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2010年07月07日

つなぐ社会∞紡ぎ合う次代3~本当は集団に入ったのではなく社会に出たのだ~

前回は、「次代を読む」が書かれた当時の若者が、 「集団離れ」という状況に留まっていたのに対し、最近の若者達は、集団を「離脱」しているだけでなく、新たな集団を超えた「つながり」を構築し始めていることまで押さえることが出来ました。

そして今回はシリーズ3回目、集団を超えた繋がり を構築し始めたところから、次にどこに向かっていったのか を扱います。

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それでは、「次代を読む」の引用です。

人々は、これまで人生の節目ごとに(まるで一大事業であるかの如くに)「学校に入り」「企業に入り」「家庭に入る」のだと認識させられてきた。しかし、我々はそれらの「集団」に、本当に入ったのだろうか?それは、形だけ、上辺だけのことではないだろうか。本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出ていったのではないだろうか。

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【就職観の推移:私権活力が衰弱していこうの就職観を見ていくと、活力を出す為にはどうする?!という視点から⇒「楽しく働きたい」という項目を選択しているという事ガ分かります。また、近年ぐぐっと伸びている「人の為になる仕事をしたい」から、人の期待に応え喜んでもらえることが、自らの活力に繋がっていると、気づき始めてきたことが伺えます。】

 学校であれ、企業であれ、家庭であれ、「集団」に入れば、必ずその「集団」から身分(資格や肩書き)の獲得や利益の獲得という私権課題が強制的に与えられる。従って、子供や若者は自我・私権の主体となるしかない。社会が私権の獲得という目標に収束できていた時は、それでもまだ良かった。しかし、今や私権圧力は衰弱するばかりなので、何をしてももう一つ燃焼できないし、いつも何か物足りない。

だが、「集団」に入ったのではなく、本当は社会に出たのだと考えれば、全く別の世界が見えてくる。本当は社会に出た(=社会の当事者になりたい)のだとすれば、「集団」を超えた人(みんな)収束の潮流や、『みんなの期待』に応えたいというやりがい志向が、私権の衰弱と同時に生起したのは当然のことであり、それは人々が社会の当事者になろうとする可能性の発現だったということになる。

【みんなの期待に応えようとしている事例】
Q&Aサイト
Q&Aサイトとは、ユーザーが質問(悩み・疑問)を書き込んだことに対して、別のユーザーが答える「集合知型のソーシャルメディア」です。

質問者と回答者による双方向コミュニケーションの場といえますが、
通常その質問の瞬間だけの関係で終わります。ただQ&Aサイトでのやりとりはデータベースとして蓄積されることで、時間の経過とともに多くの人の質問に応えるサイト(集合知型のソーシャルメディア)として成長していきます。

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■代表的なQ&Aサイトの月間利用者数の推移
<参考サイト>
Q&Aサイトが人気を呼ぶ要因とは?

ソーシャル消費さまざまな社会問題の解決につながるモノやサービスが売れたり、NPOやNGOの活動を支援するチャリティ商品が売れているという意味だが、昨年のリーマン・ショック以降の世界同時大不況の中でも、これらの商品は売り上げを伸ばしている。

慶應義塾大学商学部の髙橋郁夫研究室とNTTレゾナントは、「企業のCSR活動と消費者の購買意欲に関するアンケート」を2008年10月に実施し、800名(男性50%、女性50%)から有効回答を得た。

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■企業の社会貢献活動につながっている商品の購買経験の有無
年代別クロス集計(n=800/単一回答)

③プロボノ「プロボノ」というのは、弁護士や公認会計士などの有資格者、各種コンサルタントやデザイナーなどの専門家、一流企業のビジネスパーソンなど、さまざまな分野のプロフェッショナルがボランティアとして社会貢献活動を行なうこと。

<参考リンク先>
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=223026

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100219/211732/?P=2

http://ameblo.jp/mainichi-education/entry-10519450119.html

【みんなの期待に応えようとしている事例】①②③に挙げたように、みんなの期待に応えることへ向けられる活力や情熱は、市場原理でははかることのできない純粋な応望意識の現れのように感じます。すごい時代になってきました

しかし、その「みんなの期待に応えたい :tikara: 喜ばれたい 」という意識が顕在化してきたものの、今ひとつ何に応えたら一番喜ばれるのか?

【皆が期待するものを対象化するにはどうしたらよいのか?】

ということが不鮮明です。次回は皆が期待するものを対象化するにはどうしたらよいのか?に焦点を当てて進めてみようと思います。

それでは、次回もおたのしみに★

投稿者 shijimi : 2010年07月07日 List   

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コメント

>皆が期待するものを対象化するにはどうしたらよいのか?

 確かに気になるところですね。
 最近仕事の場面で特に顕著に感じるのが、この期待を対象化できるか、否かがその人の仕事への活力を規定しているということ。

 期待をつかめる人は、どんどんそれに応えて、活力がupするけれど、逆につかめない人は、がむしゃらに働いても疲弊するだけということになっています。

 とすると重要なのは「期待を対象化すること」なのだと思います。

投稿者 だいち : 2010年7月8日 20:07

仕事は本来、人に期待され、
喜ばれるモノがほとんどだと思います。

期待を自覚することが大事だと思います。

投稿者 山崎英次 : 2010年7月8日 20:07

>皆が期待するものを対象化するにはどうしたらよいのか?

 確かに気になるところですね。
 最近仕事の場面で特に顕著に感じるのが、この期待を対象化できるか、否かがその人の仕事への活力を規定しているということ。

 期待をつかめる人は、どんどんそれに応えて、活力がupするけれど、逆につかめない人は、がむしゃらに働いても疲弊するだけということになっています。

 とすると重要なのは「期待を対象化すること」なのだと思います。

投稿者 だいち : 2010年7月8日 20:08

ソーシャル消費 30代以下では6割もの人がソーシャル消費の経験があるんですね。多くの若者の目が社会に向いているのがこれでよくわかります!

投稿者 shushu : 2010年7月8日 20:09

「いかにして人・社会の役に立つか」という視点で現実を捉えていけば、
既存の“やるべきこと”や“集団”という枠組みは、どんどんと変化していきますよね。

みんな、たくさんたくさん存在する“既存の枠組み”を超えていくことを期待しているのかもしれないなと思いました♪

投稿者 かおり♪ : 2010年7月8日 20:10

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