こんにちわ~ なっつんです
最近ワイドショーを見ていたらこんな言葉が・・・
「NCI法」 ってご存知ですか
以前にこのブログに書いた「教育バウチャー制度」に続いて、なんか新しい言葉がぞくぞくと登場してきているようですが 😯
クリックしてから続きを読んでね
まずは言葉の意味から
Nonviolent crisis intervention(暴力によらない危機管理法)という意味だそうです
もともと刑務所において囚人を管理する手法として考案された危機予防トレーニングで、アメリカにヘッドクオーターを持つCPI危機予防研究所のトレーニング研修の一部として紹介される。
管理組織において秩序を乱す行動が発生した場合。
1.相手が威圧感を感じないポジション、具体的には2歩ほどの距離をとり正対しないように角度を取って立つ。
2.相手の表情などを観察する。
3.その行動のデメリットを説明し相手に判断させるようにする。
校内暴力が問題になっている教育現場で注目され始めている。
(はてなダイアリーより引用)
生徒相手に刑務所の囚人に対するのと同じ扱いをするのって・・・すごく違和感があります
この方法はどんなときに使用されるかというと
小学生の男の子が悪さをしたため、先生が怒ったら子供が逆ぎれして教室を出て行ってしまった
たとえば、こんなとき「NCI法」を使うと・・・こうなります
子供が逆切れをしたら、
1.先生はL字(生徒の正面に立たない。2歩ほど離れるらしい。)のところに立ち
2.相手を観察し、
3.「親に報告するけど、それでもいいんだね。」「いいんだったら勝手にしなさい。」
となるらしい。
えーー
これで校内暴力がなくなるとは思えない
よけい自己中を蔓延させるだけなんじゃないのかな
親も子供をしかれない、先生も子供をしかれない・・・近所の付き合いもない。では誰が注意するの?
こんな野放しで「相手に判断させる」って言ったって、なんの規範も教えられていない子供たちは
なにを基準に判断するのだろう 😥
無責任な大人たちが、自分の身を守るためだけにあみ出した方法なんじゃないの
って思わざるを得ないです。
子供たちのこと、社会に蔓延している自己中が引き起こしている事件・問題のこと。
それらを本気でどうにかしなきゃとはまったく思ってないのでしょう
なんでもかんでもアメリカの制度を取り入れるっていうのも違和感があります。
日本はこの調子でますますアメリカ化していくのでしょうか・・・