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2017年08月14日

共同保育所の歴史と現在9~ごたごた園4~ママへのアドバイス

続きです。

幼稚園ママ・保育園ママへアドバイス
-いま、幼稚園・保育園に子どもを通わせているお母さんに、幼稚園・保育園の先生方との信頼関係を作るためのアドバイスなど、教えていただきたいのですが。

まずは、やっぱり「思ったことをできるだけ率直に話し合う」ということ。
だけど、親と先生はお互いの立場が見えにくいっていうこともありますよね。
例えば、先生がどういうふうに大変な仕事のやりかたをしてるのか、とか、ましてその先生ひとりひとりの家庭の事情なんかも、見えにくい。
で、先生のほうでも同じなわけです。親たちがどんなに大変な思いをして、必死で迎えにきているか、お休みとって保護者会に来るのがどんなに大変か、とかね。

だから、そこに対する配慮、思いやりというか、「想像力」をお互いに持ったうえで話をする、ということが必要になると思います。
そういうところを抜きで、いきなりストレートにぶつけちゃうと、どうしても「対立」みたいになっちゃうんですよね。
だからまあ、「先生方も大変なんですよね」とか、「うちも本当に大変で・・・」とか、そういうワンクッションおいて、切り出すとかね。
もっとも園によっては、「そういうお話は全て主任と園長にお願いします」などと、かっちり決まっているところもあります。そういう場合はざっくばらんに、というのは難しいかもしれませんね。

ごたごた1

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また、大事なのが「ためこまないで、そのつど言う」ということ。
不満をためていると、何かのときに大きくなって「あのときも、あのときもこうでしたよね」といった感じに、爆発させてしまうことになりがちです。
子どもを挟んでいるだけに、その辺りはなるべくお互いにしこりを残さず、その場でできるだけ解消したほうがいいと思います。

それから、もうひとつ。当たり前のことかもしれませんが、子どもが保育園で気持ちよく過ごせるようにと作られた「必要なルール」はできるだけ守ること。
例えば、持ち物へのお名前書きなどがそうですね。先生からすると、名前がないと大変ですからね。忙しい中で、「これはだれの?これは?」ということになりますから。
もちろん中には、「こんなルールは必要じゃないのでは?」というときもあるでしょう。そんなときは、それも率直に言って、話し合うといいと思うんです。
でもそれ以外の、日常生活の中でのルールのようなものは、保育士への思いやりのひとつかな、と思います。お互いがやりやすくするための、必要なマナーですよね。
取材を終えて
「子どもを挟んだ大人どうしのいい関係は、どうすれば作れるのだろう?」
保護者と保育者が共同で保育する「共同保育所」にはそのヒントがあるのではないか。そう思って、疑問をぶつけてみました。

お話をうかがって分かったのは、「特別な方法などない」ということ。
ひとつひとつ、率直に話し合うこと、相手への「想像力」を働かせること、意見の違いやぶつかり合いを恐れないこと・・・。
どれも人間関係の基本的なことばかりです。

幼稚園や保育園で、大人どうしの関係に悩んだときに、参考になるのでは、と思います。

色々、難しいのだと思います。本来、コミュニティーの中での子育てなら、人間関係もコミュニテイ―の統合の中に収斂していきますが、保育だけを切り取ると、委託~受託の関係で金銭の対価としての保育サービスになってしまいます。共同保育はそのサービス業的な次元を超えるための手段のはずですが、子育てという課題だけで集まった人たちがまとまるのは至難の業でしょう。

投稿者 hoiku : 2017年08月14日 List   

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