- 感謝の心を育むには - http://web.kansya.jp.net/blog -

奉仕活動が、必修教科に‥都立高校

ohyo2.jpg

東京都の都立高校では、「奉仕」が必修科目になったそうです。

目的は、「奉仕体験活動を通して、他者に共感し、社会の一員であることを実感し、社会に役立つ喜びなど多くのことを体験的に学んでいきます!」(東京都教育委員会HPより)
なかなか「良さそう」って感じです。

例として
○福祉に関わる活動
福祉施設等での日常生活の援助
行事の手伝い、高齢者の話し相手
点訳・手話・朗読

○子どもの健全育成にかかわる活動
子どもの世話や遊び相手
野外活動やスポーツ等の指導

○環境保護にかかわる活動
道路・河川・公園等の清掃
リサイクル活動(空きビン、缶、古紙牛乳パック、トレー等)

○文化・芸術にかかわる活動
伝統文化や郷土芸能の継承・発展
社会教育施設等での文化祭等の企画・運営

などが上がっています。

高校生が社会に出て行くということ自体は、良いことだと思います。でも、ちょっと物足りない感じ

↓↓クリックしてね↓↓

なんか、NPOの活動みたい。

こんな記事が‥「NPOは必要なのだろうか?」http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=97487 [1]
この記事では、活動に対する「評価」がキーワード。「共感」、「実感」、「社会に役立つ喜び」止まりでは、やっぱり物足りない。

教科としてやるのであれば、もっと有意義なものにしたいですよね。

例えば、これらの活動を通して、その根本にある問題点を抽出、そこから見えてくる課題の抽出、その解決の方向性の模索など、活動を通して何かを見つけ出す。そして、それを評価する。なんていうのはどうでしょうか?

更に一歩踏み込む。そうすることで、中身の伴った活動になるように感じます。

[2] [3] [4]