中学生の親子関係はどうなっているのだろうか? |
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2006年12月24日
子どもの勉強意欲を高めるためにはどうしたら良い?
下のグラフは2004年にベネッセが行なった調査結果からの引用。
ここ、クリックしてね
↓ ↓
小学生(4年生~6年生)に勉強する理由を質問した結果から…
●全体でみて回答の多い順に並べると以下のようになっている。
1番目=問題が解けるとうれしい
2番目=いろいろな考え方が身につく
3番目=勉強しないと頭が悪くなる
1番目は、まさに子どもらしい回答だ。 😀
2番目は、間違いではないけれど…、大人から教え込まれた匂いがややする回答。 🙁
3番目は、きっと大人(親)に刷り込まれた回答だろう。 8) ちなみにこれは成績のレベルによる差がほとんど無い回答だ。
●成績レベルによる差が大きい順に並べてみると…
1番目=いろいろな考えが身につくから
2・3番目=いい中学や高校に入りたいから、 友だちに負けたくないから
4番目=自分がつきたい仕事につくのに必要だから
5番目=問題が解けるとうれしいから
知らなかったことを知るとか、友だちと競い合う、といった素直な感覚と、中学・高校や職業など社会に繋がるようなことが勉強の意欲に繋がっているように見える。
●見方を逆転させて、成績下位の子の理由をみると、実に面白い結果が浮かび上がる
1番目=勉強しないと頭が悪くなる(72%)
2番目=小学生のうちは勉強しないといけないから(69%)
3番目=問題が解けるとうれしい(66%)
4番目=自分がつきたい仕事につくために必要だから(55%)
5番目=成績が良いと親が誉めてくれる(54%)
子どもらしい回答の3番目以外は成績のレベルに関係が無い結果になっている項目、すなわち、勉強の意欲に繋がっていないお題目だ。
さらに、1番目、2番目は「…ねばならない」というマイナスのプレッシャーだ。 👿 これでは勉強する 気になれないのもうなずける。
これらは、親や大人から刷り込まれた旧い考え方であったり、オブラートに包んだダメ圧力であったりするものだが、小学生の高学年ぐらいになると、いまどきの子どもは醒めた目で見ていると言えそうだ。
●世の親たちは、いたずらに我が子を子ども扱いしているとかえって逆効果であることに気付くべきだろう。
byわっと
こんばんは。^^あちらにもお返事したんですがきてしまいました。^^;
とっても良いブログでいろいろ研究されていて感心してます。私はただぼやいてるだけですから恥ずかしいです~。でも、肝のところだけは判っているつもりです。小学生も高学年になるとある部分では、もう大人を変わりません。それ以降になると対処方法もぐんと難しくなると思います。抱きしめるだけでチチンプイプイと改善しやすい頃に一人でも多くなんとかできることを願っています。
大事なのは理論よりも心ですね。ハートで考えれば答えは案外簡単なことかもしれません。なのに社会を動かしている人が頭が悪すぎるのでこんなに悪化してしまっていると思います。もちろん昔からいじめもあったけれど、質が違いますよね。
もっともっとランキング頑張ってください。応援します。