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2022年05月18日
【肌感覚に学ぶ】子育ても人間関係も、充足の起点は、肌で捉えた感覚
私たち人類は、言葉が無くてもまわりの空気を感じとれる。その空気を感じて充たされるし、もっと気持ちよくしたいと欠乏も生じる。大切な人(親子・夫婦・彼氏・彼女・仲間たち)といる時の気持ちがふくらむ感覚や、お客さんを困らせてしまった時の胸がキュッとしぼむ感覚を感じとることができるのは、これまでの進化によるものです。
生物は、視覚や嗅覚よりも、触覚(皮膚感覚)を発達させ、まわりの世界を正確に捉えられるように進化してきました。それが、皮膚が第3の脳と呼ばれるゆえんです。
体の声は、祖先からのメッセージ~知能を養うなら、まずは皮膚感覚を磨こう!~
その進化の歴史をふまえると、人類がもつ皮膚感覚、(もう少し身近な言い方にすると)「肌感覚」は、子育ち・子育てをする上で、とても大切なことだと思います。もちろん、大人になってからも重要な感覚であり、友達と遊ぶ時も、仲間と仕事に取り組む時も、欠かせない感覚機能です。皮膚感覚の仕組み
マスクをつけることが当たり前になってしまった世の中で、その肌感覚を真っ当にはたらかせていきたい。こども達の肌感覚を育てたい。そのような想いでシリーズをスタートさせていきます。
題して、「肌感覚に学ぶ」です。次のような項目立てを行い、1テーマを2~3ほどの記事で深めていきたいと思います。
1.肌感覚の凄さを知る
肌感覚で捉える情報量の多さや正確さについて、事例をふまえながら記事にしていきます。母親は、手で触れただけで、こどもの体温が分かることなど。百聞は一見に如かずということわざもある通り、その凄さを紹介していきます。
2.肌感覚をどう活かす?
肌感覚を活用した子育ての実践紹介。また、仕事場面でも肌感覚を活かした仕事の進め方を紹介していきます。
3.快・不快を感じた時に発生する物質は?
親和系の気持ち良さ・心地よさ、危機察知系の緊張感。そんな感覚を得た時に発せられる物質は何なのでしょうか。その構造に迫っていきたいと思います。
4.本来の鋭敏な肌感覚を封鎖しているものは何?どう突破する?
シリーズの最後に、大きな問題を扱います(笑)。実は、この肌感覚、ほとんどの人が封鎖されているのです(泣)。それは何故なのか、それを突破するためにはどんな場で、何が必要なのか。その構造に迫っていきます。
私たちも深めたいテーマです。記事に対するコメントもお待ちしています♪
投稿者 oguma : 2022年05月18日 TweetList
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