保育園体験参加8~子どもたちの一日 |
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2018年07月20日
心を満たす要求に応えてあげればモノは要求しなくなる
子供の要求に、どこまで応えてあげたらいいのか・・・
このままでわがままにならないのか・・・
そんな葛藤があるお母さんへ。
軸は全く別のところにありました。
http://hahamiwa.com/2018/02/06/117/
より引用します。
こんにちは、りんこです。
子どもの要求、どこまで応えてあげますか?
子どもの要求に従ってばかりいると、わがままになる?
ある権威ある児童精神科医の先生の本に、こんなことが書いてありました。
“子どもの望むことには全て応えてあげること。そうする方が自立が早くなる。”
と。
その先生の本を1冊読めば、とても納得でき、こんな子育てが出来たらなんていいのだろうと思ったものです。
今も折に触れて読み返す私の愛読書でもあります。
でも、現実問題、難しかったり、迷ったり、具体的方法が分からなかったりします。
それは、程度の難しさが一番です。
どこまで、応えてあげればいいのか、、、、というこいとに迷ってしまうのです。
赤ちゃんなら、程度も何もないので、分かりやすいと思います。
泣けば、あやしてあげ、おなかがすけばおっぱいをあげればいいのです。
でも、小学生になったくらいの子どもを育てる親は「しつけ」という問題とも、いつもぶつかっています。ワガママにならないだろうか、、、と。
◆我が家の場合の問題点
例えば、子どもがテレビをみながら「お母さん、お菓子もってきてー」と言ったらどうしますか?
こういう場面が、私は一番迷うのです。
頭の中はこんな感じです。
子ども:「お母さん、お菓子もってきてー」
私の頭の中:(え、自分で持ってきなよ。ここで持ってきてあげて、しつけ的にはいいものだろうか、、)
私:「お菓子?自分でもってこれないの?」
子ども:「今、気力がないのーお願いー」
私の頭の中:(でもな、そっか、本に書いてあった通り、子どもの要求に応えなくちゃいけないんだよね、、)
私:「もう、仕方ないな、はいはい」
と、持ってきてあげる、、、、
というパターンです、、、。
こうして、書き出してみると問題点が明らかになりますね、、。
その先生の本にも、書いてあるのですが、
“要求に応えてあげるときは、喜んで、そのことに一種の生きがいみたいなものを感じてやってあげなくてはないらない。”
と。
“いやいやな態度や気持ちでやってあげても、子どもの心はいつまでたっても満たされない。”
と。
そう私は、瞬間的に「自分のことは自分でやりなさい」というしつけの一面と、子どもの心に寄り添わなければという葛藤が、態度や表情にでてしまうのです。
子どもは、もうある程度のことをする能力は備わっている、、、
でも、出来るけど、お母さんにやってほしいというのは、
ひとつの甘えであり、満たされたいという欲求なのだと思います。
それが、小さい時に十分に満たされて育った子は、
早いうちに自立しますし、
我が家のように、小学校以前に手をかけてあげることができずに大きくなってしまうと、
それをする能力が備わった学童期でも、「満たされたい欲求」が、
そういった形で表面化するのだと思います。
◆要求が満たされないで育った子どもは、どうなってしまうのか
この満たされない時期が長ければ長いほど、思春期や青年期になってからの要求が大きいものになってしまうそうです。
例えば、お金を要求されるとか、ブランドバックをねだられるとかになってしまうそうです。
よく、スーパーやおもちゃ屋さんで、子どもが駄々をこねて、泣きわめきモノをねだっている光景、みたことありませんか?
その先生の理論に基づくと、心が満たされていないのでしょう。
実は、我が家も、小学校に上がるまで、こんな感じでした、、、
まさに、手もかけられず、心もかけられずに育てていた時期です。
我が子の心が満たされていなったのは、明らかに私がわかっています。
◆モノをねだってきた時は、気づきのチャンス
我が家はその後、色々とあり、カウンセリングに通ったり、本を読みあさったりして勉強すると同時に、それに追いつけるように、自分自身の心も整えるのにも時間をかけました。
その後、小学校中学年になってからは、物を要求するということは、ほとんどなくなりました。
モノの要求がなくなるまでは、モノの要求が一つのサインと思って子どもを過ごしました。
何か、モノをねだられたら「あ、まだまだ、この子の心が満たされていないのだ」と、そう思ったものです。
◆まとめ
•子どもの要求に応えるときは、喜びをもって応える
•しっかり要求に応えてあげれば、子どもの心は満たされる
•子どもの心が満たされれば、モノを要求しなくなる
•モノを要求されたら、子どもの満たされない心のサインだと思う
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
投稿者 hoiku : 2018年07月20日 TweetList
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