| メイン |

2015年04月28日

お花が「さようなら~」って言ってる!

先日、次女(3歳)が桜の花びらの散るのを見て、擬音語をつけていました。

「ひらひらひら」「はらりはらり」「さ~っ」「そよそよ」「あっ、さようなら~」

最後の『あっ、さようなら~』が面白くて、「桜にさようならって言ったの?」と尋ねると、「お花が飛んでいく時にさようならって言ってたから返事しただけ」と、けろっと答えていました。

花も木も葉っぱも、虫も雲も、子どもの手にかかると何でも命が吹き込まれるのですね。

また、「この花、桜かぁ。思い出した。“さくら”ってほんとぴったりお似合いの名前やねぇ」としみじみ桜を愛でている次女を見て、大好きな投稿を思い出したので、紹介します。

るいネット「日本語が美しい理由」http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=147011

 にほんブログ村 子育てブログへ

言葉はその音が単なる記号ではない。
その音が持つイメージから言葉は作られる。太古、精霊を見て、観念を発明したとき、彼らの感覚にしっくりくる発音が与えられたはずだ。
日本は幸い、太古から民族、文化、言語がずっとつながっている。
日本語が持つ語感は、日本の風土の中で作られた言葉が変化しながらもずっとつながりを持っている。

たとえば「サクラ」は、息を舌の上で滑らせ、口元に風を作り出すSa、何かが1点でとまった感じのするKu、花びらのように舌をひるがえすRa、で構成され、つまり風に散る瞬間の花の象をあらわしている。

また、50音図は見事にそれぞれの音の特徴をマトリックスに表している。
開放するa、尖るi、内向するu、おもねるe、包み込むo
きっぱりのk+開放するa=ka、きっぱりのk+尖るi=ki、・・
爽やかなs+開放するa=sa、・・・
・・親密のn+おもねるe=ne・・・50音すべてに性格づけが出来る。

50音の中で最も鋭く尖った音「キ」。木のイメージは地面から突き出た硬く尖ったものなのだ。

だから日本語には擬態語が多い。
カラカラ、クルクル、コロコロ
サラサラ、ソロソロ、スルスル
タラタラ、ツルツル、トロトロ
Kは回転する固体、Sは乾いた空気の摩擦、Tは粘性のある液体のイメージだ。
日本人ならみんな共有できる音のイメージ。新しく擬態語を創ってもすぐ通用する。ところが、外国人にはこれが理解できない。

無数の音節単位を認識する他国の言語では、各音に対する性格付けがほとんど不可能。
音の語感だけで雰囲気の解る日本語発音体系、それを太古から途切れずに発達させることが出来た。
日本語は美しい。

黒川伊保子 「日本語はなぜ美しいか」 より

サクラサク、この語感の美しさ。みんなが共有できることの幸せ。

何にも言葉で教えていないのに、桜を見ておんなじイメージを抱き、しっくりくる言葉で表すことができる日本語って美しいなぁ、日本人でよかったと改めて感じました。

 

投稿者 hoiku : 2015年04月28日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2015/04/4379.html/trackback

コメントしてください

*