の成長にどれだけの悪影響を及ぼすことになるかを自覚する必要がある。 👿
by わっと
投稿者 wyama : 2007年08月02日 TweetList
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コメント
投稿者 こん
>乳幼児期における睡眠不足は心の生育以前に、生理的・肉体的な機能の生育に悪影響を及ぼす恐れがある。このような、ごくあたりまえのことについて、あまりにも無頓着な親たちが急増中のもよう。
ちょっと説教じみていませんか。
昔のひとは、意識していたかというとそうではなかったはずです。単純に、「暗くなったら、活動できない」から、寝るしかなかっただけでしょう。(貧しいから、電気代はもったいない。街灯もないので、夜中の外出はとても危ない。)
だから、豊かになって「暗くなったら寝る」というあたりまえのリズムがあたりまえでなくなった今、昔以上に、『生体リズムを作り出すための規範意識』が必要になったということではないでしょうか★
なお、“恒常的な”睡眠不足や、“恒常的な”生活リズムの崩れは、適応力の低下に繋がりますが、本能的には、“夜行”であること自体は、問題ないはずです。毎日、夜中まで働いているひとや夜明け前から働いているひとが沢山いるように、現代ではリズム変化の適応力は求められています。
つまり、“夜行”と“睡眠不足”は分けて考える必要があると思います。夜行だからといって、睡眠不足であるとは限りません。夜行の親は、朝も遅いでしょうし、子どもは眠くなると、親に抱かれたままでも寝ます。
投稿者 ふくしょー
私も、夜遅くに子供たちをつれて歩く、それも、深夜12時過ぎに街を子連れの親が行きかう姿を見ます。
【子供は寝て育つ!】
確かにその通りかも知れません。
>子供の成長にとって大きな障害を及ぼす恐れがあるらしい。
これは、実感レベルですが、家内から聞いた話を総合すると、寝ていない子供は、不安定となり、キーキーしたり、否定的だったり、暴力的だったり、病気がちであったり、伏せがちであったりするようです。
結構、分析があたっているようです。
乳幼児は寝ることで、体と頭を作り、その後、心を作っていくようです。
>乳幼児期における睡眠不足は心の生育以前に、生理的・肉体的な機能の生育に悪影響を及ぼす恐れがある。このような、ごくあたりまえのことについて、あまりにも無頓着な親たちが急増中のもよう。
本当にそう思います。