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2015年08月14日

合唱は、みんなの心と体に気持ちいい

先日、会社の行事で部署ごとに合唱をしました。
大人数で声をそろえて歌うなんて、高校の文化祭以来でしたが、とにかく・・・よかった。

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練習を始めた頃はみんな声も小さくバラバラで、表情も固かったのですが、『やるからには、恥ずかしがって中途半端にやらず、本気でやろう!』とみんなで一致団結して練習を繰り返すうち、歌詞の意味や背景を考え、歌い方や振付などみんなで意見を出し合って『それいい!』をすり合わせて組み替えて、次第に一体感と充足を感じられました。

そして本番の日、みんなの笑顔に包まれながら歌うと、歌っている仲間と、聴いてくれているみんなと心がひとつになったようで、あたたかく深い安心感に包まれました。

また、同じように一所懸命練習してきた他部署のみんなの本気の歌を聞いていると、『みんなのことが、会社のことが大好きだ。この充足を守るために、みんなでもっといい社会を作るために、日々闘って勝ち続けたい。』という気持ちが自然と沸いてきました。

子どもの頃の経験からも、歌うと単純に気持ちがいいし、いいメロディーは心にしみわたるし、歌とともにいろんな思い出がよみがえったり、作った人に同化して情景やことばの使い方・意味に想いを馳せたり・・・

と、さまざまな効用がありそうな気がしていましたが、特に“合唱”には、心の面でも、健康の面でもよい影響を及ぼす可能性があるという記事をみつけたので紹介します。

合唱にはメンタル面でも心臓の健康面でもヨガの呼吸法と同じような効果が期待できることが判明より引用。

>歌がストレス解消になることは多くの人が実感していると思うが、同じ歌でも「合唱」には、メンタル面と心臓の健康の両方によい影響を及ぼす要素があるようだ。

>歌を歌い始めると、メンバーの心拍数が下がっていくこと、さらに全員の鼓動が徐々にシンクロし、曲のテンポと合わせるかのように一致していくことが分かった。

>合唱で必要とされる息を長く吐き出す行為には、ヨガの呼吸法と同じ効果があるのだとか。つまり、息を吐き出すことで、脳幹から出て心臓や肺など諸器官をつなぐ「迷走神経」が活性化し、心拍数や血圧が安定する。だとすれば、合唱にもこれまで知られているヨガの効果と同様、メンタルや感情面、心臓の健康によい影響を長期にわたって及ぼす可能性があるということだ。

>また、合唱によってメンバーの鼓動が一致するという事実は、社会的つながりを築いたり強化したりする能力の現れとも考えられると、Vickhoff氏は指摘し、今後さらに音楽が人間の体と健康に及ぼす生物学的影響を研究し、医療、リハビリ、予防的ケアにつなげていきたいと述べている。

引用終わり。

久しぶりの合唱の充足体験のおかげで、太古の昔から人類が仲間との歌や踊りを充足源・活力源にして生きてきた事実は、現代人にもしっかり受け継がれているということを、強く感じました。

投稿者 hoiku : 2015年08月14日 List   

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