「小1問題」の本質は学校の古臭さにある |
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2020年03月19日
企業立学校3 新たな流れ2~こんなにある
つづきです。
21世紀型の企業立学校
KADOKAWA、ドワンゴのN高同様の例は旧財閥の当主がつくった学校にも見られる。浅野セメント(現太平洋セメント)の浅野財閥による浅野中学・高校、東武鉄道の根津家による武蔵中学・高校・大学などがそうだ。企業色はあまり見られず、主に大正から昭和初期に、広い意味でのエリート育成を目的につくられた学校が多い。
表にはないが、名門男子校では兵庫の灘中学・高校、甲陽学院中学・高校はいずれも地元の酒造家の篤志を受けて設立されたもので、これらも経営者のつくった学校と呼べるかもしれない。
21世紀に入って誕生した企業ゆかりの学校としては、トヨタ・中部電力・JR東海などが共同で設立した全寮制の海陽中等教育学校や、カドカワグループ(KADOKAWA、ドワンゴ)が2016年に開校したインターネットの高校、N高等学校がある。
既存の公教育に対するアンチテーゼという意味合いも含む、新しいタイプの学校づくりへの挑戦である。
あるわあるわ。やはり、企業にとって一番大事なのは人材なんですよ。
欧米とは違い、決して資本などではない。
しかし、あの灘高が酒造元に起源をもつと言うのは知らなかった。やるな、灘五郷。
投稿者 hoiku : 2020年03月19日 TweetList
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