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2009年05月13日

家庭でのお手伝いが、子どもと親を変える?! ~子どもと親への生活指導とは?~

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>社会に出たときに、外圧に適応出来る素地を作る
>そのために「日々の習慣」はとても大切なようです

の続きです♪

原田隆史さんの著書、『大人が変わる生活指導 仕事も人生もうまくいく』から、引き続きご紹介いたします。

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 親の「しつけ力」の強化と子供との関係改善のために、家庭でやらせるお手伝いを決めさせます。「靴を揃える」「自分の弁当箱を洗う」「毎日お風呂を洗う」といったものです。それを家庭での子供の目標=奉仕活動として項目にし、親に毎日チェックしてもらいます。

 同時に生徒には、親に指一本でも触れたら絶対に許さないと厳しく念を押します。親のほうも当初は、おそるおそる子どもとかかわりはじめますが、私が応援し、しつけられるように後押しするのです。

 また、普段は子どもに書かせている日誌を親にも書いてもらい。家庭での取り組みを記録に残します。そしてそれを持って、毎日、学校に来てもらい、私が点検し、励ましていきます。母親の場合が多いですが、もちろん父親でもかまいません。要するに親を相手に大人の生活指導を行うのです。
 
 しばらく続けていると変化が生まれます。親自身に必ず変化が表れます。子どもとの関係が改善され、厳しさが生まれ、「ダメなことはダメ」としつけが出来るようになるのです。それと同時に家庭でのすさみがなくなり、暴れていた子どもの心からもすさみが引いていきます。

 問題行動が目立っていたある生徒は、両親による根気強い献身的な取り組みの結果、生まれ変わりました。陸上競技でも大阪代表になって大活躍したほどです。

 また、子どもにきちんとしつけをし、厳しく対峙できるようになった父親はその経験と指導のコツを、会社での部下育成に応用しました。すると、実力あるリーダーとなり、たいへんな業績を上げました。大人の生活指導が成功したわけです。この方は現在では独立し、経営者として活躍されています。家族経営が会社経営にも役立った例といえるでしょう。

 こうして、家庭での生活に目を向けたことで、子どもも大人も心のコップが上に向き、強い心が育ち、陸上日本一を継続し生み出すようになりました。

誰かの役に立つことを、毎日継続すること。まわりがそれをチェックし続けること そうやって圧力に対峙し続けた結果、当人や親が変わっていく

上記のような生活管理から規範圧力を生み出す方法は、家庭であってもしつけが上手くいく方法なのかなと思いました

投稿者 nakamenta : 2009年05月13日 List   

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