男の中で男の子は世界を広げていく！お母さんがすることはただ一つ…✨

未知なる生物「男の子の子育て」～あの行動の裏には、こんな大事な理由がありました～　 | メイン | 思春期は体も心も脳も大きく変化。息子の意識の深層とは・・・

2021年12月22日

男の中で男の子は世界を広げていく！お母さんがすることはただ一つ…✨

母には計り知れない世界観を持つ「男の子」の子育て。

女の価値観で男の子を育てても上手くいきません。そもそも見ている世界や捉え方が脳から違う！というのが前回の記事から見えてきました。リンク

脳の構造が違ったら…では男の子はどうやって成長していくのでしょうか。
（一部「息子のトリセツ」より引用します）

■男たちとの時間を増やしてあげる

・男の子は、祖父や父親、外のおとなの男の人たちとのやり取りを通じて、男たちが見る世界を掴んでいきます。
・そんな風に男子の脳は、女の想像を超えたところでひそかに成長していきます。

まず、男の子は男の中でこそ育つ✨ということですね！

同年齢だけでなく上の年代の男の人たち、お兄ちゃんたちと交流をしていくほど、男の子の世界はどんどん広がっていくんです！

そんな男たちの世界に入っていこうとする姿を見たら、是非後ろから静かに応援してあげて下さい✨

そして同時に、見守るは良いけど母親にできる事ってなんだろう？どうしたらいい？という気持ちが沸き起こってきます。
そのなかで母の役割はあるのでしょうか？

■心の原点でいることが母の責務～母親は「原点」である～

・お母さんは男の子にとって「原点」です。男の子は、母親を原点にして、そこからの距離を測りながら、世界を広げていきます。
・そんな時、原点がふらふらしたら、距離感が狂って不安で動けなくなってしまう。
・原点が揺るがないと、男性脳は強くなります。安心して、外の世界に立ち向かえるようになり、好奇心と集中力で様々な感性を獲得していきます。

私たち母親がゆるぎない原点であるための秘訣は、どんなにイライラしていても、息子が飛び出して行く時、あるいは、帰ってきた時の一言目。
柔らかな笑顔と「いってらっしゃい」、「おかえりなさい」の言葉で、彼の心を温めること★

↑↑お母さんの重要な役割はこれです～～

お母さんは、いつも戻ってきたらいてくれるという安心存在であることが、男の子がどんどん挑戦していく空気を作っていく基盤になるんです✨

さて今回は、普段このブログを見て下さっているお母さんからいただいたメッセージで、試行錯誤しながらも、息子さんの成長を周りに委ねながら無事男仲間の中に送りだしたお話を紹介します♪

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実は塾で新しい授業の体験をしようとした時の話です。

前々から私の方から誘ってた時には首を縦に振らず。男の先生から誘ってもらって、自ら行くと決めて。
しかし、当日送りだしたものの、緊張で授業に参加出来ず、なんとトイレに籠って泣いてしまったんです

これを聞いて、「もう行かない」って言いそうだなーって思ったんです。
(女子だったら行かないってなるパターン)

でも本人はむしろめげてなくって（驚

息子）「緊張さえどうにかなったらいけると思うねんな。1回緊張経験したからいけるかなー」
と、どうにかする方法をすぐに考え始めていたんです。2週間後、自ら再チャレンジもすると言ってきたんです。

それを聞いて、緊張をほぐしてあげようと、「みんな、なんかいいこと言って欲しいとか思ってないから。喋らなくてもいいし、まずは椅子に座ってるだけで大丈夫だからね」って言ったら、逆にそれがショックだったみたいで、「俺、発言期待されてないの？」と悲しんでしまって。

息子の反応をみて、はっ！これは女の子への寄り添い方だったーと反省！
そして、1回ダメだったくらいはなんのそので、闘い続けようとするのが男の子なのだなぁ、と。
男がそんな存在であることを改めて感じたし、危うくそれを潰しちゃう所でした

…その二週間後。
再チャレンジを無事終えた息子は、「また次も来ていい？？」と自ら言いだすほど楽しんだみたいで

先生からは終わったあとも、「次はもっともっと発言だな！」って期待をかけてくれていて。（先生も後日、息子の力強い目にまた期待したくなる。と伝えてくださいました嬉）

高校生や、自習の合間にいつも遊んでくれてる中学生の男の子達も帰りに、「またな！」って手を振ってくれてたりして。（知ってる人いっぱいいるんじゃん！笑）

周りの男の人たちと息子のやり取りを見ていて、とても安心したし、
やっぱり男は男の中で育てていってもらってこそ期待も世界も広がっていくのだと感じました。

心配で、一瞬合間に電話をしようか迷いましたが、「それこそ過保護だよな」と思いとどまってよかったです

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