【コラム☆感謝の杜】子育ての原点~ 一緒にいて、肌と肌をふれ合わせ、同じものを見る |
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2013年09月12日
【コラム☆感謝の杜】いじめはなぜ起きる?~「心無い言葉」を「良い意味」に受けとる女の子の話
充ち足りた日々も学びから☆+゜~コラム☆感謝の杜(かんしゃのもり)です。
「子どもたちに伝えたい日本人のこころシリーズ」では、いつまでも忘れないでいたい、次代を背負っていくこどもたちに伝えていきたい、そのような日本人のこころを紹介しています。
そこで学んでいることは、日本人にこころとは、相手を思いやる心、感謝の心でいっぱいということです。なのに、いじめは無くならず、ニュースでいじめが原因で自殺したなどと聞くたびに、心を痛めている人は大勢います。
いま一度、親から子へ、本当の日本人のこころを伝えていくことの大切さを、改めて見つめ直してみましょう。
続きをよろしくお願いします
いじめはなぜ起きる?~「心無い言葉」を「良い意味」に受けとる女の子の話
いじめは大人の見方や考え方が子どもに反映されたもの。
「今の子どもたちは・・・」と嘆く前に、今の大人たちが変わらなければいけない。そんな思いを強く感じさせてくれるエピソード。
いじめられそうになっても、それをいじめとは考えず、それどころか、級友の心無い言葉を、あっさりと「良い意味」に受けとり、逆に友達になってしまう女の子のお話を紹介します。「人と自然を愛したい☆天然母ちゃんの日記」より抜粋
リンク(中略)
古い筆箱(「ありがとう」著者:高木善之、出版:『地球村』出版より)うちではあまり新しいものを買い与えません。
娘が小学校に入るとき、妻は自分の古い皮製の筆箱を出してきて、
「これはお母さんが小学校のときから大切に使ってきた宝物なの。これを買ってくれたお父さん、加乃のおじいさんは、お母さんが小学校のときに亡くなったの。お母さんはこれをお父さんの形見としてとても大切にしてたのよ。お前が大切に使うんだったら、あげようか」
と話しました。 娘は、
「うん、大切に使うからちょうだい!」と言って、それをもらいました。
ある日、担任の先生から電話がかかってきました。
「加乃ちゃん、古い筆箱を持っていますね。 きょうそれがクラスで話題になりましてね」
先生の話によると、男の子が娘に「お前の筆箱、古いやないか、僕のはこんなんやで」と自分のピカピカの筆箱を自慢したのです。ほかの子も周りに集まってきて、娘の古い筆箱のことを囃(はや)し立てたそうです。
それに気付いた先生が、とっさになんて言おうかと迷っていると、
娘は「ねっ、古いでしょ!いいでしょ!これはお母さんが子どものころから大切に使っていたんだって。おじいちゃんの形見なの。私も大事に使って、私の子どもにこれをあげるの」 と言ったそうです。
周りの子どもたちは一瞬シーンとなり、そしてしばらくすると男の子たちが 「ふーん、ええな」と言ったそうです。 先生は、それを見て大きなショックを受けたそうです。この話はそのあと、PTAや近所で評判になり、何度か「お話をしてください」と頼まれました。 またPTAでも「いじめ」についての話し合いの折に、例としてよく話されました。
いじめはなぜ起きるのでしょう。
いじめは親や先生などの大人の見方や考え方が子どもたちに大きく反映しているのかもしれません。
(抜粋終り)
投稿者 tomitomi : 2013年09月12日 TweetList
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コメント
投稿者 ちゃりこ父
追記・http://plaza.rakuten.co.jp/nennenosshan/
投稿者 ちゃりこ父
はじめまして。いじめで、命まで落としてしまったり回復できない大きな傷をおってしまう子供が大勢います。その多くは、学校が舞台になっています。閉塞された空間に閉じ込められ、押し付けられたスタンダードに振り回され、大事な心を失う。迎合することばかり覚え、教師は見てみぬふり、隠蔽を繰り返す。「学校なんていらない」ってブログを書いています。不平を言っているだけでなく、ホームスクーリングの実践です。ご覧になってみてください。ステレオタイプの見方しかできない人には目からうろこかもしれませんよ。そして、これからの時代、本当に大事なものを考えなくてはいけないと思います。