学校と家庭の力関係が逆転したのはいつ頃? |
メイン
2007年02月16日
給食費滞納22億、親のモラルの低下6割・・・何かいい手立ては?
[解説]給食費滞納22億円超(2007年1月25日 読売新聞)
文科省が実態調査を行った調査結果によると、
●滞納総額・・・22億2963万円
●本来徴収されるべき給食費に占める割合・・・0.5%
●児童・生徒数・・・100人に1人が滞納
学校側が考えている滞納原因
●保護者の責任感や規範意識・・・約60%
●保護者の経済的問題・・・33%
ブログなどで検索すると、確かに、親の自己中が伺える。
続きを読む前に、ポチッとお願いします。
・高級外車を乗り回し、携帯電話に何万円も払っているのに、給食費は払わない親
・お金あっても「頼んだ覚えない」
・「義務教育だから払わない」
・「(給食を)止められるものなら止めてみろ」
とすごむ親。呆れて物も言えない。
一方で、給食費を無料にしている自治体もある。
給食費無料の街
本当に貧窮している親にとっては、ありがたい制度だろうし、子供も肩身の狭い思いもしなくってすむ。
払う・払わないに終始するのではなく、有効な手立てはないだろうか?
ある番組で、
好き嫌いが多いを通り越して、好きなものものだけしか食べない子供たちが増えてきている。
そんな子供たちが、子供たちだけで料理をすることによって、
好き嫌いなく食べている風景が映し出されていた。
農業を通じた体験学習の報告から
農の魅力~食農教育から学ぶもの
>お金を払えば労をせずとも食材を手にできる現代人にとって、改めて
無数の生物たちの恩恵を受けて生かされていること、そして、
先人達が重ねてきた労と経験、知恵を学べるのが
「農の魅力」ではないでしょうか。<
いっそう、学校で米や野菜を作り、自分たちで料理する。農業を通して教育を・・・。そうすれば、提唱されている食育ももっと意義深いものになるだろうし、親の自己中から開放された子供たちは、生き生きと学校生活を送れるのではないでしょうか?
投稿者 sodan : 2007年02月16日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2007/02/138.html/trackback
トラックバック(1)
美奈
給食費滞納に対する法的措置導入―保護者の反応は?
「法的措置で給食費滞納減少」:中國新聞 2007年2月15日
>全国的に深刻化する小中学校の給食費滞納問題で、昨年から法的措置に踏み切った呉市の滞納...
...[続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年4月18日
コメント
投稿者 F22
↑民営化を是とする根拠もないと思います
投稿者 msz
↑民営化の話などしてないけど。
投稿者 F22
↑では、分権化or自主管理化、という意味ですか?
投稿者 msz
↑義務教育が公教育である必然性は、ない。公教育は巨大な独占コングロマリット体であり、解体すべきである。
という主張です。”分権化or自主管理化”という主張はしていません。
投稿者 F22
↑文科省-教育委員会-学校、という公教育の体制に大きな問題があることは自明であり、それを解体せよという主張も理解はできるのですが、では「どう再統合するのか?」の視点=組織論が不可欠だと思います。(それなしに解体することはできません)
投稿者 msz
義務教育が公教育である必然性は、ない。
公教育は巨大な独占コングロマリット体であり、解体すべきである。