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2006年10月16日

テレビ脳問題:資料2

テレビ脳問題:資料 にひきつづき、関係資料を収集しています。

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●ベネッセ教育情報サイト 第3回幼児の生活アンケート報告書・国内調査
・幼児とメディアとのかかわり、視聴時間等についてのデータ

川島隆太研究室(東北大学)  
・脳科学研究の紹介等

学習療法研究会 
・川島隆太氏が会長を務める研究会。「読み・書き・計算」の学習による脳機能改善を、認知症高齢者のケアに取り入れることを提案している。

●社会技術研究開発センター 『脳科学と社会』研究開発領域  

脳科学ブログ  
「脳科学の知見を生かす」シリーズ(1)~(20)は必見
※桑原清四郎氏(川口市立東本郷小学校前校長)の授業実践をもとに書かれた記事のようです。

●日本財団
脳科学を教育に活かす!「現場からの教育改革」/「ゲーム脳への対応」  
脳科学を教育に活かす!Part2 「セロトニン欠乏脳」~キレる脳を鍛え直す~  

★おまけ
テレビ脳 前頭葉の不活性化はヤバイ!で触れられていますが、【テレビ脳⇒前頭葉(前頭前野)の不活性】について、補足します。
image0.jpg

学習療法研究会のサイト「前頭前野はどんな働きをしているの?」によれば、
************************************
脳は大きな一つのかたまりではなく、異なった機能を持ついくつかの領域に分かれています。大きくは、大脳、小脳、脳幹とよばれる三つの部分に分かれます。この中で、人間としての特徴をいちばん表しているのは大脳です。大脳は、さらに後頭葉、側頭葉、頭頂葉、前頭葉の四つの部分に分かれています。

サルおよびヒトの研究の結果、前頭葉の中の「前頭前野」という領域が、脳の他の領域を制御する最も高次な中枢であることが明らかになりました。前頭前野はおでこのちょうど裏側にあり、人間の大脳皮質の約30%を占める巨大な領域です。 この割合は、人間が一番大きく、高度な脳活動をすることで知られている類人猿も、10%以下しかありません。つまり、生物学的に見た人間の特徴は、大きく発達した前頭前野を持つ動物である、ということがいえるのです。

人間の前頭前野には   

1.思考する  
2.行動を抑制する  
3.コミュニケーションする  
4.意思決定する  
5.情動の制御をする  
6.記憶のコントロールをする  
7.意識・注意を集中する  
8.注意を分散する

などの働きがあります。これらは、まさに人間を人間たらしめている高次の機能です。つまり、前頭前野は“人間の心”そのものといえるでしょう。また、前頭前野が命令を発することで、脳の、他の領域の機能が働くという点で、「前頭前野は、脳の司令塔」ということもできます。
************************************(引用ここまで)

また、「ボケ」と呼ばれる老人性認知症は、医学的には前頭葉の萎縮が進み、血流や代謝が低下し、その機能に障害がでてくることがわかってきたそうです。

極論すれば、
テレビ脳≒サル以下の知能? もしくは、テレビ脳≒認知症状態? になる・・・ということか?!

iwai

投稿者 staff : 2006年10月16日 List   

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コメント

・「脳科学の知見を生かす」シリーズ(1)~(20)の桑原です。今年4月、定年のため川口市立東本郷小学校長を退任しました。子どもの先生になりたくって教師になったのです。もう一度教壇に立ちたいと思って現場に復帰、7ヶ月たちました。、5・6年6クラスの算数を教えています。学校づくり・学校経営としてはかなりの実践をしたと思います。今度は校長としてではなく、普通の先生として脳科学の知見を実際の授業にどう生かせるか探っています。一緒に研究できる人がほしいと願っています。どなたか情報を交換しませんか。

投稿者 桑原清四郎 : 2006年11月14日 22:17

桑原清四郎さま

コメントありがとうございます。
当ブログ管理人のiwaiです。
「脳科学の知見を生かす」シリーズの追求には圧倒されました。
ご本人からコメントいただき光栄です。

なお、当ブログはタイトル下の【管理人へメール】からご連絡いただくと管理人へ届く仕組みとなっております。

投稿者 iwai : 2006年11月15日 00:25

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