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2006年10月19日

NCI法っていったい・・・


 
こんにちわ~ なっつんです
最近ワイドショーを見ていたらこんな言葉が・・・

 「NCI法」 ってご存知ですか

以前にこのブログに書いた「教育バウチャー制度」に続いて、なんか新しい言葉がぞくぞくと登場してきているようですが 😯

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まずは言葉の意味から

Nonviolent crisis intervention(暴力によらない危機管理法)という意味だそうです

もともと刑務所において囚人を管理する手法として考案された危機予防トレーニングで、アメリカにヘッドクオーターを持つCPI危機予防研究所のトレーニング研修の一部として紹介される。

管理組織において秩序を乱す行動が発生した場合。

1.相手が威圧感を感じないポジション、具体的には2歩ほどの距離をとり正対しないように角度を取って立つ。
2.相手の表情などを観察する。
3.その行動のデメリットを説明し相手に判断させるようにする。

校内暴力が問題になっている教育現場で注目され始めている。
(はてなダイアリーより引用)
                   

生徒相手に刑務所の囚人に対するのと同じ扱いをするのって・・・すごく違和感があります

この方法はどんなときに使用されるかというと

小学生の男の子が悪さをしたため、先生が怒ったら子供が逆ぎれして教室を出て行ってしまった
たとえば、こんなとき「NCI法」を使うと・・・こうなります

子供が逆切れをしたら、
1.先生はL字(生徒の正面に立たない。2歩ほど離れるらしい。)のところに立ち
2.相手を観察し、
3.「親に報告するけど、それでもいいんだね。」「いいんだったら勝手にしなさい。」
となるらしい。

えーー
これで校内暴力がなくなるとは思えない
よけい自己中を蔓延させるだけなんじゃないのかな
親も子供をしかれない、先生も子供をしかれない・・・近所の付き合いもない。では誰が注意するの?
こんな野放しで「相手に判断させる」って言ったって、なんの規範も教えられていない子供たちは
なにを基準に判断するのだろう 😥
無責任な大人たちが、自分の身を守るためだけにあみ出した方法なんじゃないの
って思わざるを得ないです。

子供たちのこと、社会に蔓延している自己中が引き起こしている事件・問題のこと。
それらを本気でどうにかしなきゃとはまったく思ってないのでしょう
なんでもかんでもアメリカの制度を取り入れるっていうのも違和感があります。
日本はこの調子でますますアメリカ化していくのでしょうか・・・

投稿者 postgre : 2006年10月19日 List   

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近藤文人
NCI法も、ゼロ・トレランス方式も、アメリカの教育理論は日本に摘要できない! >なんでもかんでもアメリカの制度を取り入れるっていうのも違和感があります。日本はこの調子でますますアメリカ化していくのでしょうか・・・http://... ...[続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年10月20日

コメント

「NCI法」、初めて知りました。

生徒相手に刑務所の囚人に対するのと同じ扱い・・・違和感どころか、明らかに変です。

生徒に対する否定視を感じます。それでは、何も変わらないと思います。

投稿者 sai-K : 2006年10月19日 23:37

>なんでもかんでもアメリカの制度を取り入れるっていうのも違和感があります。
日本はこの調子でますますアメリカ化していくのでしょうか・・・

アメリカの制度といえば、「ゼロ・トレランス方式」

「割れ窓理論」に依拠して1990年代にアメリカで始まった教育方針の一つ。「zero」「tolerance(寛容)」の文字通り、生徒の自主性に任せる放任主義ではなく、不寛容を是とし細部まで罰則を定めそれに違反した場合は厳密に処分を行う方式。日本語では「不寛容方式」「毅然とした対応方式」などと意訳される。(ウィキペディア)

結局、これも、力で力を封じようとするアメリカの論理。この方式を日本の教育に採用しようと研究している文部科学省の「児童生徒問題行動プロジェクトチーム」。

力対力では、自己中は制御できないと思います。蔓延するのが関の山だと私は思います。

投稿者 匿名 : 2006年10月20日 00:57

げげっ、こんな法律はじめて聞きました。
か~な~り、キケンな法律ですね!!
先生から、こんな叱られ方したら、キレてない子もキレちゃいますよね!!

投稿者 くぼあき : 2006年10月20日 01:53

えぇーーーーっっ すごい法律!
こんな状況がフツーになる学校に子供たちを行かせるなんて、かなり心配...。

そもそも、子供たちのことをどうおもっているのでしょうかね?

投稿者 りうママ : 2006年10月20日 08:51

子供を実験体としか見てないように思えてなりません。

今まで教わった先生や教育実習先で出会った心に残る先生は、
「親に言うよ」
「勝手にしなさい」
などとは決していいません。
心も身体も子供と向き合いとことん付き合います。

ある先生は、受け持ちの生徒との1年を振り返って「闘いだった」と言われていました。何かあるとすぐ「お母さんのところに帰る」と言って逃げ出そうとする生徒に1年間とことん付き合い続けたそうです(今ではその子はそういったこともなくなりました)。

「勝手にしろ」と言って突き放し、子供がすり寄ってくるのを待つ。
それに何の意味があるのかわかりません。

投稿者 マツオロチ3 : 2006年10月20日 19:46

NCI法を受けて、助かったという学校の先生をたくさん知っています。まず、NCI法について誤解があるようなのでお伝えします。これは刑務所用に作られたのものではなく、落ち着かない子どもに対して、「人権を尊重しながら、どう上手く対応できるか」というところから開発されたものだそうです。それが、学校、病院、刑務所、とあらゆる場所で活用されるようになったとのこと。人間はどこにいても何歳でも、危機的状況の時の行動は同じということなのですね。

投稿者 ココ : 2006年10月28日 22:59

NCI法を受けて、助かったという学校の先生をたくさん知っています。まず、NCI法について誤解があるようなのでお伝えします。これは刑務所用に作られたのものではなく、落ち着かない子どもに対して、「人権を尊重しながら、どう上手く対応できるか」というところから開発されたものだそうです。それが、学校、病院、刑務所、とあらゆる場所で活用されるようになったとのこと。人間はどこにいても何歳でも、危機的状況の時の行動は同じということなのですね。

投稿者 ココ : 2006年10月28日 22:59

Shortly after, the difference in the outer room.

投稿者 tennessee rv sales : 2007年1月6日 05:18

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