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2012年10月04日

勉強だけの子供にはしたくない ~(3)子供を伸ばす「ほめグセ」の魔法~

最近「ほめる」ことが注目を集めています。

先日ネット上で「ほめ達」という言葉を見つけました。
調べると「ほめ達」とは「ほめる達人」の略で、「ほめ達検定」という検定試験まであるそうで、開始以来の2年間で5千人近くの「ほめ達」が誕生しているようです。

「ほめる」「ほめられる」ことで、人も組織も元気になり活性化する。
「ほめ達」を増やすことで、日本を元気にさせていく(リンク

また、学校教育の事例では、「「ほめる」ことが学級崩壊やいじめを無くす秘訣」とまで言われているようです。(リンク

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今や「ほめる」「ほめられる」ことで活力がアップする時代なんですね :D

ということで、今回は「ほめる」について考えていくことにします。

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1.「ほめる」とは価値を発見して伝えること

「ほめる」というと、ついつい「おだてる」「甘やかす」といった言葉を連想してしまうのですが、ここで言う「ほめる」とは、そのように迎合するイメージではありません。

価値を発見して伝える「ほめ達」の方法(リンク

「ほめ達」のほめ方は、おだてたり、耳触りの良いことを言ったりするのがメインではありません。

例えば、
 ①目の前の「人」の価値を発見して伝える
 ②目の前の「モノ」の価値を発見して伝える
 ③目の前の「出来事」の価値を発見して伝える

この3つこそ「ほめる」ことなのです。

重要なのは

「ほめる」とは価値を発見して伝えること

という認識です。
「ほめる」ためには、相手を注視し肯定視することが必要です。
子供を「ほめる」場合も同じで、「ほめる」ために自然と子供を注視するようになります。ついつい親の基準で叱っていたことに対しても、「ほめる」ために肯定的に捉えようという意識が働くようになります。つまり「ほめる」ことで、子供たちの潜在的な可能性=新しい価値に気付くことができるようになるのです。
また、「ほめる」ことでその気付いた価値をストレートに子供たちに伝えてあげる。これにより、子供たち自身の「可能性を掴みとる能力」も伸ばすことが出来るのです。

2.まずはほめて理由はあとで考える

今まで子供を叱ってばかりで「ほめる」ことに慣れていない人にとって、いきなり「ほめることを心がけましょう」と言われてもなかなか難しいものです :roll:
そんな人には「まずはほめて理由はあとで考える」ことが効果的です。

「まずはほめて理由はあとで考える」(リンク

 ①すごい
 ②さすが
 ③すばらしい

「ほめ達」はこれを「3S」と名つけて口ぐせにします。女性の場合は「素敵」を加えて4Sにしてもいいでしょう。
まず、どれかをとりあえず言ってしまいましょう。やがて習慣になります。それでも続けていると、ついには口ぐせになります。「ほめグセ」がつくのです。

脳は実はものずごい怠け者です。「考える」ことを嫌がります。放っておくと、すぐに省エネ運転をします。創造したり、追求、集中する事をやめて、ボーッとしたり、前例や習慣で動こうとするのです。
ほめることは創造ですから、脳は乗り気になりにくいのです。そこで口ぐせを使うのです。「すごいですね」「さすがです」「いやあ、すばらしい」と反射的に言ってしまうのです。すると怠けぐせの脳にスイッチが入り全力で「なぜすごいのか」という理由を探し始めます。

たとえば子供が書いた絵を見て、何も考えず「素敵な絵だね」と言えば、脳は言った理由を必ず考えてくれます。「素敵な絵だね」「どこが」「色の使い方が上手だよ」「そうかなぁ」「見ているだけで楽しい気分になるよ」「なるほど、うれしいね」といった具合です。

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なんとなく実践出来るような気がしてきましたね :lol:

3.まとめ

今まで私達は、私権(=私的権益あるいは私的権限の略。財、地位、異性など)を追い求め、この私権の獲得が生きていく上での第一課題でした。子供の教育にひきつけて言うと、昔なら「いい大学に入りたいなら勉強しなさい!」という言葉で、子供自身も勉強意欲が沸いたものでした。

しかし現在は私権意識が崩壊し、多くの人にとって「私権の獲得」は第一課題ではなくなりました。子供たちにとっても、一流大学に入ることは勉強の動機にならなくなっています。人々の意識は、私権第一からみんなとの充足関係、つまり共認充足を第一とする意識に変化しています。今や「私権獲得」ではなく「充足を得る」ことが最大の活力源となっているのです。
「ほめる」ことは、「ほめる」側も「ほめられる」側も、お互いに共認充足を得ることができます。だからこそ「ほめる」ことが注目されるようになったのです。

「ほめるとは価値を発見して伝えること」

これはとても重要な認識です。「ほめる」ことは私権に変わる新しい価値を作り出すことにつながるのです。

まずは大人自身が今までの認識を転換させる必要があります。そのためにも、まずは「ほめグセ」をつける。子供たちが持つ新しい価値を発見するには、私達大人自身がこの「ほめグセ」をつけることが第一歩なのかもしれません。

とはいえ「まずはほめる」だけで子供が持つ新しい価値を見つけていくことは、相当困難な作業です。

ということで、次回は、この「新しい価値」を鮮明にしていきます :D

投稿者 isgitmhr : 2012年10月04日 List   

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