「家庭を聖域にしない!!」ことを認識することから |
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2007年01月05日
いじめってどうしておきるんだろう
このサイトではいじめ・恐喝・リンチなど生徒間の事件だけでも185件あります。
事件の現象事実が大きく3つに区分されています。
「日本の子どもたち」http://www.jca.apc.org/praca/takeda/list01.html
・傷害・・・いじめ傷害 暴行傷害 いじめ不登校 いじめ事件 いじめ天候 いじめ退学 いじめ報復傷害 いじめPTSD
・殺人・・・暴行殺人 同級生殺人 しごき殺人 いじめ事故死
・自殺・・・いじめ自殺
185件の内訳は
傷害(%) 殺人(%) 自殺(%)
1970年 25 50 25
(1960年は2件のみ)
1980年 16 14 70
1990年 27 13 60
2000年 33 26 41
2000年になってそれまで減少傾向にあった殺人の件数が増えているのが気になるところです。 🙄 🙄
私はサイトを読んで①年齢②地域性③公立と私立の別という点に着目しました。(tennsi21) 以下続く
クリックしてください
①まず全体的には、年齢の低い小学生の事件が多い。
それも同じクラスの仲良しグループの中でのいじめ記事が多い。で中学生になると非行グループという特定のグループが出てくる。高校生になると部活のしごきとかが出てくる。
どれも限られたグループの中での仲間関係でのことだが、小学生の方がその規模が小さいケースが多いようです。
特に、佐世保の小6女殺人(ここでは040601)のように単独のケースもあります。 😯
②地域性では意外に都会の学校より地方の学校の例が多い。
考えてみると地方は、しがらみが残っていて小学生時代のつながりが、そのまま中学高校と繋がっていくケースが多い。
都会では学校も多いし、必然的にみんなバラバラになっていく。そうすると既存の仲間集団にとらわれなくても、他の集団へ抜け出す機会は多くなるのでは。 😡
③私立公立の別では公立の方がいじめ例が多い。
私立は経営基盤上の特徴を出すために学業やスポーツや礼儀作法に対象される教育姿勢を持っている学校が多い。
そのためそれぞれ一定の規律というものが存在し、特に中高一貫校が多く、例えば部活では高校生の先輩が中学生の後輩の面倒を見ることもあると聞いています。それがいじめを減らす効果があるのでは。。 🙁
私がこれらに共通して思うのは、どのケースも仲間関係が非常に限られていることです。
いじめられて「なんで生きているんだろう?って思うこと」もあるかもしれないが、いじめる方も、「いつか自分がいじめられるんじゃないか」って同じように怯えていること。
相手も自分と同じなんだと。すこしでもそこに気付けば、対象世界が広がっていくのになと思います
投稿者 tennsi21 : 2007年01月05日 TweetList
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CRAZY BABOON
いじめ問題について
いじめ体験談であっしのいじめられた経験を書いています。参考に読んでみてください。
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トラックバック時刻: 2007年1月10日
コメント
投稿者 somax
■学級状態といじめの相関性について
先日の大手新聞に、平成7年から10万人の小中校生を対象に行った上記調査の結果が載っていました。
(以下、引用抜粋)
まず学級の状態を以下の4状態に分類した。
1、満足型 2、管理型 3、なれあい型 4、荒れ始め型
調査対象とした各小中学校での管理型となれあい型の割合は以下のような結果だった。
管理型 なれあい型
小学校 24% 45% =69%
中学校 58% 16% =74%
(管理・なれあいで全体の7割を占める)
また、学級状態といじめ発生の相関性は、満足型を1とすると、
満足型 管理型 なれあい型 荒れ始め型
小学校 1 2,5倍 3,6倍
中学校 1,6倍 2,1倍 5,1倍
という結果になった。
いじめの動因となる生徒達のストレスの原因が、学級状態によって異なるという調査結果も出た。以下がその一例。
・管理型:特定の子供だけが認められている/授業がワンパターンで退屈
・なれあい型:陰口が多い/ルールがない/クラスに親しみが持てない
さらに、虐められている生徒で、小学生50%・中学生30%が「色々な人が虐める」とコメント。不満のはけ口にされていることがわかった。
(引用終わり)
この記事を読んでいて、従来のように学級崩壊を重点的に問題視するのは、現実を直視できていないのではないかと思いました。
統計的には、小学校における「なれあい型」の学級状態が、特にいじめの温床になっていることが見て取れるからです。
なれあい型の学級では、教師がいじめを見逃したり、軽い気持ちで加担したりするなど、状況は外から伺い知る以上に悪化していると思われます。
投稿者 somax
■学級状態といじめの相関性について
先日の大手新聞に、平成7年から10万人の小中校生を対象に行った上記調査の結果が載っていました。
(以下、引用抜粋)
まず学級の状態を以下の4状態に分類した。
1、満足型 2、管理型 3、なれあい型 4、荒れ始め型
調査対象とした各小中学校での管理型となれあい型の割合は以下のような結果だった。
管理型 なれあい型
小学校 24% 45% =69%
中学校 58% 16% =74%
(管理・なれあいで全体の7割を占める)
また、学級状態といじめ発生の相関性は、満足型を1とすると、
満足型 管理型 なれあい型 荒れ始め型
小学校 1 2,5倍 3,6倍
中学校 1,6倍 2,1倍 5,1倍
という結果になった。
いじめの動因となる生徒達のストレスの原因が、学級状態によって異なるという調査結果も出た。以下がその一例。
・管理型:特定の子供だけが認められている/授業がワンパターンで退屈
・なれあい型:陰口が多い/ルールがない/クラスに親しみが持てない
さらに、虐められている生徒で、小学生50%・中学生30%が「色々な人が虐める」とコメント。不満のはけ口にされていることがわかった。
(引用終わり)
この記事を読んでいて、従来のように学級崩壊を重点的に問題視するのは、現実を直視できていないのではないかと思いました。
統計的には、小学校における「なれあい型」の学級状態が、特にいじめの温床になっていることが見て取れるからです。
なれあい型の学級では、教師がいじめを見逃したり、軽い気持ちで加担したりするなど、状況は外から伺い知る以上に悪化していると思われます。