| メイン |

2006年12月15日

漢字を知らないのは同化能力が未熟だから

受験もシーズンが近づき、受験生の皆さんはいよいよラストスパートです。
さて、色々なところで学力の低下が言われていますが、貧困が消滅豊かさが実現した現在、ある程度やむをえないと私は思っていました。しかし、学力低下の原因はこればかりではないようです。もっと深い所、人類の根幹能力である同化能力の問題も大きいようなのです。るいネットの投稿から紹介します。「漢字を知らないのは同化能力が未熟だから」

ポチッとよろしくお願いします。

 にほんブログ村 子育てブログへ

20代あたりから、漢字をあまりに知らない若者が増えている。

学力低下は、私権圧力の衰弱や私権社会を正当化した旧観念からの離脱が基底部にあり、直接的には私権闘争⇒受験競争に対するアンチとしての「ゆとり教育」が原因として起こったものだ。

しかし、日常の会話の中でも使われている(相手は使っている)と思われる言葉すら知らないケースが多い。知り合いの若者はあまりの語彙力のなさを周囲から指摘され、初めて危機感を抱き、わからない言葉をメモするようになった。

通常、会話の中でわからない表現があれば、聞き返したり表情を曇らせることで、相手も言い換えたりして共認を深め、同時に言葉を学んでいく。
しかし、表層的な関係では、会話の中でたとえ違和感があっても、それを表して軋轢を生じさせるよりは、無難にやりすごそうとしているようだ。一見和やかな表情を見せていても、本質的には、相手の発信に関心がない=同化しようと思っていないとも思われる。同化能力が未熟なほど違和感すら生じない。このようなタイプが年々増加している。

学校教育よりも深刻な学力低下の原因が進行中である。

こちらの投稿もお勧めです。「出来ない、覚えらない」

投稿者 fwz2 : 2006年12月15日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2006/12/87.html/trackback

トラックバック(1)

命名のプロ【命名を極めて赤ちゃんに良運を】
命名を漢字を先に決めて始める 命名を漢字を先に決めて始める最近では少なくなってきたように思いますが、昔はよく、兄弟で同じ漢字を共通で一文字使ったり親から一文字受け継いだり、というケース... ...[続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年12月28日

コメント

私は読めない漢字は殆ど無いんですが、咄嗟に出てこない(書けない・忘れてる)漢字が結構あるので、記事を読んで少し焦ってしまいました。(汗)

こちらの記事も重要です。

漢字を知らなくても済むのは、観念操作が行われているから(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=139459)

>表層関係で同化不全に陥っても、多くは「人それぞれ」など不全を捨象するための正当化の観念操作が行われる。その一つとして難しい言葉、知らない言葉は憶えなくてもいいとなっているようだ。

投稿者 かわい : 2006年12月16日 16:34

漢字が書けないのはまだ良い方だろう。だが読めないのは非常に問題である。日本語の場合なら書けなければ仮名書きすれば良い。先ずは読める様になる事が重要だ。
知らない言葉でも有る程度の語彙力、思考能力が有れば前後の文脈から意味を導き出す事は不可能ではない。
然し使うことが無ければ憶える必要性が無いとは何事だ。近頃の若者は根性が足らない。義務教育期間で漢字検定一級水準迄教えるべきである。

投稿者 ジハード : 2006年12月18日 19:31

コメントしてください