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2008年05月23日

家庭の制度化

どうも、カネキチです。 😀

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現在、核家族の家庭が多いですよね。

どうもこの背景には、近代以降に決められた制度が深くかかわっているようです。

今回は、この家族形態がどうやって成り立ってきたのかについて追求してみたいと思います。

てなわけで、この続きの前に、ぽっちーお願いします。

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いま、家族と生活していても、法律によって規制されているなっていう意識は、全くありませんよね。

でも、憲法では、ちゃんと家族というものを定義しています。

そもそも、法律で決められた家族の定義って何なのでしょうか??

日本国憲法 第24条

1.婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

2.配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

どうやら日本国憲法 第24条は、家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等を定めたもののようです。

雰囲気的には、なんかめっちゃいいこと書いてあるやんって思っちゃいますね 😛

でも、そもそも個人の尊厳や平等は、どういう定義なのでしょうか?

日本国憲法 第13条

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

日本国憲法 第14条

1.すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

2.華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

3.栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

なるほど、憲法では、個人の尊重=自由とか平等という言葉を押しに押しまくってますね。

この言葉だけを見てみると、個人のことをすごく考えていますよ~とらえることができますね。

でも、いい感じのことは書いてあるけど、そもそも何で、個人とか平等を制度化しないといけなかったのでしょう?

また、これらの憲法を使って家族を制度化していかなきゃいけなかったのはなんででしょう?

どうしてそうする必要性があったのでしょうか?

といった「なんで?」がいろいろでてきますね。

今後、これらの点について背景を踏まえて、どんどん追及していってみたいと思います!! :tikara:

投稿者 kaneking : 2008年05月23日 List   

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コメント

憲法 第13条 では
すべて国民は、個人として尊重される。 との表記があり、

憲法 第24条 では
夫婦が同等の権利を有する と表記されていますよね。

ここに違和感を感じてしまいました。
独身の間は、個人の権利が尊重されていたのに
結婚した途端、個人の権利+夫婦同等の権利の2つを尊重しなくちゃいけない。

結婚したからといって、すぐに適応できるものなのでしょうか?笑
となると、結婚生活を円滑に進めるためには、
独身の時からあらゆる人の権利を尊重できるような広い視点が必要のような気がしました☆

投稿者 カルマン : 2008年5月24日 23:51

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