日本の高校生達の本当にやりたいことってなんだろう |
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2007年05月07日
奉仕活動が、必修教科に‥都立高校
東京都の都立高校では、「奉仕」が必修科目になったそうです。
目的は、「奉仕体験活動を通して、他者に共感し、社会の一員であることを実感し、社会に役立つ喜びなど多くのことを体験的に学んでいきます!」(東京都教育委員会HPより)
なかなか「良さそう」って感じです。
例として
○福祉に関わる活動
福祉施設等での日常生活の援助
行事の手伝い、高齢者の話し相手
点訳・手話・朗読
○子どもの健全育成にかかわる活動
子どもの世話や遊び相手
野外活動やスポーツ等の指導
○環境保護にかかわる活動
道路・河川・公園等の清掃
リサイクル活動(空きビン、缶、古紙牛乳パック、トレー等)
○文化・芸術にかかわる活動
伝統文化や郷土芸能の継承・発展
社会教育施設等での文化祭等の企画・運営
などが上がっています。
高校生が社会に出て行くということ自体は、良いことだと思います。でも、ちょっと物足りない感じ?
↓↓クリックしてね↓↓
なんか、NPOの活動みたい。
こんな記事が‥「NPOは必要なのだろうか?」http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=97487
この記事では、活動に対する「評価」がキーワード。「共感」、「実感」、「社会に役立つ喜び」止まりでは、やっぱり物足りない。
教科としてやるのであれば、もっと有意義なものにしたいですよね。
例えば、これらの活動を通して、その根本にある問題点を抽出、そこから見えてくる課題の抽出、その解決の方向性の模索など、活動を通して何かを見つけ出す。そして、それを評価する。なんていうのはどうでしょうか?
更に一歩踏み込む。そうすることで、中身の伴った活動になるように感じます。
投稿者 hajime : 2007年05月07日 TweetList
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コメント
投稿者 うっちー
>活動に対する「評価」がキーワード。
確かに・・・・
今は、新しい評価指標が実は、世の中のみんなに共有されていないですね。例えば、何かの資格を得るだとか?人数を集めるだとか?
評価指標って、まだ、現実的には、お金なのだろうと思います。(近い将来は、それに変わる何か?になってくると思いますが・・・)
今は、やっぱり、奉仕活動に対する対価としては、その感謝の気持ちを含めて、少しのお金をいただくことが、高校生にとっては、もっとも現実味を帯びるのではないでしょうか?
そこのところ、どうなんだろう?
喜んでもらってうれしい。それ以上に、喜んでもらうことが仕事(=お金という評価)になるんだということが分かるのがいいんでは・・・
と思っているこのごろですが・・・
投稿者 こん
目先の活動でも社会に目を向けることは良いと思います。
でもそこに留まらず、評価もそうですが、みんなが発信出来る場も欲しいところですね。