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2007年01月21日
中学生のいじめについて。
引き続き、子どもに関する事件・事故の事例をまとめたサイト『日本の子どもたち』について考えてみます。このサイトを見ると、
小学生に比べると、中学生のいじめの発生件数は圧倒的に多く報告されています 😮
何で 😮 少し考えてみました
小学生・中学生のいじめを考える上で、皆さんの投稿を参考に考えてみると、親との関係・仲間との関係をヒントに考える必要があると思いました
最近の親子関係を表す言葉としては、過保護、子育てパパ、幼児虐待が思いつきますが、いずれにせよ、表層的な親子関係と考えられます。世の中の規範や制度が崩壊し、良い悪いを判断する評価軸や判断軸が無くなっている以上、また家庭に親子共通の課題がない以上、親は子供に対して感情的に接したり、迎合したりと、表層的な親子関係に留まっていると考えられます。
それでも、親からの一方的な期待、そしてそれに応えようとする関係は残っています。
しかし「小学生・中学生が将来就きたい職業アンケート」を見ると、無回答・未定がどんどん増えており、親の期待・影響力が小学生から中学生になるにつれて、どんどん無意味、小さくなってきていることを示しているのではと思います
次に仲間との関係ですが、小学生と中学生の違いは、中学生になるにつれて、親との関係が中身(課題)が無い事も相まって、仲間との共認充足のウエイトが重くなっていくと考えられます。
毎日新聞のアンケートでもこの内容を示しています。
まさに、中学生にとって、自分を受け入れてくれる場=仲間集団が絶対であるということ。その場にある大人たちの、「勉強しなさい。自分の好きなようにしなさい。」という一方的な押し付けが無意味であることを中学生は小学生と違い確実に感じとっている。そのため、仲間同士で燃えられる、盛り上がれる課題を欲しているのだが、それは無く、単に親和充足=仲間はずれになりたくないだけ
だから、いじめに対しても、自分がいじめる側でも、いじめられる側でも逃げられない。これが、中学生が小学生にくらべいじめが多い理由だと思います。みなさんどう思われますか?