【コラム☆感謝の杜】~インディアンの言葉1 |
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2015年07月09日
【コラム☆感謝の杜】~インディアンの言葉2
1の続きです。るいネット インディアンの言葉 から
女性に対する見方も、神(自然・大地)に対する見方も、日本の古い感覚に近いですね。
●レッド・フォックスの言葉
白人の世界ではつい最近になってやっと、女性もまた知性があるのだから女性にも投票権をあたえてもよいだろう、ということがわかったのである。
インディアンはすでに原始の時代にそのことに気づいていた。
多くのインディアン部族のあいだでは、部族会議のメンバーになる男を女性が選んでいた。
それらの男たちの誰かが何か不都合なことをしでかせば、女たちはその男を解任することができた。
女たちはまた、子どもが七歳になるまでのしつけには完全な発言権をもっていた。
ときには女たちも戦闘に参加し、敵の馬を追い散らしたり、おとりとなって主要な戦闘の場から敵兵を他の場所へおびき寄せたりもした。
かつてあるインディアンが言った。
「われわれはずっと昔から、女たちのなかには男よりも賢いものがいることを知っていた。酋長の生みの親は女なのだから、彼女もまた酋長と同じように賢いにちがいない」
(「白い征服者との闘い」より)
●ホピ族
白人の目には、わしらが馬鹿みたいに映っているかもしれない。
わしらがあんまりにも単純だからだ。
わしらは偉大な母である大地によりそって暮している。
わしらは、あなたがあなたの神を信じているように、わしらの神を信じている。
しかも、わしらの神はわしらにとっては最高だということも、信じている。
わしらの神はわしらに話しかけ、なにをなすべきかを教えてくれる。
わしらの神は、雨雲や太陽やトウモロコシなど、生活に必要なものをなんでもくれる。
わしらの神は、あなたの神のことを聞くはるか以前から、こうしたものを与えてくれていたんだ。
もし、あなたの神がそんなにも偉大ならば、わしらの神がそうやっているように、白人の口からじゃなく、直接わしらの心に話しかけてほしい。
あなたの神は冷酷で、けっして全能なんかじゃない。
なぜなら、あなたはいつも悪魔のことや、人が死後に行く地獄の話ばかりをしているからだ。
わしらの神は全能だし、まったく善良だ。
悪魔なんていないし、わしらが死後に行く霊の世界には、地獄などない。
いやいや、わしらは改宗なんかしないことにする。
わしは自分の神と自分の宗教についていくことにするよ。
あなたの宗教よりも、わしらのほうが、ずっと幸せになれそうだからな。
投稿者 hoiku : 2015年07月09日 TweetList
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