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2007年03月19日

いじめ・・・子どもたちのリアルな声③

『いじめ・・・子どもたちのリアルな声①②に引き続き第三弾!
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子供のいじめに対する意識を知るために、 『類塾ネット』 という類グループの運営するサイトを検索してみました。以前にも、この家庭を聖域・・・のサイトで紹介されていたと思います。
【「身近な仲間圧力を超えて発信できる場=ネットの可能性」】2月28日の投稿です。 😀 😮 😛 😉 :love:

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来訪の方に・・・・
【ログインなしでの利用は、朝6時~夜12時まで。閲覧は、夜の1時まで。】
だそうです。

 このサイトから、子供たちのいじめに対する意識をはじめにまとめてみると下記のようになります。(分析上、参考とした各メッセージへのリンクは、続きに記載しています。一度、読んで見てください。また、いじめの課題を一概に一般論として語るのは、かなり困難ですが、お許し下さい。)

さて、上記より見られる傾向として・・・・


■いじめは、格差=ヒエラルキーを明確にするために行われる。
■いじめる人は、いじめでなく、いじり、無視、悪口、いたずらなどと思い、いじめているという意識がない場合がある。
■いじめれる人は、実害がある場合はともかくとして、いじり・無視・悪口・いたずらに極端に反応して、「いじめ」と意識し思い込んでいる。
■マスコミや学校、大人が騒げば騒ぐほど、いじめが増える。
■いじめの解決方法は、友達をいっぱい作ること。
■大人たちは、子供の意識を理解できていない。

です。

上記からもっとも根本的な問題が引き出されます。それは・・・・

*・・**・・**・・**・・**・・**・・**・・**・・*
明らかに相手や仲間達への同化・共感が不足している
*・・**・・**・・**・・**・・**・・**・・**・・*

ということ。

さて、どうする?どうなる?続きに記載しておきます。
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類塾ネットより参考の引用投稿です。ちょっと長くなりますが、大切なので・・・

注意:【類塾ネットは、ログインなしでの利用は、朝6時~夜12時まで。閲覧は、夜の1時までなので、リンクはこの時間で読んでくださいね!】

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■『<真相>いじめ問題<その実態とは>』(中2男子)

>何故いじめが発生するのか。それは自己中な行動と格差を見せ付けるために行われるんだと思います。
>いじめられる対象の大抵はクラスで目立たない生徒や加害者の仲間内で浮いている生徒です。
>反抗しているのを周囲が見ていると、加害者側は傍観者に何も言われていなくても次がやりにくくなります。
>反抗するにも、中途半端に反抗をすると「あいつ生意気だな」となり悪化します。
>被害者になってしまうと、まわりの傍観者の生徒までもがいじめてくるように思えてきます。
>被害者は傍観者を味方につけることによって少しでも安心できると思います。

■『 いじめとは』(12女子)

>いじめとはいわゆる嫌がらせの大きくなったものです。
>では、なぜいじめが起きるのでしょう。~中略~皆さんはどんなときに嫌がらせをしたくなるでしょうか?それはやっぱり、〔いじめられる人〕が何か悪いことやちょっかいを出してきたときではないのでしょうか。

■『 いじめをやめさせよう!はただイジメが止まっているだけ』(女子高生♪)

>あたしもイジメをされた時「引きこもってみる」とか「自殺をする」ではなんにも解決しないと思うのよね(>_<)
>実際、いじめる側の人はいじめてるときに「これしたら○○に注意される」なんて思いながらやらないだろうし、もし↑のことを思ってたとしても、「どうやってバレないようにいじめるか」ってことにしか考えがゆかないと思う。
>一斉に「受験勉強」しだして、カンタンにイジメがとまった。
>中学2年とか1年とかも「なんか面白いことなぁい?」→「イジメがおきちゃった」じゃなくて、クラブでも、学校行事でも、勉強でも、なにか「みんなのためにできること」を、みんなと一緒にしてゆくぞ!ってみんなが思うことがイジメがなくなる近道じゃないかなって思いました★

■『「いじめてる人」VS「いじめられてる人」』 (男子)

>いじめを考えるときって、最初に 「いじめる人」 「いじめられる人」 「どちらでもない人」に分けられる。
 そうやってバラバラに分けられて、「いじめてる人」VS「いじめられてる人」みたいな感じで、それぞれの言い分で話をする。だから、「相手が悪い」にしかならないのは当然。
>でも、いじめる人もいじめられる人もどちらでもない人も、実は同じクラスとか、クラブとか、ひょっとしたら会社とか、そういう一つの集団の中にいる。そういう集団の中で、仲間同士でうまくやっていこうっていうルールとか、基準みたいなものを作ることが、実は大切なのでは?

■『 いじめられても・・・』 (中1男子)

>いじめられても来ている人がいる。その人は最初、2人しか友達がいなかった。今は、たくさんとは言えないかもしれないが、それでも以前よりも、友達が増えている。もちろん避けられているが、友達がいるから大丈夫なのだと思う。

■『本当にいじめはなくなると思いますか?』(中三男子)

>いじめが起こる原因は何か。僕は、「心の弱さ」だと思います。いじめることによって得られる「優越感」。集団でいじめることいよって得られる「仲間意識」。これらが、いじめることでしか得られない人達。相手のことを思いやる気持ちを持たない人達・・・。

■『確かにそうですね』(中3女子)

>ただ、自己的な意見になってしまうのですが、結構先生っていじめられてる方が全部の被害者だって思う傾向があるんですよね。まあ世間一般論で言えばいじめてる方が悪い、ってなるんですが。
確かにそういう場合もたくさんあるんですが、いじめられてる側が悪いことだってあると私は思います。
>これは私達のケースなのですが、その子は一見内気なんですが凄く親しい人たちには結構きつい言葉を言ってしまう子なんです。大量の悪口を書いた手紙が送られてきたり、というのが「やめて」と注意しても続いていて、それで皆がその子が来たら避けるようになってしまったんです。その子はその事、親に言って、親は先生に言いました。
>一般的に見れば確かに「いじめ」をしたのは私達です。
でも、絶対に私達が悪いんでしょうか。先生達には被害者だけをかばうのではなく、そこのところもちゃんと見てもらいたいですね。

■『 そうですねぇ…』(14女子)

>いじめている大抵の人は「そんなつもりは無い」とか「いじめてたのかなぁ…??」という無自覚な人が殆んどだと私は経験上の結論です・・・。 自覚が無いから余計にややこしいンです。自覚があってやっている人も中にはいます・・・、しかし自覚があってやってる人は大抵何かちゃんとした理由があるんだと思います・・・(といっても理由があるにしろいじめは厳禁です!!)
 自覚が無い人の場合「相性が合わない」だの「性格が無理」だの、単に自分を中心としてみて当てはまらない場合、即切捨て・・・って感じですかね??他にも「あの人がこんなこと言ってたから」だの「こんな噂を聞いたから」だの自分で確かめもせずに拒絶するなど・・・。

■『いじめの話』(12男子)

>最近いじめを苦に自殺する人がいる。いじめられているほうはすごく苦しいんだと思う。じゃあなぜ、いじめるほうは自分のやっていることがおかしいと思わないんだろう?
>[コレは僕の考え]
おそらくいじめているほうは、独りでさびしいんだと思う。だから何か、人を集める方法はないのか、と思いいじめを思いつき、いじめを決行する。そうするとほかの人も面白がってする。こうしていじめが始まる。いじめているほうは相手の気持ちを全然考えていない。だから平気で出来る。

■『確かに!!』(小6女子)

確かにそうですね!本当のこと言うと、わたしは○○○さんをいじめていました。もしかすると、今も分からずにひとをいじめているかも…しれません。でも、やっぱりいじめられている人にも原因はあるのでは?!
だから、いじめられている人からは、こういってほしいです↓↓
①なぜわたしのことをいじめるのか
②わたしのどこが嫌なのか
③直したら仲良くしてくれるか
を聞いてくれれば、いじめていた方もあぁっわたしは、この子のことを知らない間にいじめていたんだなぁと、わかるはずっ!そして、それを聞いたら、言われたことはできる限り直すことです。

■『理解できない大人』(中1男子)

>イジメが最近問題になっています。しかし特に対応策はとられていません。え?「いじめホットラインってのがあるじゃん」だって?阿伊宇江於的にはそんなのは気休めに過ぎないと思います。だって電話したって「生きていればいいことがある」とか「誰かきっと見守ってくれている人がいる」などそんなのばかり。「そんなんでいじめがなくなるわけ無いじゃん!」と思います。全く大人は子供を理解できてません。

■『いじめられる人』(どっかの人)

>いじめられる人ってどういうひとなんでしょうか?私も嫌いな人がいますが、いじめまではいきませんが、しらんぷりなどをしています。
いじめは嫌いな人に対してするものだと私は思います。
嫌われる人
①男の子からよくもてるとか、かわいいとか。(これはあんまり無いと 思う。)
②自分勝手
③自己中心的(自己中)
④わがまま
⑤疑い深い
⑥悲劇のヒロインみたいな態度ばっかりとる
⑦自慢する
というような感じでしょうか?
いじめる人は悪いと思います。でも、時々いじめられる側が悪い時もあると思います。
どちらにせよ、いじめられたら相談すべきです。そして、自分も悪くないか考えるべきだと思います。>いじめられる人ってどういうひとなんでしょうか?私も嫌いな人がいますが、いじめまではいきませんが、しらんぷりなどをしています。

■『しらんぷりが生み出す悪循環』(女子高生♪)

>ほんと、「あいつガリ勉だよねぇ」とか「ちょっとカワイイからって!」とか「大阪弁の発音ヘンなんだよ!」とか「だからなんだよ」って意味わかんないのがイジメの原因になったりするよねっ
でも、理由がよくわかんないイジメで、完全それ自己中だ!ってイジメでも、結局まわりのみんなは知らんぷりって多くない?(>_<)
クラス内で威張っていじめてるコって、あたしが見てきた中では、一般で「不良」って呼ばれてるコたち。
イジメ以外の行動とかも「自分イチバン」な考え方してて、まぁ、当然のように「ステキ~♪」なんてゆわれない。でもみんなは「面と向かっては何もゆわず」「注意もしない」けど、「カゲで悪い評価だけ発信しつづけてる」
そーすると本人たちも、悪い評価だとショック&イライラしちゃう。
それが「いや、悪いのはイジメられる方でしょ」「俺たち、あたし達、別にわるくない」に変わっちゃう。(そんな感じで意味不明な原因ができてゆくんだとおもうんだけど…)
で、イジメとか、自己中な態度がまた増えてゆく。
周りの人は依然しらんぷりを突き通す。
また自分を正当化して、周りが悪いといいはる…
周りがしらんぷりって、自己中はただ悪化してゆくだけなんだね
「関係ないから知らないふり」をしてる時点で、実は関ってるんだって思いました↓(>_<)

■『 いじめをしている人・いじめをされている人』(12歳(小⑥)女子)

>私は、上の2つとも当てはまりませんが、よくいじめている人は『面白半分・ふざけてやっただけ。』
っとか言っています。面白半分なんですか!?その面白半分で人を死にまで追い込むんですか?
それは面白半分と言うんですか?いじめられているひとは、それを本気だと思っているんですよ。
いじめられて、誰も信じられなくなり、死のうかどうかも考えて。この世の何も信じられないんですよ!

■『うらやましがる気持ち』(中1男子)

>多分そのいじめる奴は自分より優位な奴をうらやましがっているのかもしれません。それがいじめる奴の心の中では上手く整理できなくてもしくはくやしくていじめることになってしまうのかもしれません。
そう言う奴にはガツンと一言言ってやってください。
「じゃあお前はこんなことできるのか?」ぐらいがいいでしょう。
反論してくるようだったら、「じゃあお前が発表してみろよ。あの子みたいに。」ぐらいの言葉で何にも言わなくなると思います。

■『ウチも②!!そう思う↑↑』(中2・10㈹女子)

>私が①年の頃も、何ていうか・・・「目立つ奴・気に入らない奴は潰せ!」みたいなのがあって・・・実際私の友達もハデ系の女子にいろいろ言われたり、誰かに靴を隠されたり・・・。
 でも、そういうのって絶対おかしい!!ですよね↑↑中①のトキの私だったら、注意とか絶対できなかったし、いままたそういうことがあったとしても、多分いじめられてる子の話を聞く位しかできないと思います↓↓
>だから、「一生懸命」は絶対悪くない!!うん↑↑

■『『無視』とは。』(小6女子)

>無視って、ある意味、いじめの始まりですよねぇ。。。
わたしも、1回無視された事あるんですけど、あれって、つらいですよ!!皆さんも、ありませんか??だって、なかのいいひとと、わるいひとで、差別されるんですからぁ。。。
あと、コショ②話も、よくないです。わたしなんか、5年のときに、メチャメチャ近い場所で、私の方を見ながら、はなしてくるんです。
あのときは、本当に辛かったです。。。
そうしたときに、助けてくれるのが、『友達』なんです。
あう言うときに、ほんとうに、助かりますよおぉ!!!
その友達のおかげで、いまは、すごく幸せです!!
みなさんも、そんな経験ありませんか??

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こんな声が寄せられています。
多くの子どもたちが、いじめの解決策として、友達を作ることというメッセージがあります。そこからは・・・・

★*・・*☆*・・*★*・・*☆*・・*★*・・*☆*・・*★

仲間空間から排除されるいじめの解決策は、   
 いじめという現実の課題圧力の中なら   
   本当の仲間空間を作ること。

★*・・*☆*・・*★*・・*☆*・・*★*・・*☆*・・*★

が見えてくること。もうひとつ、 😉

『何かいじめとは別の友達・仲間で充足できる課題を持つこと。』

これは、逆に言えば、今の子供たちの仲間関係が表層的で、共感を伴う本当の仲間第一でなく、脅迫観念化した思い込みのか友達・仲間関係になっているということ。 

いじめに変わる課題ではなく、いじめそのものを解決してゆくこと自体が、もしかしたら、家庭や学校、ひいては社会、大人たち、仕事って?会社って?集団って?本来の人間とは?の根底を探索することになるかもしれないと最近思います。

さて、大人の私が見た見解ですが、やはり、子供たちの感覚とずれているのかも知れません。続きの投稿をごらんいただき、その感想をコメントにお願いします。

投稿者 2310 : 2007年03月19日 List   

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