大正~昭和初期の恋愛【気分】 |
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2008年08月05日
大正・昭和初期時代の女性の意識はどこへいく?
大正・昭和初期時代には、主婦雑誌や小説からも伺えるように恋愛を意識するような書物が発行され始めてきます。
今回は、恋愛が意識され始めてきた大正・昭和初期の時代ついて追求してみたいと思います。
応援よろしくお願いします。
この時代では、家族制度によるお見合いが主流でした。
このときのお見合いは、両家の長がお見合い相手を決定し、本人たちは結婚するまで、お互いの顔を知らないものでした。
しかし、大正時代になると欧米文化がどんどん取り入れられ、これまであまり意識されてこなかった恋愛を強く意識する層が生まれてきました。
それは、主に都市部にいる若者でした。
しかし、その当時はお見合い結婚が主流であったため、恋愛を意識した若者たちは、恋愛で結び合うことを夢見て、叶わなかった人も多く、心中を図って一緒になるという意識をもった人も少なくなかったようです。
そんな時代の中で、少しずつ女性の意識が変化してきたようです。
その事例として挙げられるモダンガールは、恋愛の憧れと欧米文化の影響で生まれたもののひとつであったようです。
ちなみに、モダンガールになるための十か条もあったようです。
「婦人世界」1929年(昭和4年)7月号に掲載された記事。
「華宵のおしゃれ教室」松本品子著 河出書房新社 2007 より引用
欧米の文化を意識することが、女性の価値が高まるといっているような条文ですね。
特に、唇は提供しても、貞操は提供しちゃいけないというところが、女性の性価値を高める意識が強く働いていたのではないかと考えられます。
また、このような動きの背景には、欧米による意図的な策略が、まだいろいろあったように思えます。特に外国雑誌を5種類以上読まなきゃいけないという点で、その色が濃くあわられているといえます。
このように、大正・昭和初期の時代を境に徐々に女性の地位を向上させるような動きが活発化していったことが、今の時代に存在する消費をむさぼる専業主婦が生まれる布石になったのではないかと考えられます。 :confused:
今後、このあたりも注目し、女性の意識がどのように変化していったのか注目していきたいと思います。
:tikara:
以上カネキチでした :nihi:
投稿者 kaneking : 2008年08月05日 TweetList
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コメント
投稿者 かわい
モダンガールの資格10ヶ条!
かなり過激な資格ですな。
風刺なのか本音なのか、その真意の程が知りたい所ですが、それまでの規範と比較すると、目玉が飛び出るような変わりようだったんでしょうね。