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2008年01月29日

実感したフリースクールの限界点

みなさんこんにちは、Silentserviceです。

前回、フリースクールの可能性についての記事を登校させていただきましたが、
今回はフリースクールの限界点を指摘したいと思います。

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さて、1年ボランティアスタッフとして生徒達の面倒を見たわけですが、
今振り返ってみると、「フリースクールだけに」感じた問題点・限界点が結構あったと
思います。勤める中、「自分はいったい何をやっているのだろう?」という疑問・自問自答
と格闘する毎日が続きました。食事当番なども、気が付くと一人で全員分のものを
用意していたり、洗濯やったり…おかげさまで、私個人は生活力が異常に鍛えられて
しまいました。 🙁

これは何でしょう?どうしてこのような結末を迎える事になってしまったのでしょう?!

一言で言って、「まとまりが無い」という事だったと思います。
親御さん達は、学校に入る時点で既に完全な「押し付け状態」。引き受ける側も、とにかく
引き取るという以上の方針は検討されておらず、当事者達には自分が関わっている意識も
無い。(★「フリー」という状態の恐ろしさを、身をもって思い知ってしまいました。)

しかし、それでは可能性が見えてこない。会議で、どうにか可能性はないものか?と
様々な視点で検討をしてみたのですが、押し付け・目的が見えない・主体性が無いなどの
問題点、フリースクールの抱える限界点は見えてきますが、やはり課題に収束できる
要素を発見することができませんでした。

他のフリースクールも色々検索してみましたが、察するに事情はあまり大差ないように
思われます。
無圧力空間自体が位置を移動させただけで、同じような事が展開され続けるという、
収束不全現象の実態が明らかになってしまったようです。

無圧力空間で、課題意識を持てない人々と共同生活を送ることで、無圧力とはどういう状態
であるのか?その中で自分はどう適応していけるか?を鍛える場としては、良い経験でした。
でも、このスクールで私が外圧に適応してもしょうがないんですよねえ… 😥

過保護・無圧力から「自由」へ…
何とも出口の見えない経路の渦中に身を置いてしまいました。

投稿者 32799000 : 2008年01月29日 List   

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