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2008年01月12日

現代家庭の崩壊とその受け皿【課題抽出】

さて、早速ですが私のチームでの今年の追求軸をグループで話し合ってみました。

2008年1月1日エントリーにて示した中から、

3.現代家庭の崩壊 ~その受け皿ってなに?

0026.jpg
{画像はこちらのサイトからお借りしました。}

に主眼をおいた追求を行っていきたいと思います。

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という事で、まずは現代家庭で現在見られる問題点をいくつか挙げてみました。

・キレる若者が増えるのは何で?
・児童虐待の起こる土壌とは?
・ニート、引篭もりの増える土壌とは?
・増え続ける心の病の温床とは?
・スクールカーストって何?
・過保護、過干渉の問題事例
・ネット上の相談サイトなどに見られる親の子育て不安
・熟年離婚は今後も増加するのか?また、その問題点とは?
・核家族家庭における子育て・介護の限界点に迫る

また、上記のような問題事例の中に見出せる可能性とは何か?
むしろ、この可能性=答えの提示にこそ、力点を置いて追求を行いたいと考えております。

●若者達の仲間収束⇒共認圧力の形成
若者達の間では既に仲間圧力が第一価値として顕在化していますが、その中には問題点と可能性の両軸が混在しています。
仲間圧力の形成される構造、及びその圧力を活かした可能性への収束軸を導き出していきましょう。

●家庭離脱の成功事例
「普通の家族が一番怖い」のは何故か?
この根拠を探ると共に、その形骸化した家庭からの離脱を行なった事でむしろ活力上昇している事例を探索します。
例えば、今後も増加が予測される熟年離婚。実は、この世代こそが恋愛結婚の走りであった世代でもある。
日本において自由恋愛思想を最先端で妄信してきた世代が、今度はその恋愛の果てに築き上げた家庭を離脱しようとしているのです。ある意味、核家族家庭の問題を最も実感しており、その問題性を素直に認めることが、次代への可能性へと繋がるのかもしれません。
また、家庭崩壊の末に施設へと放り出された子ども達、あるいは家出した少年・少女など。彼らが家庭の外で身に付けた適応力などに注目しつつ、普通の家庭には無い可能性を抽出してみたいと考えています。

●私権制度からの離脱による成功事例
不登校、引き篭り、あるいはフリースクール、転職組み、フリーター等など、現代社会の集団に馴染めずにいる人々も年々増えています。彼らは一般的にははみ出し者、不適応として扱われがちですが、一方で旧規範への不適応が最も早い段階で顕在化している存在とも取れます。そんな彼らの中に見出せる新たな規範や可能性はあるのか?多方面に渡って探索してみたいと思います。

●子育て、介護に必要な場の創出
核家族家庭における限界が明らかに露呈しているのが、子育て・介護、あるいは少子・高齢化という社会現象。既に人口減少へと舵を切ったこの国の行方は、明らかに家庭の外に答えを見出していく以外にありません。

■年代ごとの意識潮流の変遷
上記に上げた問題点・可能性を整理しながら、家庭崩壊の根本原因をしっかりと抑えなおしていきます。
現在の親世代(20~30代:団塊ジュニア中心)を起点に、40代・50代・60代・70代(1960年辺りまで)と遡り、各世代の子育てとその社会背景(圧力構造)を押さえ、規範の崩壊過程や自己中意識の蔓延状況などのポイントを探り当てていきます。
各世代ごと、親と子の意識のズレや子育て規範の中身などを具体的に収集し、その比較検討や問題現象の根本原因などが探り出せれば、今後の子育て・教育・家族の在り様などに必要な要素も見つけられると考えています。

さて、盛りだくさんの内容となりましたが、これらの問題点・探索ポイントに沿って、じっくり取り組んでいきます。

多方面への探索と同時に、多くの方の実感や実例も必要になってくるでしょう。一緒に追求してみたい!という方の参戦を期待しつつ、さっそく問題事例収集からスタート!

上記課題設定の中で、力になれるよ!という方、当ブログは会員制で協働者を常に募集しています。是非参加をご検討下さい。
詳しくは、ページトップにある【管理人へメール】のところをクリックしてお問い合わせ下さい。

宜しくお願いします。
そして、応援もよろしくお願いします。

かわいでした。

投稿者 kawait : 2008年01月12日 List   

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