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2012年10月23日
勉強だけの子どもにはしたくない~(5)相手から人の役にたつ喜びを奪ってしまう「自分でやった方が早い病」
こんにちは
仕事を進めていくうえで、なんでも自分でやってしまう「自分でやった方が早い病」にかかっている人が多いそうです。
がんばっているのに、一緒に働いている人達となんか上手くいかない 😥 ・・・
勉強だけの子どもにはしたくないシリーズでは、人の気持ちや痛みがわかり、世の中の必要なことに素直に目を向け、仲間と共に課題を発掘し、追求して答えを導き出せるようになれる人に育てるにはどういった“学び”が必要なのか?を追求しています。
そこで今回は、どうして自分でやってしまうのか、そんな大人にならないために、どんな風に子どもを導いてあげられるのか考えてみました
応援よろしくお願いします 😀
『「自分でやった方が早い病」著:小倉広』より
★「自分でやった方が早い病」の根本的な原因
(1)病の根本的な原因は「利己主義」で仕事をしているから。
中国の老子は「飢えている人に魚をとってあげれば、一日は食べられるけれど、魚の取り方を教えれば、彼は一生食べることができる」と言いました。
魚をとってあげることは、誰かのためにやっているので一見利他的に見えます
しかし実は利己的なのです。なぜなら、魚をとってあげた相手があなたがいないと食べていけないからです。
魚をとってあげたことで本人は気持ちいいですが、とってもらった人は、長い目でみると実は損をしています。
(2)「させていただく幸せ」を知らない
最初は「してもらう幸せ」典型的なのは子ども。親におもちゃを買ってもらったり。
もう少し成長すると「自分でできる幸せ」親にしてもらわなくても、自分でできることに幸せを感じることになります。
その先の段階が「させていただく幸せ」誰かの力になってあげる。誰かを助けてあげることによって、実は助けてあげた相手以上に自分が幸せになるということです。
自分でやった方が早いという思考は、「自分でできる幸せ」の段階です。効率を高め、知識を増やし、ノウハウを蓄積する。これは自分でできる幸せの追求に他ならないのです。
(3)自分でやった方が早いの裏側では誰かが泣いている
「自分でできる幸せ」は、自分だけが幸せを食っているわけですから、必ず誰かと対立することになります。
ところが、「させていただく幸せ」の第三段階になった瞬間、「あなたの幸せ」と「みんなの幸せ」は一つになるのです。究極の幸せと言っても過言ではありません。
仕事をこなすのが目的でなく、仕事を通じて部下の成長を促すのが目的になるのです。
自分でやった方が早い病 ~人に課題を任せられない人必見!!~より引用
例えば、夕食を作っているとき、となりに構って欲しそうな顔の我が子。いちいち構っている暇はないし、ましてやこんな小さい子に手伝わせたら台所が散らかるだけだわと、テレビで気を引いたりしていませんか。
これは、親子ともにとっても勿体無いことなんです 🙁
子どもにとっては、料理の過程を経験することで料理を作る大変さを実感することはもちろんですが、自分でできることがどんどん増えていきます。そして何より、おいしそうに食べてくれるみんなの顔をみて嬉しさもひとしおになりますね
そんな子どもの嬉しそうな顔を見ると、余分に時間がかかっても、台所がどんなに汚れようと、親の方もとっても嬉しくなってきますね
大人がなんでもやってしまうことは、「自分でできる幸せ」の範疇から抜け出せていないのかもしれません。子どもに「人の役にたつ喜び」を得ることができるようにしてあげることが、大人にとって必要なことなのでしょう
さて、次は「人と関われば人は育つ」・・・学童期の子どもに対する親の接し方を紹介します。お楽しみに
投稿者 tomitomi : 2012年10月23日 TweetList
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