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2016年10月07日

なんで子供は走るのが好きなの?~人類は長距離ランナーとして進化し、生き残ってきた!

踊ったり歌ったり、絵を描いたり・・・子供が好きなことはいっぱいあります。その中のひとつに「走るのが好き」というのがあります。

3歳、4歳と大きくなるにつれて、いつでもどこでも走っています。小学校5年生くらいまでは「走るの好き?」と聞くと大半の子は「好き!」と答えるそうです。

なんで子供はこれほど走ることが好きなのか?

そこで調べてみたら「人類は走るために最適化された体系にデザインされている」という説が見つかりました。ひょっとしたら子供たちはこの人類の遺伝子に突き動かされて走っているのかも知れません。

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「人類の体は長距離走ができるように進化し、その能力で生き残った」
こんな考えを打ちだした本がありました。
BORN TO RUN -走るために生まれた- ①人類の体は長距離走用に進化した
(http://ameblo.jp/kedume/entry-11729092572.html)より引用します。
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●約200万年前に登場したホモエレクトスは脳が飛躍的に大きくなった。
安定的に高カロリーな食事=肉食ができるようになったから

●槍の先が発明されたのは約20万年前、弓矢は2万年前、それまで200万年近くの間、人は素手で狩猟をしていたはず

●素手の狩猟は追跡狩猟、発汗機能を持たない人間以外の哺乳類を追い回し、
走り続けさせることで体内の熱で死に至らせる狩りの方法。
実際にアフリカのブッシュマンがこの方法で狩りを行うところに同行した学者の回想が出てくる

●約200万年前に登場したホモエレクトスは脳が飛躍的に大きくなった。
安定的に高カロリーな食事=肉食ができるようになったから

●槍の先が発明されたのは約20万年前、弓矢は2万年前、それまで200万年近くの間、人は素手で狩猟をしていたはず
●「汗腺が数百万もある人間は、進化の市場に現れた史上空前の空冷エンジンだ」
ほとんどの動物は汗をかく機能をもっていないので呼吸で取り込んだ空気で体内を冷やしている。そのため持久走が苦手。無理に走り続けると体温が上がり続けて死に至る。

●人間は更に直立・無毛の皮膚・細身の体で太陽熱を貯めにくい

●四足歩行の動物はストライドと肺の呼吸が一体のため、一歩につき一呼吸しかできない。人間は二足で走るので肺呼吸とストライドが独立していて歩数に呼吸が縛られない。

●直立しているので走りながら胸を膨らませて空気を吸うことができる

●大きく重い頭は二本脚で走る体のバランスをとるのに腕と共に重要な役割を担っている

●走る動物としての特長、歩く動物チンバンジーにはなく、人間にあるもの
・アキレス腱・土踏まず・大きな大殿筋・項靭帯=後頭部にある頭を支える腱
いずれも走る動物にはある。
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人間は動物界でもっとも運動能力が劣っていると思っていましたが、持久走という点では他にない能力を持っているようです。文明の発達で人間は次第に走らなくなり、個人スポーツや健康維持のためへと走る目的も変わってきました。

そんな現代でもメキシコの先住民であるタラフマラ族は「走る民」として知られています。彼らは裸足に近いサンダルで200Kmにおよぶ長距離を走り続けられるといわれています。

人類最強の走る民族「タラウマラ族」
(http://tsukinuke.hatenablog.com/entry/20110208/p1)より引用します。
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彼らの伝統的な走り方は、個人ではなく、集団で楽しみながら走る。人類は、集団で狩りをする動物として進化したのに、現代人は、走ることを個人の努力に置き換えて、自分の順位や時間ばかり気にする。だから走ることが苦痛になったんじゃないかな。タラウマラの人たちは、そんな走り方はしない。
(クリストファー・マクドゥーガル・2011/2/7朝日新聞)
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個人ではなく、集団で楽しみながら走る・・・子供たちが遊びながら走り回る姿とダブってきます。人間は走る動物。走るために生まれてきたのですから、走るのが好きなのは当たり前だといえます。

なんだか私も一緒に走りたくなってきました。

投稿者 hoiku : 2016年10月07日 List   

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