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2015年04月30日

【コラム☆感謝の杜】~ペットボトルの危険性~赤ちゃんには毒となる!?

るいネット ペットボトルと母乳と赤ちゃんの中性化!? より

これを読んで思ったのは、赤ちゃんに対する化学物質の影響は桁違いに大きいということ。

あまり、良いことではないが、成人なら少々の化学物質が入っても排毒したり、緩和したり出来る成体のボリュームがある。しかし、赤ちゃんにはそれが無い。そもそも、化学物質に対応すべく進化していない人間の一番弱い状態では、化学物質を食らうとひとたまりも無い。

物凄く、怖いことだと思う。

■102名の母乳でビスフェノールA(BPA)を測定

女性の初乳から、プラスチックの原材料であるビスフェノールA(BPA)が検出されました。BPAは1998年に環境庁(現・環境省)が環境ホルモンとして指定した67種の物質のひとつです。

最新の測定技術が微量の測定を可能にしたばかりで、害や安全な範囲についてはまだ明らかになっていません。それでも「赤ちゃんに尿道下裂(男性性器の女性化)が増える」という報告があり、乳ガン細胞、女性ホルモンへの影響も疑われています。

■ペットボトルを飲んだ人には統計学的有意差

ペットボトル飲料を飲んでいた母親(78名)の初乳からは3.59ng/mlのBPAが検出され、飲まなかった人(24名)の2.72ng/mlより有意に高かった。
調べたのは、静岡県立大学看護学部の立岡弓子さん。人体のBPAについては、これまで血液、臍帯血、羊水が調べられていますが、母乳で測られたのはこれが初めてです。

ペットボトル哺乳瓶

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~中略~

BPAを使用した容器を使ったかどうかを知るため、初乳を提供した人に聞いたことは、「コンビニ弁当を食べていたか」「カップめんを食べていたか」「ポリ カーボネイト製容器を使っていたか」「ペットボトル飲料水を飲んでいたか」「缶コーヒー飲料を飲んでいたか(缶飲料だが、コーヒーは缶の内側にBPAを含 むコーティングがしてある)」の5項目。

結果は、ごく微量であるものの、すべての初乳にBPAが出ていることがわかりました。そして、BPAを使用した容器を使っていた人は価がやや多くなっていて、特にペットボトルの場合は、統計的有意差=「明らかに差がある」と統計学的に判断される差がつきました。

現代人なら、誰もが頻繁に摂取しているBPA。これとまったく無縁に生きていくことは、母親も赤ちゃんも難しいことでしょう。でも、立岡さんはこう言いま す。「妊娠・出産をする人は、この物質について、もっと知識を持つべきではないでしょうか。BPAは、本人の心がけで、摂取するかどうかを決められるから です」

■赤ちゃんは、肝臓の解毒作用が弱い

ペットボトルの山‥‥ブラスチック容器は、環境ホルモンが出るだけではなく、土にも戻らない。
私たちの、この便利すぎる食生活。それを少し改善すれば、BPAの摂取量はどんどん減らしていけます。

身体に入ったBPAは、実はほとんどが肝臓で代謝され、48時間以内に尿中に排泄されます。だから蓄積は摂取量の一部なのですが、赤ちゃんは、この肝臓の機能が未発達。そのため、大人以上の影響を受けることが心配です。

milk

■BPAは、プラスチックが熱くなると出てくる

立岡さんによれば、BPAはこんな風にあなたの身体の中にやってきます。

●プラスチック容器に入っています。
●わかりにくいときは、「ポリカーボネイド」という表示があれば確実にBPAを含んでいる容器です。
●溶出は温度が80度以上になると起こり、高温になる電子レンジでは特に溶けやすくなります。

つまり、コンビニにずらりと並んでいるような便利な食品は、とかくBPAを摂取しがちなのです。たとえば熱湯を注いで3分待つカップ麺。できあがりを待っている間に、BPAも溶け出しています。レジの人が電子レンジでアツアツにしてくれるお弁当も、同じく不安です。

立岡さんの調査では、妊娠中「毎日、カップ麺を食べていた」という人が、101人中5名いました。「お昼は彼もいないしひとりだからカンタンに‥‥」「体 調がつらいから」と、ついインスタント食品に手を出してしまう方はいませんか。まず、このような食品に頼るのはやめます。
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環境ホルモンが生物の体内で濃縮(貝、魚等)され、性の中性化が起こるという話はよく聞いていましたが、人間にも同様の危険があるという可能性があることに驚きました。(まだはっきりとは分かっていませんが。)

身の回りの飲食料でBPAがはいっていないものを探すほうが難し状況を考えると、結構恐ろしいことなのかもしれません。

肝臓が正常に機能する状態であれば、BPAはほとんど体外に排出されるようですが、いつも食べていたカップ麺を減らしていこうと思います。

ここまで読んで、プラスチック製哺乳瓶、あれは大丈夫なのか?温かいミルク入れるやん!と思って検索すると、哺乳瓶メーカーは「環境ホルモン含まず」をうたっている。~ほんとに大丈夫なのか?

未だ、ガラス瓶が主流として残っているようで、ちょっとほっとする。お母さんは気をつけている人も多いのだろう。母体のほうも気を使って健康体で居てほしい。

 

投稿者 hoiku : 2015年04月30日 List   

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