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2019年09月19日

子供の仕事は遊びである!40 ~10の理由1・太陽も必要

外遊びの良さに注目していますが、今まで出てきた「五感を刺激する」とか、「熱中力が追求力」に加えて、そもそも太陽光を浴びる、とかの環境そのものがありますね。

playgroundhope  さんより

 

しかし、外遊びには子どもが健康に成長して行く上で想像以上に多くのメリットがあります。

んー、でも外遊びが大切なのは分かってるけど、何がそんなに特別なの…?

外遊びの重要性についてもっと詳しく知りたい!

そんな皆さんのために、今回は外遊びが子どもにとって大切な10の理由をとりあげていきます!

 外遊びが子どもにとって大切な10の理由

1. 太陽光を浴びられるから!

子どもに太陽光を浴びさせると紫外線の影響とか日焼けが心配…

そう思って心配している方もいるかもしれません。

しかし、太陽光は子どもの健康的な成長を促す上でとっても重要なんです。

人の体は太陽光、その中でも特に紫外線を浴びることによって、体内のビタミンDの生成がされます。

このビタミンD、私たちが健康的な生活をする上でびっくりする程沢山の手助けをしてくれているんです。

例えば、骨の成長、免疫力の向上、感情のコントロール、しっかりとした睡眠… これらの物はビタミンDの存在を無くしては得られないのです。

こんなすごい働きをするビタミンDを外遊びによってどんどんと生成することによって、子どもたちは風邪をひきにくくなり、肺などの臓器も強化され、体力がぐーんとアップします。

子どもたちの健康的な身体的成長を促すためにも、是非毎日少しの間だけでも外で遊ぶことを勧めてあげてください!

 外遊び1

2. 管理能力がアップする

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子どもたちが子どもたちだけで子どもの世界の中で遊びを展開して行くことには驚く程たくさんのメリットがあります。

子どもたちだけで遊ばせるのって危なっかしいし、大丈夫か心配…

どうしても親としてはそういう気持ちが出てきてしますよね?

でも、そこはグッと我慢して何か問題がありそうでも見守ってあげましょう!

「可愛い子には旅をさせよ」と昔から言われているように、子どもにあえて困難に立ち向かわせるのも大きな愛情です。

子どもたちは大人の制限のない「外遊び」という小さな社会の中で、自分たちの遊びを作ったり、問題を解決したりして行くプロセスの中で次の5つの管理能力を身に付けることが出来ます!

A. 計画性
B. 優先順位の付け方
C. 問題解決能力・トラブルシューティング
D. 交渉力
E. マルチタスク能力

どれも生きていく上で欠かせない能力ですよね!

これらのスキルは元から子どもたちが持っているものではなく、経験や練習を積むことで徐々に発達していくものです。
その貴重な練習場となる「外」に是非お子さんたちを送り出してあげてください!

 

3. リスクを取ることを学ぶ

 

最近では子どもの安全が何事でも優先されるあまり、子どもたちが「リスクを取る」ことを学べる場が減っています。

でも、リスクを取ることは子どもたちが人間として大きく成長していく上でとっても重要なことなのです!

例えば、「木を登る」という行為をとって見てください。

親の視点から考えると子どもが木から落ちたら怖いという気持ちが真っ先にくるでしょう。

しかし、子どもに「木を登る」チャンスを与えなかった時のことも同時に考えてみて下さい。

木を掴んだ時の感触や、落ちた時の痛さ、登って行った時にだけ見える最高の景色、そしてそこで出会う今まで見たことのない虫たち…

「危ないからダメ」の一言が子どもたちがこれら全てのことを学ぶチャンスを奪ってしまうのです。

確かに木から落ちたら怪我をしてしまうかもしれない。

でも、失敗から学ぶことは成功から学ぶことと同じくらい大切です。

リスクを取ることは挑戦すること。失敗して悲しい思いをすること。成功して自信をつけること。失敗をどう乗り越えるか考えること。自分の弱さと立ち向かうこと。

子どもたちの強い精神力の発達のためにも、外での子どもたちの挑戦を温かく見守って応援してあげることが大事ですね!

 4. コミュニケーション能力・社交スキルが身につく

 

外遊びの大きな魅力の一つは大人数で遊ぶ遊びです。

鬼ごっこやかくれんぼ、缶蹴りや陣地取り….

大人数で出来る外での楽しい遊びを挙げだしたらキリがありません。

子どもたちは友達とこのような外遊びをすることを通して “ルール” の概念を学んでいきます。

なぜルールがなければいけないのか。ルールを破るとどうなるのか。

友だちに何かして欲しい時、自分はどのように相手と接すれば良いのか。

そのようなことを友達との遊びの中の様々な失敗や成功を繰り返して学んで行くことで、子どもたちは徐々に社会で生き抜いていく上でのスキルを身につけていきます。
思いやりの心、公平であることの大切さ、妥協、人の意見を聴く力、自分の意見を口にする力…

ただただ遊んでいるだけのように見えますが、外遊びは子どもたちにこれだけ沢山のことを教えてくれる場でもあるのです!

 

5. 想像力・発想力が豊かになる

 

外の自然の中には五感で感じられる不思議なものがたーくさんあります。

身体に当たる風の冷たさ、虫が出す不思議な音、潰したら面白い形の種が出てくる木の実…

大人にとっては取るに足らないものだと思えるようなものでも子どもにとっては様々な想像を掻き立てるワクワクする出会いとの連続です!

これらの自然との出会いから、子どもたちは自分の道具を作ったり、ごっこ遊びをしたり、壮大なお話を考えついたりします。

昔から愛されている小説「赤毛のアン」の主人公であるアンも、雄大な自然に囲まれて想像の翼を広げていきましたよね!

このように外遊びは室内にいるだけでは活性化されない脳の一部を刺激し、子どもたちの想像力や発想力を豊かにしていってくれるのです。

 続きます。

 

投稿者 hoiku : 2019年09月19日 List   

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